ニデックSVプローブ
ニデックSVプローブ株式会社(ニデックエスブイプローブ、NIDEC SV PROBE CORPORATION)は、東京都豊島区に本社を置き、プローブカードの製造・販売を手掛けている企業。ニデックグループの企業であり、NIDEC SV PROBE PTE. LTD.(ニデックアドバンステクノロジーのシンガポール子会社)の100%子会社。経営破綻した東京カソード研究所の事業を譲受する受け皿として設立された。 概要プローブカードの製造・販売を手掛けていた東京カソード研究所が、国内半導体大手各社の業績低迷などによる業績不振により、2013年3月14日に東京地方裁判所へ民事再生法適用を申請した[1]。東京カソード研究所は同年6月25日に、シンガポールに本社があるSV Probe Pte. Ltd.へプローブカード事業並びに海外子会社の株式を譲渡する契約を締結した[2][3]。 SV Probe Pte. Ltd.は2013年7月30日に東京カソード研究所のプローブカード事業を譲受する受け皿会社として、SV TCL株式会社を設立。SV TCLは同年9月1日付で、東京カソード研究所のプローブカード事業を譲受した[4]。北光電子工業もSV TCLの子会社となった。SV TCLの本社は、当初は東京カソード研究所埼玉事業所と同じ埼玉県滑川町に置かれていたが、2015年11月に東京都豊島区へ移転している。 日本電産(当時)は2017年8月21日、子会社である日本電産リード(当時)がSV Probe Pte. Ltd.の全株式を取得する事を発表[5]。SVプローブは同年10月31日付で日本電産リードの子会社となったと同時に、SV TCLは日本電産リードの孫会社となった[6]。SV Probe Pte. Ltd.は2018年9月25日にNIDEC SV PROBE PTE. LTD.へ商号変更された[7]。 2023年4月1日付で、SV TCL株式会社の商号をニデックSVプローブ株式会社に変更した[7]。 沿革
事業所
子会社
脚注
外部リンク |
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