ネイビーシールズ ローグ・ネイション
『ネイビーシールズ ローグ・ネイション』(One Shot)は、2021年のイギリスのアクション・スリラー映画。監督はジェームズ・ナン、出演はスコット・アドキンス、アシュリー・グリーン、ライアン・フィリップなど。一人の囚人を巡るネイビーシールズと武装集団の衝突を、カメラの長回しによるワン・ショットで描く。 ストーリーネイビーシールズのハリス大尉とその部下たちは、アメリカ国防省の女性分析官ゾーイ・アンダーソンを護衛しつつ、ヘリコプターでポーランドの通称「黒い島」の施設に着地した。ここは米軍のテロリスト収容所(ブラックサイト)であり、ゾーイは、囚人のトルコ系英国人アミン・マンスールを米国に移送する使命を帯びていた。 実業家であるマンスールは、核爆弾に転用できる医療用スキャナーをテロ組織に売り渡した容疑で収監されていた。テロ組織はすでに核爆弾を製造し、ワシントンのどこかに隠したという。マンスールはその場所を知っているので、ワシントンの爆発地域に連れて行き、隠し場所を吐かせるというのがゾーイの分析に基づく国防省のシナリオだった。 無実だ人違いだと泣き叫ぶマンスールを屋外に連れ出した時、収容所は武装テロ集団の急襲を受けた。ヘリコプターは爆破され、逃げ場のない建物内に閉じ込められるゾーイたち。非常通信によって援軍の派遣は決まったが、敵の自爆攻撃でハリス大尉の部下とゾーイは吹き飛ばされた。テロ集団の目的が自分の口封じと知り、一人で逃げ出すマンスール。 ゾーイの臨終を看取ったハリス大尉は、マンスールの身重の妻が「切り札」としてワシントンの危険地帯に留め置かれていることを知った。敵の攻撃を掻い潜りつつ、逃げ回るマンスールを追い、妻子の居場所を伝えるハリス大尉。マンスールは核爆弾の在り処を白状する覚悟を決め、援軍のヘリ部隊が到着した。 キャスト
作品の評価Rotten Tomatoesによれば、22件の評論のうち高評価は59%にあたる13件で、平均点は10点満点中5.3点となっている[1]。 Metacriticによれば、5件の評論のうち、高評価はなく、賛否混在は3件、低評価は2件で、平均点は100点満点中39点となっている[2]。 出典
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