タイ・トゥイバサ
タイ・トゥイバサ(Tai Tuivasa、1993年3月16日 - )は、オーストラリアの男性総合格闘家。ニューサウスウェールズ州シドニー出身。タイガームエタイ & MMA/アメリカン・キックボクシング・アカデミー/TK MMA & フィットネス所属。UFC世界ヘビー級ランキング10位。元Australian FCヘビー級王者。タイ・ツイバサとも表記される。 ![]() 来歴サモア人の父とウィラジュリ(オーストラリア先住民)の母から生まれた。ナショナルラグビーリーグのシドニー・ルースターズに所属していたが、自身のギャンブル依存症が原因で引退している[3]。格闘技は17歳から始め、2012年に総合格闘技デビュー[2]。 2016年6月18日、Australian FCヘビー級タイトルマッチでブランドン・ソソリと対戦し、肘打ちで開始21秒のKO勝ち。王座獲得に成功した[4]。 2016年10月15日、Australian FCヘビー級タイトルマッチでジェームス・マクスウィーニーと対戦し、1R終了時にコーナーストップでTKO勝ちを収め王座の初防衛に成功した。 UFC2017年11月19日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Werdum vs. Tyburaでラシャド・コールターと対戦。右ローキックでダウンを奪い、直後に左飛び膝蹴りで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]。 2018年6月9日、UFC 225でヘビー級ランキング9位の元UFC世界ヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーと対戦し、3-0の判定勝ち[6]。 2018年12月2日、UFC Fight Night: dos Santos vs. Tuivasaでヘビー級ランキング7位の元UFC世界ヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスと対戦。右ローキックを効かせるものの、カウンターの右フックでダウンを奪われパウンドで2RTKO負け。キャリア初黒星を喫した[7]。 2019年6月8日、UFC 238でヘビー級ランキング13位のブラゴイ・イワノフと対戦し、0-3の判定負け[8]。 2021年7月10日、UFC 264でグレッグ・ハーディと対戦。右ストレートを貰いぐらつくものの、直後にカウンターの左フックでダウンを奪いパウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[9]。 2021年12月11日、UFC 269でヘビー級ランキング11位のアウグスト・サカイと対戦し、右フックで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[10]。 2022年2月12日、UFC 271でヘビー級ランキング3位のデリック・ルイスと対戦し、右肘打ちで2RKO勝ち。3試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、5連勝を飾った[11]。 2022年9月3日、UFC Fight Night: Gane vs. Tuivasaでヘビー級ランキング1位のシリル・ガーヌと対戦。2Rに右フックでダウンを奪うも、スタンドの攻防で終始劣勢に立たされ、3Rにカウンターの右ストレートでぐらつき追撃の左フックでKO負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[12]。 2022年12月3日、UFC on ESPN: Thompson vs. Hollandでヘビー級ランキング5位のセルゲイ・パブロビッチと対戦し、右アッパーでダウンを奪われパウンドで1RKO負け。 2023年9月10日、UFC 293でヘビー級ランキング7位のアレキサンダー・ヴォルコフと対戦し、エゼキエルチョークで2R一本負け[13]。 2024年3月16日、UFC Fight Night: Tuivasa vs. Tyburaでヘビー級ランキング10位のマルチン・ティブラと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本負け[14]。 2024年8月18日、UFC 305でヘビー級ランキング12位のジャルジーニョ・ホーゼンストライクと対戦し、1-2の判定負け。5連敗となった。なお、ホーゼンストライクの完勝とも言える試合内容であったため、30-27でトゥイバサの勝利と採点したジャッジのハウィー・ブースに批判が集まり、ブースは同大会コーメインのカイ・カラ=フランス対スティーブ・エルセグのジャッジも務める予定であったが、この採点を受けて即座に別のジャッジに変更された[15][16]。 人物・エピソード
戦績
獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目外部リンク |
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