スローイン![]() スローイン(Throw-in)は、スポーツにおいてボールを手で投げてゲームを再開するルール。 サッカー概要スローインは、ボールが完全にサイドラインを越えたときに、ボールがラインを越えた位置から、ボールを出してしまった選手の相手のチームの選手によってボールを両手で投げることによってプレーを再開するものである。 種類![]() スローインのうち、おおむね30メートル以上先へ到達するものをロングスロー (long throw) と呼ぶ。また、前方転身の勢いを利用してスローインを行うものをハンドスプリングスロー (handspring throw) またはフリップスロー (flip throw) と呼ぶ。2012年2月24日に日本で開催されたキリンチャレンジカップ日本対アイスランド戦でアイスランド代表のステインソール・フレイル・ソルステインソンがこのスローインを行って話題となった[1]。 規定サッカーのルールである、Law of the Game(日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)では第15条「スローイン」(Throw-in)において規定がなされている。 スローインによって直接ゴールを狙うことは認められていない。競技団体によって、フィールドとピッチの定義が異なるが、本項ではどちらも同義とし、タッチラインとゴールラインで囲まれた部分としている。 スローインを実施する競技者(スローワー)は任意の競技者を選ぶことができる。ゴールキーパーでも構わない。
反則
上記規定の方法以外でスローインを行った場合、ファウルスローで相手チームによるスローインで試合が再開される。ファウルスローになるスローインの方法としては
などがある。 その他フットサルやビーチサッカーでは、タッチラインをボールが越えた際にキックインでプレーが再開される。 11人制のサッカーでもスローインに代わってキックインでのプレー再開が検討された時期があり、1993年のU-17世界選手権では試験的にキックインが導入されたが、その後の大会で採用されることはなかった。 ラグビー→詳細は「ラインアウト」を参照
ラグビーでは、ボールか、ボールを持った選手がラインを割ったとき、スローインを行う。両チームがラインを割った地点から伸びるラインに対し垂直な線、「ラインオブタッチ」を挟んで並ぶ。ボールを投げるプレイヤーはこの線上に投げなければならない。 ハンドボール→詳細は「ハンドボール § スローイン」を参照
ハンドボールでは、ボールがサイドラインからコート外に出た場合に、最後にボールに触れた選手の相手チームにより行われる。ボールがコートから出た地点のサイドラインを踏んで行われ、直接のゴールも認められる。 バスケットボール詳細は「スローイン (バスケットボール)」を参照。 脚注
参考文献
関連項目
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