うーん、現在の記述には異論があります。なぜならアンジーは事件中もグレアムと逃亡を計画しており、グレアム事件後の最終回でようやくこの家に落ち着こうということを結論づけるのです。--0null0(会話) 2019年9月25日 (水) 01:07 (UTC)返信
私もはみだしっ子は良い漫画だと思うので、はみだしっ子4人組の説明をもう少し、彼らの心の傷と成長がわかるようにアップデートをしたいです。異論がなければ、アップデートをします。
グレアム
「伯母の自殺を自分のせいと思い込んでトラウマになっており、また父親への殺意を幼い頃から抱いている。」の前に、「祖母には人間性否定され、母親に捨てられ、父親に身体を傷つけられ失明し、更に」を入れたいです。グレアムの複雑さの説明として。
「この件で裁判沙汰になるが、」は、「この件で裁判沙汰になり、リッチー側弁護士フランクファーターの弁論に酷く心をかき乱される。」Part19でグレアムのフランクファーターとのやり取りやマーキーに語るシーンはかなり山なので。
「自殺を図るが失敗。」はもう少し書き足して「自殺を図るが、後を追ったダナ、アンジー、ジャック、ロナルドに阻止されて失敗。一旦心を閉じるが、クークーの件の言い訳に来た牧師が事故で窓から転落後、フランクファーターは嫌だと叫び、フランクファーターへの抵抗に生きる力を見出す。伯母の自殺のトラウマで死を感じると左手を痛く感じるが、サーニンに痛む左手を握ってもらって眠り、翌日、ジャックに雪山の事件を明かす。
アンジー
ラストをもう少し丁寧に解説したいです。
「やがてクレーマー家の息子の座に落ち着いた。以後はグレアムを案じていたが自分では彼を救えない無力さに悩み続けた。」はもう少し丁寧に、「クレーマー家に養子に入ったのち、最初は「バカ息子」を演じて皆がなじめるように気を配る。雪山事件を気にかけ続けるグレアムを案じるも自分では彼を救えない無力さに悩み、グレアム失踪時はジャックに助けを求める。今を楽しめればよい、先の事は考えない主義だったが、グレアムの自殺を邪魔した事でグレアムとの関係が切れて孤独に陥った後、ジャックに将来医者になろうかと宣言をする。」
それから「番外編にて、音痴であることを自覚させられている。」の後に「ただし絵は上手。」の一文も!
サーニン
最後に次の行をつけたしたい。「幽閉されたいた時に損なわれ、どこか空っぽな心を抱え続けたが、ラストではクークーが自分に向かって駆け出した事を知り、クークーを心の支えに前向きに生きる。」
マックス
「初期は天真爛漫で泣き虫でいじけ虫だった。」の後に彼の特徴として、「お互いが不幸になりがちな関係で、自分から幸せになる事が出来、グレアムとエイダの関係を修復した。特にグレアムと関係が強く、「自分がグレアムが大好きというと、グレアム優しく笑ってくれて、いい子でいられる」 と考えている。」前半はPart5、後半は、Part11より。
「クレーマー家に養子に入った後、」の後は、かなり説明が足りないので、次に書き換えたく。「クレーマー家に養子に入った後、グレアムには突き放され、親に愛された記憶が全く無いため、馴染むのに苦労する。乱暴で恐れられているリッチーを恐れず突っかかっていって、地域の子供たちのボス的存在となるが、リッチーの報復を受け、その抗争でグレアムが怪我をし裁判沙汰となる。自分はジャックに好かれてないと悩んでいたが、腹を割って話し合い、ようやく落ち着く。アンジーとジャックがグレアムの探索に出かけ、サーニンもクークーの死を知って荒れた時は、家でしっかりパムを心配させないように守る。」
--Idpx99(会話) 2025年3月15日 (土) 14:43 (UTC)返信
