トーキョー・テイルズ
『トーキョー・テイルズ』(原題:Tokyo Tales)は、ドイツのヘヴィメタルバンド、ブラインド・ガーディアンが1993年に発表した、バンドにとって初めてのライブ・アルバム。 解説ブラインド・ガーディアン初の日本ツアーのうち、12月4日と6日の東京公演の音源を使用した。ハンズィ・キアシュは、「このライヴ・アルバムを特別なものにしているのはファンの歌」とコメントしており、また、ドイツのファンの歌声はヴォリュームが一定なのに対して、日本のファンは「聴くべきところは押さえ気味で、コーラスのところにくるとウワッと大きくなる。これには驚いた」と振り返っている[2]。 キーボード演奏は、アメリカ人のマーク・ズィー。彼は1992年にサムホェア・ファー・ビヨンドの欧州ツアーで前座をしていたアイスド・アースのキーボード奏者としてゲスト参加。その演奏にブラインド・ガーディアンが気に入り、日本公演の参加をオファーした。 こぼれ話として、この初来日では大阪公演の観客の盛り上がりや歓声が凄まじく、関係者の誰もが大阪公演を収録するものと考えていたのだが、ステージ上ではその違いに気づかなかったために東京公演を収録してしまった、と後にメンバーが語っている。 リマスター1993年当時は、日本盤のみ「ロード・オブ・ザ・リングズ」を追加した13曲入りで発売された。 2007年にリミックス・リマスターされ、日本盤と同様、「ロード・オブ・ザ・リングズ」がボーナストラックが追加されたバージョンが発売。センチュリー・メディア・レコードから2009年に発売されたドイツ盤再発CDにも日本盤と同様、「ロード・オブ・ザ・リングズ」が追加収録されている[3]。 また、2013年に発売された「ア・トラヴェラーズ・ガイド・トゥ・スペース・アンド・タイム(A Traveler's Guide to Space and Time)」という限定ボックスセットには、ミキシングを若干の調整を加えた新たなリマスター盤が収録。 収録曲
参加ミュージシャン
ゲスト・ミュージシャン
ライブクルー
プロダクション
2007年、2009年リマスター版プロダクション
脚注
外部リンク
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