トニー・ヤンチュケ
トニー・ヤンチュケ(Tony Jantschke、1990年4月7日 - )は、東ドイツ・ホイエルスヴェルダ出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダーもしくはミッドフィールダー。トニー・ヤンシュケとも表記される[2]。 経歴クラブ2006年にFVドレスデン・ノルトからボルシア・メンヒェングラートバッハへ移籍[3]。2008年にハンス・マイヤー監督によりトップチームへ引き上げられ[3]、同年11月29日のエネルギー・コットブス戦で公式戦デビュー。同年12月6日に行われたバイヤー・レバークーゼン戦で初ゴールをあげたが、18歳と234日でのゴールはボルシアMGの歴史の中でマルコ・ヴィッラ、ライナー・ボンホフに次ぐ3番目に若い記録であった[3]。また、同年夏にボルシアMGとの間でプロ契約を結び、2009年1月から契約が適用された[4]。 マイヤー監督のもと守備的オールラウンダーとしてミットフィールダー、センターバック、左サイドバックとして起用されていたが、リュシアン・ファーヴル監督就任以降は右サイドバックのポジションに定着[2]。2014年2月にはクラブとの契約を2018年まで延長した[3]。 一方、2015年12月に前十字靭帯を断裂し、内側半月板を損傷[5]、復帰後の2016年4月には練習中に左足の鼠蹊部を負傷するなど怪我が重なり[6]、2015-16シーズンには15試合の出場に止まった[2]。 2019-20シーズンはマティアス・ギンターやニコ・エルヴェディの控え要員ながらkickerが選ぶシーズン前半戦のベストイレブンに選出されるなど好調を維持した[7]。しかし、その後2シーズンはそれぞれ出場機会が10試合に満たないなどチャンスを与えられず、2022-23シーズンは監督のダニエル・ファルケにセントラルMFでもプレーできるユーティリティ性を称賛されたが、シーズン開始早々に足首の靭帯を損傷して離脱した[8]。 2024年4月30日、シーズン終了後に現役を引退することを表明した。 代表U-17ドイツ代表としては2007年3月27日に行われたU-17スコットランド代表戦でデビューし[9]、同年8月から9月にかけて韓国で開催された2007 FIFA U-17ワールドカップの代表メンバーに招集されると、グループリーグ初戦のU-17コロンビア代表戦を含む2試合に出場した[10]。 U-21ドイツ代表としては2013年6月にイスラエルで開催されたUEFA U-21欧州選手権2013の代表メンバーに招集され、グループリーグの3試合に出場した[11]。 脚注
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