チアゴ・アウベス (格闘家)
チアゴ・アウベス(Thiago Alves、1983年10月3日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。セアラー州フォルタレザ出身。アメリカン・トップチーム所属。現BKFCミドル級王者。 強烈な打撃と、抜群のテイクダウンディフェンスを持つストライカー[1]。 来歴15歳の時にブラジルでムエタイを始め、17歳の時に総合格闘技の練習を始めた。19歳で渡米しアメリカン・トップチームに入門した。 2001年10月8日、プロ総合格闘技デビュー。 UFC2005年10月3日、UFC初参戦となったUltimate Fight Night 2でスペンサー・フィッシャーと対戦し、三角絞めで一本負け。 2006年12月30日、UFC 66でトニー・デソーザにKO勝ちを収めるも、試合後の検査において、禁止薬物の一つである利尿剤(スピロノラクトン)の陽性反応により、ネバダ州アスレチック・コミッションより8か月間の出場停止処分と、5,000ドルの罰金が科せられた[2]。 2007年9月19日、UFC Fight Night: Thomas vs. Florianで弘中邦佳と対戦し、膝蹴りでTKO勝ち。11月17日、UFC 78でクリス・ライトルと対戦し、左瞼をカットさせドクターストップでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2008年4月2日、UFC Fight Night: Florian vs. Lauzonでカロ・パリジャンと対戦し、膝蹴りでTKO勝ち。 2008年6月7日、UFC 85でマット・ヒューズと対戦し、跳び膝蹴りでダウンを奪いパウンドでTKO勝ち[3]、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。この試合はアウベスが4ポンドの体重超過をしたため175ポンド契約で行われた[4]。 2008年10月25日、UFC 90でジョシュ・コスチェックと対戦し、判定勝ちで7連勝となった[5]。 2009年7月11日、UFC 100でジョルジュ・サンピエールの持つ世界ウェルター級王座に挑戦し、テイクダウンを奪われ続けての判定負けを喫し王座獲得に失敗した[6]。 2010年3月27日のUFC 111でジョン・フィッチと対戦予定であったが、開催2日前の25日に行なわれたCTスキャンで脳の異常が見つかりドクターストップがかかり、欠場となった[7]。 2010年8月7日、UFC 117でジョン・フィッチと対戦し、0-3の判定負けを喫した[8]。この試合はアウベスが1.5ポンドの体重超過をしたため171.5ポンド契約で行われた[9]。 2010年12月11日、UFC 124でジョン・ハワードと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[10]。 2012年3月3日、UFC on FX 2でマルティン・カンプマンと対戦。試合全体をコントロールするものの3R後半に仕掛けたタックルにギロチンチョークを合わせられ一本負け。 その後、連戦による負傷が原因で約2年間オクタゴンを離れる事となった[11]。 2014年4月19日、UFC on FOX 11でセス・バジンスキーと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2015年1月31日、UFC 183でウェルター級ランキング13位のジョーダン・メインと対戦し、右ミドルキックでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2015年5月30日、UFC Fight Night: Condit vs. Alvesでウェルター級ランキング4位のカーロス・コンディットと対戦。コンディットの肘打ちで鼻を骨折しドクターストップでTKO負け。 2016年11月12日、ライト級転向初戦となったUFC 205でジム・ミラーと対戦し、0-3の判定負け。 2017年4月8日、階級をウェルター級に戻しUFC 210でパトリック・コーテと対戦し、3-0の判定勝ち。 ベアナックル・ボクシング2020年9月11日、ベアナックル・ボクシングデビュー戦となったBKFC 12でジュリアン・レーンと対戦し、2-1の5R判定勝ち。 2021年6月26日、BKFC 18のBKFCミドル級初代王座決定戦でユリシーズ・ディアスと対戦し、3R終了時にドクターストップでTKO勝ち。王座獲得に成功した。 戦績総合格闘技
ベアナックル・ボクシング
獲得タイトル表彰出典
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