テルマリオ・デ・アラウージョ・サクラメント
ジネイ (Dinei) こと、テルマリオ・デ・アラウージョ・サクラメント(Telmario de Araujo Sacramento, 1983年11月11日 - )は、ブラジル・バイーア州出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。 呼び名の由来は、元ブラジル代表FWジネイに容姿が似ていた為である。なお、本人はこのことについて否定的である[1]。 経歴2015年1月5日に鹿島アントラーズへの移籍が発表された[2] が、同月15日に実施したメディカルチェックの結果、右膝半月板の損傷が確認され正式契約を結ばなかった[3]。その後、右膝半月板は完治。無所属であったため、4月2日より鹿島の練習に参加し、5月1日に正式に鹿島に再加入することが発表された[4]。デビュー戦となったサンフレッチェ広島との試合で途中出場で初得点を記録。前線からのハードプレス、安定したポストプレーで貢献した[5]。1stステージ16節横浜F・マリノス戦で負傷し、右膝前十字靭帯と右膝半月板の損傷で全治8か月と診断され、出場わずか4試合でシーズンが終了した[6]。2016年6月23日に契約満了のため鹿島を退団する事が発表された[7]。 鹿島退団後はしばらくフリーの状態が続いていたが、8月に練習参加を経て湘南ベルマーレに加入[8]。2017シーズンはJ2で33試合12ゴールを記録しチームのJ1昇格に貢献した。 2018年よりヴァンフォーレ甲府に加入。8月14日、クラブ公式サイトより契約解除が発表され[9]、本人はブラジルへの帰国を考えていたという。しかし程なくして松本山雅FCに練習生として加わり、8月31日にクラブと正式契約を結んだ。 プレースタイル185cmの長身で、カウンターに抜け出したり、サイドからのクロスに合わせるのを得意とする典型的なボックスタイプのストライカーである。足元に収める能力は高いが自らボールを持ち運ぶタイプでは無い。シュートは強烈で、ペナルティーエリア内のポジション取り、マークを外す動きは秀逸。特にクロスを打点の高いヘッドや、長い脚を巧みに操りダイレクトで合わせるのが抜群に上手く、その高い決定力によりブラジル最高峰の全国選手権で16ゴールを記録した[10]。 個人成績
タイトル
脚注
関連項目外部リンク
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