コメント ご提案拝見しました。現時点の主ページの記述(2025-03-20 15:33:01 (UTC)の版)を読んでみたのですが、百科事典として主要人物を紹介する長さとしては現状で充分なように感じます。これ以上紹介文を長くしても作品を知らない多くの利用者は、内容を把握しづらくなっていくのではないでしょうか? ですのでご提案のように文章を追加して長大化させてゆく方向ではなく、説明文全体の分量(文字数)自体は現状とあまり変わらないかたちでIdpx99さんが作品理解の上で重要とお考えの点(「彼らの心の傷と成長がわかる」)を反映させた紹介文に書き換える、アップデートするほうが利用者の利便性が高まるように感じました。いかがでしょうか。--Yumoriy(会話) 2025年3月21日 (金) 01:59 (UTC)返信
- コメントをありがとうございます。たしかにおっしゃる通り、紹介文は長すぎないに限りますね。このはみだしっ子の解説は、全体ではよく書けています。構想・設定の変化の過程までが詳細に説明されているので、せっかくだからもう少し作品の深みも伝えたいと考えます。
- 少し落ち着いて文章を構成して、説明文全体の分量を現在程度に抑えた案を、またノートに記載します。どうもありがとうございます。--Idpx99(会話) 2025年3月21日 (金) 10:04 (UTC)返信
- 記事の方針の・独自研究は載せない・中立的な観点・・が悩みますが、あらすじ、大枠のあらまし、及び4人の紹介を全体に書き直してみました。いかがでしょうか?しかし我ながらら欲張りすぎて全体に長い! 忌憚のないご意見をお願いいたします。
- あらすじ
- グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の少年は、それぞれの複雑な事情で、親に見捨てられたり、親を見限ったりして家出し、心に闇を抱えたまま共に放浪生活をしている。仕送りがあり金銭的な不自由はなく、様々な場所を転々とし、色々な人間に出会い、助けられ、裏切られながら、互いの固い絆を頼りに生きている。そんな中、雪山遭難中に1人が無意識の中である大きな事件の加害者となり、それを庇って事件を隠蔽した2人は、以降、さらに深く重い苦悩を心の奥底に隠し持って生きていくことになる。数年後、4人を養子にしたいという話が来る。重大な隠しごとを抱えながら、親という名の家族を持ち、社会に属し、定住生活をすることに怯え、悩みながらも、ある種の賭けのようにその話を受ける決心をし、4人はクレーマー夫妻の息子となり兄弟となる。周囲の環境も経済的状況も申し分のない聡明な夫妻の元で、徐々に新生活のペースを作るが、地元の不良との争いから被害者の立場として刑事事件の原告となる。以前の事件を隠蔽した2人は、自らが悪人の立場であるべき自分たちが被告の罪の裁きを求める事に強い違和感を覚えながらも、被告を陥れて裁判に勝つが、その後1人は雪山事件を清算すべく家出する・・・
- →最初の紹介文は概要と合わせる。
- →雪山事件の後、その場にいなかったサーニンは、闇を抱えない。
- →コミュニティ新参者の4人は不良グループから目をつけられ、は、4人が不良グループに目をつけられた訳ではない。
- →グレアム家出のところまで説明をしたい。。
- 大枠のあらまし(注:結末部分の記述があります)
- 全体はいくつかの部分に分けられる。
- Part.1からPart.9までは親に価値を強要され、親に捨てられ、親の関心を受けられず、親に虐待された4人が家出して出会い、時に喧嘩をしながらも、支え合いの中でトラウマ克服し、信頼関係を築いていく過程が描かれる。「親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人」を求めて、社会からの“はみだしっ子”の立場を選択し、子供でありながら大人たちを小気味よくあしらいながら放浪する。
- Part.10で4人が雪山にて遭難し、むき出しの人間のエゴイズムと憎悪に直面し、更に一人が無意識に殺人事件を起こし、二人がそれを隠蔽することになり、グレアムは精神を病み、それぞれが深く傷つきバラバラになる。Part.11,12では、マックスとサーニンが失踪した先で社会との関わりをそれぞれ獲得するが、結局4人の生活に戻る。
