トーマス・セーレンセン
トーマス・セーレンセン(Thomas Løvendahl Sørensen, 1976年6月12日 - )は、デンマーク・オーデンセ出身の元サッカー選手。ポジションはゴールキーパー。元デンマーク代表。 経歴クラブデンマーク国内でプレーの後、1998年7月1日にイングランドのサンダーランドAFCへ加入。一見派手なスーパーセーブこそ少ないが、的確な判断とミスの少ない安定したプレーが特徴の堅実な選手で、素早く正確なスローによるフィードも特徴のひとつであった。長らく正GKとして活躍していたが、2003年にチームは2部降格の憂き目にあい、8月8日にアストン・ヴィラFCへ移籍する。 アストン・ヴィラ移籍後は正GKとして活躍するも、2007-08シーズンはリヴァプールFCからレンタル移籍のスコット・カーソンにポジションを奪われ、ほとんど試合に出ることができなかった。さらにスチュアート・テイラーに控えGKの座すら奪われたため、リザーブチームの試合に出場させられた。 ブラックバーンからブラッド・フリーデルが加入した事で、セーレンセンは余剰戦力とみなされ、シーズン終了後にアストン・ヴィラを自由契約となる。2008年7月30日に23季ぶりに1部へ昇格したストーク・シティFCへ移籍した。移籍後は正GKとして活躍していたが、2010-11シーズンはアスミル・ベゴヴィッチの台頭によりベンチを温める試合が増えた。ベゴヴィッチとのポジション争いはしばらく続いていたが、出場機会は減少傾向である。 2015年8月31日、メルボルン・シティFCへ移籍した。 代表代表デビューは1999年11月のイスラエル戦で、シュマイケルの控えながらもEURO2000のメンバーにも選出された。2002 FIFAワールドカップ予選からは本格的に正GKとして活躍している。 EURO2004では代表としてプレーし、特に対イタリア戦ではイタリア代表のGKジャンルイジ・ブッフォンを相手に一歩も引かない守備を見せた。 2010年南アフリカワールドカップでも同国代表の正GKとして出場したが、グループステージ最終節の日本戦では本田圭佑、遠藤保仁にフリーキックで2得点を決められたあと、さらに岡崎慎司にも決められ合計3失点を喫した。 2012年2月29日のロシア戦 (0-2) で史上8人目となる代表通算100試合出場を達成した[2]。 その後、EURO2012のメンバーにも選ばれたが5月26日のブラジルとの親善試合で背中を負傷し、離脱を余儀なくされた(セーレンセンの代役にはカスパー・シュマイケルが選出された)[3]。 2012年8月7日、デンマーク代表からの引退を表明した[4]。結果的に前述の親善試合が代表でのラストゲームとなった。 代表歴出場大会試合数
脚注
外部リンク
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