タサン志麻
タサン 志麻(タサン しま、仏: Shima Tassin、1979年[1] - )は、日本の家政婦・料理人。山口県長門市出身[2][3]。 来歴幼少期から料理に親しむ環境に育つ[3]。山口県立大津高等学校(現在の山口県立大津緑洋高等学校)を卒業した。 1999年、大阪あべの・辻調理師専門学校及び辻調グループフランス校を卒業した[1]。三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」での修行を経て、帰国後は四谷の老舗フランス料理店やビストロで15年間料理人を務めた[4][5]。 渡仏時に知り衝撃を受けたフランスの家庭料理と、「日本のフランス料理」との違和感から2015年に料理人としての仕事を辞め、家庭料理を学ぶべく再び渡仏することを決意するが、渡航資金を貯めるために勤めたアルバイト先の飲食店で15歳年下のフランス人男性と知り合い、結婚した。 妊娠を機に、自分のペースで働けるようにフリーランスの家政婦としての仕事を始める[3]。料理人としての経験を生かし、依頼先の家庭の冷蔵庫にある食材で家族構成に合わせた1週間分のつくりおきを片付け込み3時間で仕上げる仕事ぶりが評価され、「予約が取れない伝説の家政婦」として評判を集める[3][4]。 2017年2月に『沸騰ワード10』(日本テレビ系列)にて「伝説の家政婦・志麻さん」として出演し話題となり、2018年5月には『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)にも出演した。以後、家政婦としての仕事と並行して、数多くのレシピ本出版やメディア出演、料理イベントの講師、食品メーカーのレシピ監修などを行っている。 家族はフランス人の夫と2男1女[1]。2021年には第13回ベストマザー賞(特別部門)を受賞した[6]。2023年、地方の山あいに古民家を買い、フルリノベーションして暮らすために移住した。リフォームの様子は「自宅改装ドキュメント」として『沸騰ワード10』で放送される。 著書レシピ本
その他
出典
外部リンク
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