- Part.13以降、フー姉さまの別荘をベースに、エルバージュの小屋代と復活のための検査費を稼ぐために、4人は家出の素性を隠してあちこちでアルバイトをし、社会的信用のない自分達の立場を理解する。グレアムが父と死別する(Part.14)。サーニンがクークーと出会う(Part.15)。グレアムの伯父から養子の話が持ち込まれ、グレアムは雪山の事件を隠して養子に行くことに苦悩するが、4人でクレーマー家の養子に入る事に決める(Part.16)。
- Part.18.19で、クレーマー家に養子に入り、4人がそれぞれ落ち着きを得て"はみだしっ子"を卒業する過程が描かれる。アンジーは最初にバカ息子を演じて、他の3人が馴染みやすくする。サーニンは、エルバージュの復活にトラブルがあり上手くいかない。マックスはもうどこにも行かない生活にすぐに染めず、なるべく外に出かけて友人を多く作るが、不良のリッチーとの抗争にグレアムを巻き込み、グレアムがリッチーに刺され入院してしまう。その後ジャックにすべてをぶちまけて話し合い、ようやくクレーマー家の息子として落ち着く。グレアムは、他の3人が多少馴染んだのを見て、雪山で起きた事件を清算を画策しているところでリッチーに刺されて入院、裁判となり、リッチー側の弁護士フランクファーターの弁護に、ひどく心を乱されるが、リッチーを陥れて裁判に勝つ。(関係者のリッチーの項を参照)その後ミス・フエル・ブラウンに会いに家出するが、相手の拒否にあい失敗(関係者のフェル・ブラウンの項を参照)。自殺を図るが、後を追ってきたアンジーとジャックに阻止され、しばらく引きこもる。雪山事件に関わったアルフィーが亡くなり、アンジーは将来医者になる事を決め、サーニンはクークーが亡くなった事を知って大きなショックを受けるも、クークーを胸に生きていく事を決め、グレアムがジャックに事件のことを明かしたところで物語が終わる。
- 4人の紹介
- グレアム
- 本名はサーザ・グレアム・ダルトン。12月26日生まれ。Part.1の初登場時で7歳(8歳の誕生日の目前)、物語の最後であるPart.19では14歳。4人の中では一番年長で、4人の「キャプテン」(“キャプテン・グレアム”)。幼少期に祖母に人間性を否定され、自分を律していないと他人を傷づけると思い込む。母は男と駆け落ち、有名ピアニストの父にピアノの練習だけを強要され、怒った父の振り下ろした杖でペットの犬を殺され本人も右目を失明。唯一の心の慰めだった病気の叔母はグレアムに角膜をあげてと自殺し、それを喜ぶ父親に絶望して家出。右目を髪で隠し、黒目黒髪。叔母への罪悪感でいつも黒い服を着ている事から、しばしばペンギンにデフォルメされる。責任感が強く、物事を深く考える。雪山事件の後、一時精神を病む。回復後、20歳になったら殺すと誓った父親が腫瘍で亡くなるのを看取るが、和解はできず、父親から角膜移植を受け目に光を取り戻すも右目を前髪で隠し続ける。クレーマー家に養子に入った後、3人が落ち着くのを見届け、雪山の件を清算する事を決めるが、マックスとリッチーの抗争でリッチーに腹を刺され入院。優等生に振舞うが、夜中にこっそりバーでピアノを弾く。裁判ではリッチー側弁護士フランクファーターの弁論に酷く心を乱されるも、リッチーを陥れて裁判に勝つ。その後ミス・フエル・ブラウンに会って雪山事件を清算しようと家を出るが、提案を拒否され、右目の前髪を上げる。自殺も阻止されてしばらく引きこもるが、最後にジャックに事件を告白する。
- アンジー
