ディアナ地域圏
ディアナ地域圏(ディアナちいきけん、Diana)は、マダガスカル島の北部に位置するマダガスカルの地域圏。南東でサヴァ地域圏、南西でソフィア地域圏と接する。2018年時点での総面積は1万9266㎢、人口は88万9736人[2]。地域圏都はアンツィラナナ(旧称はディエゴ・スアレス)に置かれている。 地理河川ディアナ地域圏の主たる河川は以下の通りである。 保護区域、および観光名所ディアナ地域圏における国立公園、保護区、および観光名所は以下の通りである。
行政区画![]() ディアナ地域圏は5つの郡、および51のコミューンに細分されている。以下に示す人口は2013年時点のデータである。
交通
経済漁業アンティラナナは重要なマグロ漁港であり、マグロの缶詰工場も設置されている。他に、エビ(2002年の輸出量は2.813.291kg)とナマコも当地の重要な海産物である。 農業自給的農業は耕地面積にして75.510ha(全耕作面積の67%)を占め、米やマニオック、トウモロコシ、豆、サツマイモ、ジャガイモが栽培されている。換金作物は21.560ha(耕作面積の19%)が割り当てられており、コーヒーや胡椒、カカオ、バニラが作られている。産業作物の作付面積は15.420ha(耕作面積の13%)に当たり、サトウキビやピーナッツ、綿花が生産されている。またノシ・ベ島とアンバンジャでは、2465haで精油(イランイランノキが主だが、その他パルマロサグラスやベチベルソウ、バジルもある。)が生産されている。畜産業では、2002年時点で、30万8530頭の牛、5万3980頭の豚、2840頭の羊、4万4520頭の山羊が飼育されていた。 鉱業ディアナ地域圏では、ポゾラナや石灰、金、サファイア、黒鉛、鉛、亜鉛、コランダム、アメシスト、柘榴石、ジルコン、菫青石、石英、緑柱石、イルメナイトが採掘される。アンパシンダバ鉱山は、レアアース鉱山である。 脚注
外部リンク |
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