テキサス大学ダラス校
テキサス大学ダラス校(英語: University of Texas at Dallas)は、米国テキサス州リチャードソンに本部を置く州立大学である。テキサス大学システムの一つ。通称、UT DallasもしくはUTD。1969年に創立された。 歴史設立1961年に、テキサス・インスツルメンツ(TI)の研究機関の一部、Graduate Research Center of the Southwest(後にSouthwest Center for Advanced Studies (SCAS)に改名)として設立された。1969年に博士課程の大学院生のみを受け入れる大学院大学として、テキサス大学システムの一つと認められて大学となった。その後、1990年から学部1年生の受け入れを開始した。2009年に大学開校40周年、また、学部一年生を受け入れ始めてから20周年記念となった若い大学である。「USニューズ&ワールド・レポート」誌の2011年版最良のカレッジでは、テキサス大学ダラス校を「第1層」(Tier-1)にランク付けされた。テキサス州の公立大学の中ではテキサス大学オースティン校とテキサスA&M大学に次いで第3位にあたる[6]。 キャンパスメインキャンパスは、テキサス州ダラス近郊のリチャードソンにある。約1000エーカーの広大な敷地面積を持つ。また、テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターの近くにもキャンパスがある。 学問学部生新入生のSAT (大学進学適性試験)平均スコア(math & critical reading)は毎年1200を超えており、これはテキサス州の公立大学で最も高い[7]。 研究TIの研究機関を前身としているため、設立当初から研究型大学として発展してきた。学部1年生受け入れ開始から、わずか20年でTier-1の研究型大学になるなど、特に近年の発展は目覚しく、2010年8月における研究費は8500万ドルとなり、過去4年間で60%以上増えている。[8] また、カーネギー財団による評価ではUTDは高い研究活動を行なっている機関に分類されている[9]。研究では特に、 宇宙科学、コンピュータセキュリティ、ナノテクノロジー、行動科学や脳科学等の50以上ある研究センターを中心に高い評価を得ている[10]。 著名な関係者現在までに3名のノーベル賞受賞者が所属しており(現在は1人)、また4名の全米アカデミーズ会員を擁している。
その他の関係者は、英語版関係者リストを参照。 ギャラリー
脚注
関連校
外部リンク
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