- 本名はリフェール・ステア。3月22日生まれ。グレアムの3か月年下で初登場時には7歳で物語の最後であるPart.19では13歳。「アンジー」とは母親が呼んでいた「アンジュ(天使)」という名前を、サーニンが聞き違えたもの。女優志願母親のラブチャイルド(私生児)として生まれ、父親は知らず、親戚の家に預けられて育つ。母親はアンジーが小児麻痺で歩けなくなった頃に、成功のチャンスを掴んでアンジーを捨てる。母親に会うために家出するも、母親の世界が自分と違う事を悟り、そのまま放浪して、サーニン、グレアムと出会う。当初は松葉杖をついていたが、その後本人努力で松葉杖を手放し歩けるようになる。緑の目に銀髪で母親譲りの美形。本人もフリルのついた服を好む。時々カッパにデフォルメされる。料理上手で絵も上手だが音痴。意地っ張りであまのじゃくだが、根はやさしく他の3人を心身共に世話を焼く。雪山事件では、始末を引き受け一度は自殺を試みるも銃に玉がなく、探しにきたシドニーに発見されて後始末をシドニーとアルフィーに委ねる。その後グレアムの精神状態を案じながら、行方不明になった二人を探し、4人の生活を取り戻す。ふーねー様と仲が良い。クレーマー家に養子に入った後は、最初にバカ息子の役を担って他の3人も馴染む道を作った。雪山の件を清算しようとするグレアムを止められず、ジャックに助けを求め、グレアムの自殺を阻止するも、グレアムとの繋がりが切れて孤独に苦しむ。今が楽しければよい、明日の事は考えない主義だったが、終盤で将来医者になる事を決める。
- サーニン
- 本名はマイケル・トーマス。9月17日生まれ。グレアムの3年年下で初登場時は5歳で、物語の最後であるPart.19では11歳。母方祖父がロシア出身で父親と反りが合わず、板挟みの母は精神を病み、構ってもらえずペットのインコと心を通じる。母親の死で失語症に陥り、地下室に閉じ込められ、半年ほど記憶もない。言葉を取り戻した時に、唯一の話し相手だったインコの名前サーニンを、自分の名前にした。
- アンジーに助け出されてからも、最初は鳥とばかり心を通じていた。またしばらくは雪の日に、亡くなった母親の幽霊を見ていた。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。記憶がない時期の「どこまでも空っぽな損なわれた心」を抱えている。雪山事件のあと、3人と別れて気性が荒い競走馬エルバージュと仲良くなり一度は馬主として生きる事を決める。しかし、キャシーの母親と医師の八百長に巻き込まれ、伝染病の偽診断で薬殺処分が決定したエルバージュを4人で強奪、また4人の生活に戻る。その後サマーキャンプで自閉症のクークーと出会い、クークーが大切な存在になる。クレーマー家に養子に入った際に、最初にジャックが昔助けてくれた医師だと気が付く。終盤にクークーが亡くなっていた事を知って喪失に襲われ、愛したいのに声が聞こえない、と苦しむが、クークーが亡くなる前に自分に向かって駆けてきたことを知り、クークーを胸に社会で前向きに生きる事を決意する。
- マックス
- 母親の記憶は朧気しかなく、父親には虐待され首を絞めて殺されかけて家出し、ひどく傷ついて道端で転がっているところを、3人に拾われる。金髪碧眼、まつ毛も長くお人形さんのようなかわいい外観。泣き虫の甘えん坊。自分から先に幸せになり、周りを幸せにする才能があり、グレアムとエイダの関係を救う。雪山では、「お前さえいなければ」と自分の首を絞めた父親の悪夢と、「お前さえいなければ」とグレアムに怒るギイとを混同して、ギイを射殺してしまうが、本人は記憶がない。その後精神を病んだグレアムから反応がないショックで遠くに逃げ出し、孤児院で保護されしばらく孤児院で暮らす。自分がグレアム大好きと言ってグレアムが優しく微笑んでくれると良い子でいられると思っている。クレーマー家に養子に入った後、うまく馴染めず、なるべく家の外に出るようにして友達を沢山作る。地元の不良リッチーを恐れず喧嘩して地元の子供たちのボスになるもリッチーとの抗争にグレアムを巻き込み、グレアムがリッチーに刺されてしまう。ジャックに好かれず相手にされていないと感じていたが、ジャックにすべてをぶちまけて、ようやく落ち着く。アンジーとジャックがグレアム捜索に出、サーニンもクークーの死を知ってショックを受けた時は、一人でパムを安心させるべく留守宅を守る。--Idpx99(会話) 2025年3月27日 (木) 13:15 (UTC)返信
- 追記:
- マックスの説明のところで、頭に以下も入れます。
