ティム・エーデルマン
ティモシー・マックス・エーデルマン(Timothy Max Adleman, 1987年11月13日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市スタテンアイランド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。 愛称はザ・マイクロウェイブ[1]。メディアによっては「アデルマン」、「アドルマン」、「エイドルマン」などと表記される。 経歴2010年のMLBドラフト24巡目(全体718位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級アバディーン・アイアンバーズでプロデビュー。13試合に先発登板して2勝4敗・防御率3.44・62奪三振の成績を残した。 2011年はA級デルマーバ・ショアバーズでプレーし、28試合(先発9試合)に登板して5勝7敗・防御率6.01・72奪三振の成績を残した。 2012年3月27日に自由契約となった[2]。その後独立リーグ・アメリカン・アソシエーションのリンカーン・ソルトドッグスとエルパソ・ディアブロスでプレーし、2球団合計で34試合に登板して0勝2敗・防御率5.58・38奪三振の成績を残した。 2013年は同じく独立リーグ・カナディアン・アメリカン・リーグのニュージャージー・ジャッカルズでプレーし、40試合に登板して防御率1.46・62奪三振の成績を残した。10月14日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[2]。 2014年は傘下のA+級ベーカーズフィールド・ブレイズとAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、2球団合計で38試合(先発6試合)に登板して3勝9敗・防御率3.72・77奪三振の成績を残した。 2015年はAA級ペンサコーラでプレーし、27試合(先発26試合)に登板して9勝10敗・防御率2.64・113奪三振の成績を残した。 2016年は開幕をAAA級ルイビル・バッツで迎え、5月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー[3]。なお、8月24日のテキサス・レンジャーズ戦ではダルビッシュ有のNPB・MLB通じての初本塁打を献上している[4]。この年メジャーでは13試合に先発登板して4勝4敗・防御率4.00・47奪三振の成績を残した。 2017年もレッズに在籍し5勝を記録。11月30日に韓国プロ野球のサムスン・ライオンズと契約した。 2018年は8勝を記録するもシーズン終了後に自由契約となった。 2019年4月11日に独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約。3試合に登板後、5月11日にマイナー契約でデトロイト・タイガースに移籍した。2020年11月2日にFAとなった[2]。 2021年4月30日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[2]。 投球スタイルスリークォーター投法で、投球前に一度制止するような二段モーションが持ち味。球種は、最速94.6mph(約152km/h)・平均91mph(約146km/h)の速球(フォーシーム・ツーシーム)を中心に、平均85mph(約137km/h)のチェンジアップ、平均75mph(約121km/h)のカーブを使用する[5][6]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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