ティアマット (バンド)
ティアマット(Tiamat)は、スウェーデン出身のヘヴィメタル・バンド。 結成当初はブラックメタルをプレイし、デスメタル/ドゥームメタルから、ゴシックメタルへと変遷している。 略歴![]() 1987年、ヨハン・エドルンド (Vo/G)、ヨルゲン・スルベリ (B)、ステファン・ラゲルグレン (G)、アンデシュ・ホルムベリ (Ds)で、ブラックメタルバンド、トレブリンカ (Treblinka)を結成。 1989年にデビューアルバムの自主制作開始。録音後、ラゲルグレンとホルムベリが脱退。これを契機にバンド名をティアマット (Tiamat)に改名する。 1990年にイギリスのCMFTプロダクションズから1stアルバム『Sumerian Cry』をリリースしデビューした。バンドのスタイルはエドルンドのリーダーシップによってシュメール神話を歌詞のテーマにし、マーシフル・フェイト、キャンドルマス、ピンク・フロイド、キング・クリムゾンの影響を感じさせるデスメタル・スタイルになっている。この後、センチュリー・メディア・レコードと契約。 1992年、スルベリが脱退。オリジナルメンバーはエドルンドだけとなる。 1994年、4thアルバム『Wildhoney』をリリース。このアルバムは当時の主流に無いサウンドとして話題になった。翌年にはヴァッケン・オープン・エアに出演。 1997年、5thアルバム『A Deeper Kind of Slumber』をリリース。この後のアルバムは以前プレイしていたようなエクストリーム・メタルの路線をやめ、ゴシック・ロックの方向へと進んでいくことになる。最近のアルバムはシスターズ・オブ・マーシーやピンク・フロイドの影響が見られるものとなっている[1]。 2007年にドイツのニュークリア・ブラストと契約し、翌年、9thアルバム『Amanethes』をリリース。 アルバム1枚でニュークリア・ブラストから離脱し、オーストリアのナパーム・レコードに移籍。2012年に10thアルバム『The Scarred People』をリリースした。 2014年、創始者のヨハン・エドルンドが健康上の理由により休養。バンドは活動を停止する。 2015年、新アルバムの制作を開始し、活動再開を公表。 メンバー現ラインナップ
旧メンバー
ディスコグラフィーアルバム
脚注
外部リンク |
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