- 本名はマックス・レイナー。11月4日生まれ。グレアムの3年年下、サーニンとは同い年で初登場時は5歳で、物語の最後であるPart.19では11歳(文庫版等では裁判のシーンで「八歳です」と答えているが、「11歳」の誤植である。単行本では修正されている)。--Idpx99(会話) 2025年3月29日 (土) 07:52 (UTC)返信
情報 上掲2025年3月27日・29日付投稿(差分/104269607・差分/104291843)中の草稿テキストは、主ページ「はみだしっ子」の2025-03-20 15:33:01 (UTC)の版から転写し、Idpx99さんが加筆したものです。--Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 03:26 (UTC)返信
返信 (Idpx99さん宛) 改稿案、おつかれさまです&ありがとうございます! 申し訳ないことにまだ精読できていないのですが、第一印象としてはIdpx99さんおっしゃるとおり「欲張りすぎて全体に長い」のではないか、という感触があります。
- キャラクターの紹介は、作品を未読の閲覧者の脳内に、登場人物のイメージを結ばせる ことが目的だと考えるのですが、物語に沿った出来事が順番に羅列されている印象が強く、「どういう人物なのか」といういわば“人間性”(虚構のキャラクターに“人間性”というのもなんだか変な話ですけれど…)が伝わらない という結果になっている ように感じました。
- 一方、「あらすじ」のほうは、「その後1人は雪山事件を清算すべく家出する・・」で止めるのは事典に必要な“あらすじ(梗概)”ではなく、商品販売用のいわばアオリ文(キャッチ)になってしまっているように感じます。
- たとえば長編小説『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』の記事のあらすじ記述やキャラクター紹介記述を読んだときの印象と当記事「はみだしっ子」のそれとの落差が、私は気になってしまっています。忌憚のない意見というより身勝手な感想ですが以上とりいそぎ記します。乱文ご容赦ください。--Yumoriy(会話) 2025年4月4日 (金) 17:19 (UTC)返信
- 度々コメントを頂きまして、ありがとうございます!
- 私のとっ散らかった文章より、よほど読みやすいです。また『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』といった例を示していただいて、ありがとうございます。ようやくご指摘をいただいている意味が朧気に理解できるようになってきました!さすがに『罪と罰』のように簡素かつ1文字も無駄がない文章を書くには100万年ほど修行不足ですが、しつこく「あらすじ」と「大枠のあらまし」の完成度を高め、4人の紹介文は大幅に削り4人の個性である(家出の背景と外観と主事情)の紹介を主にしました。自分でももう少しブラッシュアップを考え続けますが、また度々で心から恐縮ですが、忌憚のないところでコメントを頂けましたら、光栄です。
- ■■■■■■■■■■■■■■
- あらすじ
- グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の少年は、それぞれの事情で親に見捨てられ、親を見限り家出して出会い、「親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人」を求めて共に放浪生活を送っている。色々な人間に出会い、助けられ、トラウマを克服し、互いの絆を頼りに生きる中、雪山遭難中に1人が無意識に加害者となる事件を起こし、年長の2人が事件を隠蔽する。数年後4人に養子話が来て、雪山事件の秘密を抱えながら、親という名の家族を持ち、社会に属し、定住生活をすることに悩みながらも、養子に行く事を決心する。経済力ある聡明なクレーマー夫妻の息子となり、事件や裁判を乗り越え、3人が定住して親に頼る生活に馴染んでいく中、グレアムは、雪山事件と隠蔽の苦悩を清算すべく家出をする。しかし相手の拒絶にあい、自殺にも失敗し、最後に雪山事件を告白するところで終わる。
