ジョン・ラナン
ジョン・エドワード・ラナン(John Edward Lannan, 1984年9月27日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ナッソー郡ロングビーチ出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。 経歴ナショナルズ時代2005年のMLBドラフト11巡目(全体324位)でワシントン・ナショナルズから指名され、プロ入り。 2007年にA+級ポトマック・ナショナルズ、AA級ハリスバーグ・セネターズ、AAA級コロンバス・クリッパーズの3つの階級で12勝3敗・防御率2.31を記録し、ナショナルズ傘下の最優秀投手に選出された[1]。7月26日にメジャー初昇格[2]し、同日の対フィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビューを果たしたが、5回にチェイス・アトリーとライアン・ハワードに連続死球を与え、危険球退場となった。デビュー戦での退場は1997年のアーロン・ブーン以来[3]。8月26日にAAA級コロンバスへ降格し[4]、メジャー1年目を6試合の先発登板で2勝2敗・防御率4.15・10奪三振の成績で終えた。 2008年は、開幕をAAA級コロンバスで迎えたが、4月5日にチャド・コルデロの故障者リスト入りに伴い、メジャー昇格[5]。ローテーション入りを果たしたラナンは、31試合の登板で9勝15敗と負け越したが、21QSは新人選手として両リーグ最多、1986年以降の新人選手では5位タイとなった[6]。 2011年はチームで唯一の二桁勝利(10勝)を記録。 2012年はジオ・ゴンザレスの加入などで先発陣が充実したため長らくマイナーに留まっていたが、スティーブン・ストラスバーグが投球回数制限で登板を終えてからは、その代役としてメジャーに昇格した。シーズン終了後の11月30日にFAとなった。 フィリーズ時代2012年12月18日に年俸250万ドル、出来高250万ドルの1年契約でフィリーズと合意した[7]。 2013年は14試合に先発登板して3勝6敗・防御率5.33・38奪三振の成績を残した。10月17日にFAとなった。 メッツ時代2014年1月18日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[8]。3月27日にメッツとメジャー契約を結び[9]、開幕ロースター入りした。開幕後は5試合に登板したが、4月16日に40人枠を外れ、傘下のAAA級ラスベガス・フィフティワンズへ降格した[10]。オフの10月にFAとなった[11]。 メッツ退団後2014年11月18日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結ぶ。 2015年は傘下のAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、26試合(先発25試合)に登板して6勝10敗・防御率5.39・83奪三振の成績を残した。オフの11月7日にFAとなった[12]。12月16日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ。 2016年は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、25試合(先発19試合)に登板して7勝8敗・防御率5.24・55奪三振の成績を残した。オフの11月7日にFAとなった[12]。 2017年3月1日にプロ入り時の古巣であるナショナルズとマイナー契約を結んだ[12]。6月8日に解雇となり、6月19日に独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約。8月13日に現役引退を表明した。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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