スーパーテトリス3
『スーパーテトリス3』 (SUPER TETRIS 3) は、トーセが開発しBPSより1994年12月16日に発売されたスーパーファミコン用落ち物パズル。 本家「テトリス」に当たる「テトリスクラシック」の他、テトリスをアレンジした「マジカリス」、BPSが1991年に発売した『スーパーテトリス2+ボンブリス』のモードの一つ「スパークリス」もプレイできる。1人プレイの他、2プレイヤーによる対戦プレイも可能。また、マルチタップを使用して最大4人まで同時対戦が可能な「ファミリーテトリス(ファミリス)」モードもある。 ゲームモードテトリスクラシック英字表記は「TETRISclassic」。一般的なテトリス。「エンドレスモード」と「スタンダードモード」の2通りの方法でプレイできる。ルールの詳細はテトリスの項目を参照。
マジカリス英字表記は「Magicaliss」。語源は Magical + Tetris だが意図的に綴りは変えられている。テトリスに色の要素を加えたゲーム。テトリス同様、「エンドレスモード」と「スタンダードモード」が用意されている。
ブロックには赤、緑、青のいずれかの色が付いている。また、それに加えてシルバーブロックとオールマイティブロックがある(シルバーブロックは他のブロックと違い1~3つの正方形から構成されている)。 ラインをすきまなくそろえるとそのラインが消えるのはテトリスと同じだが、シルバーブロックはその方法では消すことができない(それを逆に利用して連鎖も可能)。同じ色のブロックでラインをそろえると「マジカリス」となり、その色のブロックが全て消えてシルバーブロックが全てその色に変わる。ただし、マジカリスを1回発動させるとブロックの落ちるスピードが一時的に1レベル分上がるので頻繁に使用すると難易度を上げてしまう。(ラインを揃えて次のレベルに上がるとそのレベルのスピードになる。)シルバーブロックのみでマジカリスを決めると、シルバーブロックのみが全て消える。また、オールマイティブロックは他のいずれかの色の代わりにすることができる。 赤、緑、青のブロックは何回か回転させることで他の色に変えることができる。画面左の色の付いたゲージは、あと何回ブロックを回転させれば色が変わるかを示している。右回転すればゲージは右に進み、左回転すれば左に戻る。ただしこのゲージは対戦モードでは表示されず、自力で欲しい色を見つけ出す必要がある。 ゲーム開始時に「NORMAL」と「BEGINNER」を選ぶことができ、「BEGINNER」にするとXボタンかYボタンを押すと即座に色の変更ができるが、最高得点は記録されない。また、対戦モードでは選ぶことができない。 スパークリス英字表記は「Sparkliss」。語源は Spark + Tetris だが意図的に綴りは変えられている。前作の『ボンブリス(Bombliss)』と少し似ている。「コンテストモード」と「パズルモード」が用意されている。
ファミリーテトリス最大4人まで同時対戦プレイが可能なテトリス。「Familiss(ファミリス)」とも表記され、語源は Family + Tetris だが意図的に綴りは変えられている。 画面が4分割されているため、通常のテトリスよりもフィールドが狭い。各プレイヤーのフィールドの下にはターゲット表示があり、ラインを消したときの表示により、表示されたプレイヤーのラインをせり上げたり減らしたりすることができる。最後まで生き残ったプレイヤーが1位となる。 スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・6・6・6の合計24点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、19.0点(満30点)となっている[3]。
脚注
外部リンク |
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