タピッツフライ
タピッツフライ(英:Tapitsfly[1])は、アメリカ合衆国生産の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2012年のジャストアゲームステークス(GI)、ファーストレディステークス(GI)。 競走馬時代2009年にデビューし、第2回ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ(当時は国際グレードなし)に優勝[4]。 3歳時(2010年)は故障のため全休し、2011年になってレースに復帰する[5]。 2012年のジャストアゲームステークスで5歳にしてGI初制覇を果たし、ラストランとなったファーストレディステークスでGI2勝目を挙げた[5]。通算成績は24戦7勝(重賞4勝)。ダートを主戦場とするタピットの産駒としては珍しく、芝のレースで高い適性を発揮した。 年度別競走成績
繁殖牝馬時代2012年11月5日に行われた「Fasig-Tipton November Sale」において、吉田勝己によって185万ドル(当時のレートで約1億5000万円[注 1])で落札され[6]、日本のノーザンファームで繁殖入りした。 繁殖入り後は2年間不受胎が続いたが[7]、2016年1月24日、初仔となる父ディープインパクトの牝馬(グランアレグリア)が誕生し、サンデーサラブレッドクラブから総額7000万円で募集された[8]。2番仔となる父ディープインパクトの牡馬(ブルトガング)は、サンデーサラブレッドクラブより総額1億5000万円で募集[9]、2019年6月21日デビューし新馬戦を圧勝したがその後腰椎狭窄による腰萎のため安楽死処分となった[10]。 2018年3月2日に死亡[11]。同年10月6日、グランアレグリアがサウジアラビアロイヤルカップを制し、産駒初のJRA重賞制覇となった[12]。グランアレグリアはその後、2019年桜花賞、2020年安田記念・スプリンターズステークス・マイルチャンピオンシップ、2021年ヴィクトリアマイル・マイルチャンピオンシップと6つのGI競走を勝利し、2019年度のJRA賞最優秀3歳牝馬、2020年度のJRA賞最優秀短距離馬に選出されている。 血統表
脚注注釈
出典
外部リンク
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