ダークエイジオブキャメロット
『ダークエイジオブキャメロット』(Dark Age of Camelot、DAoC)はMythic Entertainment社開発のMMORPG。エバークエストのゲームシステムを参考にしている。 ゲーム世界のベースはアーサー王伝説、それに、ケルト神話と、北欧神話をミックスし、大規模なプレイヤーとプレイヤーの対戦(Realm vs Realm RvR)をメインとしている。 2006年12月をもって日本語版AKATSUKIサーバーがアメリカサーバーへと移行し、日本語版は廃止された。 世界観ゲームは、3つの国家からなる。このそれぞれの国家をレルム(Realm)と呼ぶ。プレイヤーは何れかのレルムの一員となり、国境が重なる辺境の地(フロンティア)を舞台にレルム戦を繰り広げる。 レルムには以下の3つがある。
それぞれのレルムで特徴的な種族とクラスが選択できる。 レルム間戦争(RvR)100人近いPC同士がぶつかり合うこともある。 目的のひとつにエクスカリバーの鞘、トールのハンマー、ルーグの槍など、各国のストーリーを象徴するアイテムである相手国のレリック(国宝 relic)を手に入れることがある。
フロンティアで繰り広げられるレルム間戦争において、プレイヤーは敵レルムメンバーを倒す事でレルムポイントを入手できる。このレルムポイントを増やす事により、キャラクターのレベルとは異なるレルムランクを上げる事ができる。プレイヤーはレルムランクを上げる事により得られるポイントを消費し、レルムスキルというスキルを学びキャラクターを強化する。 フロンティアには、幾つかの砦(キープ Keep)と、それぞれの砦には付随する4つの塔(タワー Tower)が点在しており、キープと4つのタワーを自国の支配下におくことによって、制圧拠点へ瞬時にワープすることが可能になる。
DAoCは3国間の大規模戦闘を機軸に設計されたゲームだが、大規模戦闘だけでなくプレイヤーはさまざまなプレイ形態で遊ぶことができる。特に、より高度な連携が要求される小規模戦闘(8vs8)を理想とするプレイヤーベースの文化が海外のコアプレイヤー中心に発展し、日本でも次第に浸透していった。 RvRで一般的なプレイ形態は大きく分けて、soloと8manである。soloでは、グループを組まずに1人で行動する。後述の敵グループに見つかると数的に不利なため、敵から身を隠すことが出来るステルサークラスがsoloに適している。ステルサークラス以外にも、デュエルなどを目的に腕に自信のあるプレイヤーがsolo行動することがある。8manでは、8人のグループ(フルグループ fg)を組んで行動する。フロンティアを巡回して、敵レルムのfgと8vs8の戦闘をして勝つことが8manグループの主な目的である。バランスの良いクラス構成のグループを結成し、戦闘中は連携を取り合うことが8vs8の要となる。
どのプレイ形態においても、もし3つのレルムが同時に遭遇すると三つ巴の戦いになることが、DAoCのRvRに特有の魅力となっている。参加のハードルを下げるため、死亡によるペナルティはほとんどない。 なお、Realm vs Realm略してRvRはMythic Entertainmentの登録商標である。 ※買収により現在はEAの登録商標。 拡張パッケージ内容
参考文献
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