ティム・コンウェイ
トーマス・ダニエル・“ティム”・コンウェイ(Toma Daniel "Tim" Conway, 1933年12月15日 - 2019年5月14日)は、アメリカ合衆国の俳優、声優、コメディアンである。 来歴1933年12月15日、オハイオ州クリーブランド郊外の都市ウィロビーに生まれる。ボーリング・グリーン州立大学を卒業後、1956年から1958年までアメリカ陸軍に所属した。除隊後はクリーブランドに帰郷し、アーニー・アンダーソンとともにNBC系列の放送局KYW-TVで働き始める。1960年にはアンダーソンとともにCBS系列(現在はFOXテレビ系列)のWJW-TVに移籍し、平日の朝に放送される番組のためにコント台本を執筆するとともに、自らも番組でコントを演じるようになった。 1961年に喜劇女優のローズ・マリーが『ディック・ヴァン・ダイク・ショー』の宣伝のためWJW-TVを訪れた際、アンダーソンとコンウェイのコント映像を目に留める。コンウェイはマリーのアシスタントという形でニューヨークに招聘され、ABCのバラエティ番組『スティーヴ・アレン・ショー』への出演を皮切りに、ABCのシットコム『McHale's Navy』にレギュラー出演して注目を浴びるようになった。1969年にABCのコント番組『Turn-On』のゲスト司会者に起用され、1970年には自らの名を冠したシットコム『ティム・コンウェイ・ショー』が開始する。 テレビ番組への出演と並行してディズニー製作のコメディ映画にも出演し、『史上最大のスーパー・チャンピオン』『背番号00大奮戦』『新・ぼくはむく犬』などの作品で軽妙な演技をこなした。1975年にはCBSのコント番組『キャロル・バーネット・ショー』にレギュラー出演者として加入し、ハーヴェイ・コーマンとともに番組の人気を支える。『キャロル・バーネット・ショー』は1978年に終了したものの、1980年に開始したCBSのバラエティ番組『ティム・コンウェイ・ショー』ではコーマンと再びタッグを組んでお茶の間に笑いを提供した。 1981年に『ティム・コンウェイ・ショー』が終了してからも精力的に映画やテレビ番組への出演を続けており、『30 ROCK/サーティー・ロック』『CSI:科学捜査班』『glee/グリー』などのテレビドラマにゲスト出演しているほか、ニコロデオンのテレビアニメ『スポンジ・ボブ』やドリームワークス・アニメーションのテレビアニメ『ヒックとドラゴン』では声優を担当していた。 2019年5月14日、ロサンゼルスの介護施設で死去[1]。85歳没。 私生活1961年にメアリー・アン・ダルトンと結婚して7人の子どもをもうけるも1978年に離婚し、1984年にシャーリーン・コンウェイと再婚した。息子のティム・コンウェイ・ジュニアはロサンゼルスのラジオ局KFIでパーソナリティを務めている。 全米大脳白質ジストロフィー財団のスポークスパーソンを務めた[2]。 主な出演作品
テレビシリーズ
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia