ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ語: Dresdner Philharmonie)は、ドイツ・ザクセン州ドレスデンに本拠を置くオーケストラ。正式名称にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)と同様、“orchester”は付かない。 概要ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団は、1870年創立。当初は、当時の演奏会場を冠してゲヴェルベハウス管弦楽団(ドイツ語: Gewerbehausorchester、商工会議所管弦楽団)と呼ばれたが、1915年より現在の名称となる。1987年より、ドレスデン文化宮殿をメイン会場として活動している。 古くから盛んに海外公演を行っており、1909年に早くもアメリカ公演を実施したほか、1976年以来たびたび日本公演も行っている。また、1979年・1988年にはマルティン・フレーミヒ指揮のドレスデン聖十字架合唱団の日本公演に伴奏として同行している[1]。 歴代首席指揮者など歴代の指揮者として、パウル・ファン・ケンペン、ハインツ・ボンガルツ、クルト・マズア、ギュンター・ヘルビッヒ、ヘルベルト・ケーゲル、ミシェル・プラッソン、マレク・ヤノフスキらがおり、2004年からラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが首席指揮者兼芸術監督、2011年から2019年までミヒャエル・ザンデルリング、2019年から2023年までヤノフスキが再び首席指揮者を務めた[2][3]。2025-26年シーズンからドナルド・ラニクルズが首席指揮者に就任する予定である[4] 。 録音レコーディングとして、ケーゲルとのベートーヴェン交響曲全集や『幻想交響曲』など、またプラッソンとのワーグナーやブラームス等の声楽作品などがある。録音は、ザクセン州立図書館にアーカイヴされている。 脚注注釈・出典
外部リンク
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