ジョージ・リード (画家)
ジョージ・リード(Sir George Reid PRSA、1841年10月31日 - 1913年2月9日)は、スコットランドの画家である。肖像画や風景画を描いた。スコットランド王立アカデミーの会長を務めた。 略歴アバディーンに生まれた。絵を描くのに熱心で、1854年から7年間、アバディーンの版画出版会社、 Messrs Keith & Gibbで、徒弟として働いた。1861年に各地を旅して肖像画を描いていたウィリアム・ニドリー(William Niddrie)という画家に絵を習った。ニドリーは風景画家のジェームズ・ジャイルス(James Giles)の弟子であった人物である[1]。その後、エディンバラの美術学校で学んだ。 アバディーンに戻り、風景画や肖像画を売って生活するようになった。詩人で小説家のジョージ・マクドナルドの肖像画で肖像画家として注目されるようになった。風景画も描いたが、満足できなかったため、1865年にオランダのユトレヒトに旅し、オランダの風景画家のモリンヘル(Alexander Mollinger: 1836-1867)に学び[1]、その風景画のスタイルを変えた。1868年にパリを訪れ、アカデミック美術の画家、アドルフ・イヴォン(1817-1893)に学んだ。1872年には、デン・ハーグで、ハーグ派の画家、ヨゼフ・イスラエルス(1824-1911)と過ごし、風景画の分野でも評価されるようになった。 1870年に王立スコットランド・アカデミーの準会員に選ばれ、1877年に正会員になった。1891年から1902年までアカデミーの会長を務めた。1900年のパリ万国博覧会の展覧会に出展し金メダルを受賞した。 1902年にナイトの称号も受けた[2]。 晩年までエディンバラで主に暮らしていたが[3]、1913年にイングランド南西部の観光地、サマセットで亡くなった。 作品
脚注
参考文献
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