ダスティン・ホフマンになれなかったよ
「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」は、大塚博堂の同名義によるデビュー曲である。1976年6月25日発売。同名のアルバム『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』もデビューアルバムとして同年8月25日に発売されている。曲中にダスティン・ホフマンの名前や、彼の代表作(「ジョンとメリー」「卒業」)の名前が織り込まれている。 シングル
エピソード
編曲本曲は、シングルとアルバムで収録時間が違う。シングルでは前奏及び間奏がショートカットされている。シングルバージョンは2003年発売の『大塚博堂 GOLDEN☆BEST 大塚博堂 シングルス』で初CD化する。 収録曲(全作詞:藤公之介/作曲:大塚博堂) アルバム
内容“ハートフルな男が独り…、愛を謳う男大塚博堂のデビューアルバム”と銘打たれた。32歳と言う異例の遅いデビューであるが、レコード会社は32歳だからこその人生経験、大人の世界を歌うアーティストとして、あえてデビューさせた。藤公之介の詩に博堂のメロディをつけ、愛・青春・望郷などを歌う。8は、博堂が尊敬しているジョルジュ・ムスタキ(Georges Moustaki)の曲に、自ら訳詞して歌った曲である。“青春は見送るもの、されど人生は迎えるもの”と言ったテーマもある。編曲陣は、森岡賢一郎、あかのたちお、惣領泰則、奥村チヨ「終着駅」で知られる横内章次、若手の新鋭佐藤準がそれぞれ担当する。 1987年9月30日に『過ぎ去りし想い出は』の収録曲と合同で1枚のCD(タイトルは『ダスティン・ホフマンになれなかったよ〜過ぎ去りし想い出は』)として発売された[2]。ただし、『過ぎ去りし想い出は』の収録曲は容量の関係で4曲未収録となっている[2]。 1994年11月2日に単体でCD化した[3]。 2023年1月25日に、紙ジャケット仕様のCDとして再発売された[4]。 評価リリース時『報知新聞』1976年7月19日付のレコード評「歌詞に映画俳優、外国映画の固有名詞を入れて、アクセントをつけようとしている。おかげで一度聞いただけでメロディが残る。だけど、なぜダスティン・ホフマンなのか分かんないナ。"『いちご白書』をもう一度"は、曲が映画のイメージに合ってよかったけど、この"固有名詞ソング"は、ちょっといただけない。♪『卒業』をおぼえているかい、花嫁を奪って逃げる…とか、非常に説明的な歌詞で、映画のムードをいかしてないもの。歌はインスタント歌手とちがってうまいし、いい声をしてると思うが」[5]。 収録曲
脚注
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