ジョー・イングレット
ジョゼフ・スティーブン・イングレット(Joseph Steven Inglett, 1978年6月29日[2]- )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サクラメント出身の元プロ野球選手(ユーティリティープレイヤー)。右投左打。愛称は"ブードゥー・ジョー(Voodoo Joe)"[3][4] 。 経歴ネバダ大学リノ校ではライアン・チャーチ、ライル・オーバーベイ、チャド・クオルズとチームメイトだった[5]。2000年のドラフト8巡目(全体246位)でクリーブランド・インディアンスから指名され入団。 2006年6月21日に27歳でメジャーデビュー。この年は主に二塁手として64試合に出場して打率.284を記録。 2007年はマイナー暮らしが続き、インディアンスからウェーバー公示され、9月14日にトロント・ブルージェイズへ移籍した。結局この年はわずか2試合の出場に終わった。 2008年はアーロン・ヒル、スコット・ローレン、バーノン・ウェルズといった主力野手からユーティリティープレーヤーのジョン・マクドナルドに至るまで故障が相次いだため、イングレットの出場機会が増加した[3]。後半戦は主に「1番・二塁手」として活躍した。最終的に109試合(二塁で66試合、三塁で6試合、遊撃で2試合、外野で34試合)に出場して打率.297をマークした。 2009年はロースターに空きがなく、開幕をAAA級で迎えた。5月22日になってメジャーへ昇格したが、低打率に苦しみメジャーとマイナーを往復する日々が続いた。8月にアレックス・リオスが放出され、ライトのレギュラーをつかむチャンスだったが、ホセ・バティスタにその座を奪われた。 12月5日にウェーバーでテキサス・レンジャーズに移籍。しかしコルビー・ルイスの獲得に伴い2010年1月27日にミルウォーキー・ブルワーズへ再びウェーバー移籍。 2011年2月18日にタンパベイ・レイズとマイナー契約。3月27日にヒューストン・アストロズへトレード移籍するが、5月27日に解雇された。 選手としての特徴内外野を問わず多くのポジションを守れる典型的なユーティリティープレイヤー。本職の二塁手以外に、遊撃手、三塁手、左翼手、中堅手、右翼手、指名打者での出場経験がある[6]。2008年までは二塁を守ることが多かったが、2009年は正二塁手アーロン・ヒルが打撃好調でポジションを不動のものとしたため、二塁での出場はなくなり、専ら外野手での起用となった。 長打力はないが、俊足巧打が持ち味で2008年は109試合の出場で打率.297をマークした。マイナーリーグでの通算で3割を超える打率を残している。盗塁成功率も高く、通算では8割を超える。 年度別打撃成績
年度別投手成績
脚注
外部リンク |
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