タンタンの長編アニメーション映画
タンタンの長編アニメーション映画(タンタンのちょうへんアニメーションえいが)では、ベルギーの漫画家エルジェによる漫画(バンド・デシネ)『タンタンの冒険』を題材とした長編アニメーション作品について記す。ベルギーのベルヴィジョン・スタジオにて、全2作品が制作された。 タンタンの冒険旅行 太陽の神殿
タンタンの冒険の中の「ななつの水晶球」と「太陽の神殿」の2冊を原作とする劇場版長編アニメーション。基本的な進行は原作に沿っているが、原作にはない登場しない王の娘(王女)が登場する。
タンタンの冒険旅行 湖底のひみつ基地
エルジェの原作には存在しない完全オリジナル作品。 湖底にあるビーカー教授の屋敷兼ラボに招待されたタンタン一行であったが、教授が開発したという装置を悪の組織に狙われ、地元の子供たちも危機にさらされる中、タンタンが悪の組織に挑むというストーリー。
日本語版について日本では1989年、『タンタンの冒険旅行 太陽の神殿』のVHSが発売され、翌1990年には『タンタンの冒険旅行 湖底のひみつ基地』のVHSも発売された。発売元はいずれも日活で、日本語吹替版であった。 その後2000年から2002年にかけて、カートゥーン ネットワークで上記2作品が放映された。邦題および翻訳は日活版から変更され、声優も一部を除いてネルバナ・Ellipse制作のアニメ『タンタンの冒険』に準じたキャストへと一新されている。 2007年4月、シネフィル・イマジカから「タンタンの冒険旅行〈劇場版アニメーション〉メモリアルDVD-BOX」が発売された。これはエルジェ生誕100周年を記念しての限定発売。なお、2002年にカートゥーン ネットワークで放映されたベルヴィジョン・スタジオ製作の旧TVシリーズを約1時間に編集した『ビーカー教授事件』も入っている。特典映像としてカートゥーン ネットワークで放映された「太陽の神殿」でカットされた一晩森で過ごす時にソリーノが歌うシーンが収録されている。
脚注注釈出典
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