- 大枠のあらまし
- 全体は4構成に分けられる。
- Part.1からPart.9までは親に価値を強要され、親に捨てられ、親の関心を受けられず、親に虐待された4人が家出して出会い、「親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人」を求めて、社会からの“はみだしっ子”を選択。時に喧嘩をしながらも互いに支え合い、それぞれがトラウマを克服していく過程が描かれる。グレアムの叔父からの仕送りで金銭的な心配はなく、子供ながら大人たちを小気味よくあしらいつつ放浪する。
- Part.10からPar.12では、4人が雪山で遭難して重大な事件が起こり、4人それぞれが深く傷つきバラバラになり、また再会をして4人の生活に戻るまでが描かれる。乘っていたバスが雪山で遭難し、1人が無意識にギイを射殺、その場にいたアンジーはシドニーとアルフィーに隠蔽してもらい、グレアムは精神を病む。グレアムに突き放されたと思い込んで失踪したマックスは孤児院で生活し、先に助けを求めて雪山を下りたサーニンは、牧場で暮らし気性の荒い競走馬エルバージュの馬主になるも、八百長事件に巻き込まれる。薬殺処分が決まったエルバージュを4人で救い、また4人の生活に戻る。
- Part.13からpart.16では、4人が社会的信用を持たない自分達の立場を理解しはじめ、クレーマー家に養子に入る事を決める過程が描かれる。エルバージュの小屋代と復活に向けた検査費を稼ぐために、4人は家出の素性を隠してあちこちでアルバイトに精を出す。グレアムが父と死別し、サーニンがクークーと出会う。グレアムの伯父から養子の話が持ち込まれ、グレアムは雪山の事件を隠して養子に行くことに苦悩するが、4人でクレーマー家の養子に入る事に決める。
- Part.18及び長編のPart.19で、クレーマー家に養子に入り、4人それぞれが"はみだしっ子"を卒業する過程が描かれる。アンジーは最初にバカ息子を演じ、サーニンは、エルバージュの復活が上手くいかない。マックスはどこにも行かない生活になかなか馴染めず、家の外で友人を多く作りボスになるが、不良リッチーとの抗争で、グレアムがリッチーに刺され、その後義父のジャックにすべてをぶちまけて、ようやく落ち着き、クレーマー家の頼れる息子として成長をする。グレアムは、裁判でリッチー側弁護士フランクファーターの手法にひどく心を乱されるも、リッチーを陥れて裁判に勝つ。その後雪山事件を清算すべく、ギイの義妹ミス・フエル・ブラウンに会いに家出するが、相手の拒否にあい失敗。自殺を図るが、後を追ってきたアンジーとジャックに阻止され、しばらく引きこもる。アンジーは将来ジャックの後を継いで医者になる事を決め、サーニンは亡くなったクークーを胸に社会に向き合う事を決め、雪山事件の隠蔽を手伝ったアルフィーが亡くなり、グレアムがジャックとトリスタンの友人たちの前で、雪山事件について、自分が射殺したと告白したところで物語が終わる。
- 4人の紹介
- グレアム
- 本名はサーザ・グレアム・ダルトン。Part.1の初登場時で7歳(8歳の誕生日の目前)、物語の最後であるPart.19では14歳。4人の中では一番年長で、4人の「キャプテン」。母は男と駆け落ち、有名ピアニストの父に厳格にピアノ練習を強要され、怒った父の杖で右目を失明。唯一の慰めだった病気の叔母は、グレアムに角膜をあげてと自殺してしまい、家出して叔父から仕送りを受ける。黒目黒髪。右目を髪で隠し、叔母への罪悪感でいつも黒い服を着ている事から、しばしばペンギンにデフォルメされる。雪山事件の後、一時精神を病む。父親が腫瘍で亡くなり、遺言で父親の角膜移植を受けて右目に光を取り戻すが、右目を髪で隠し続け、雪山事件清算の失敗後にようやく髪をあげる。
- アンジー
- 本名はリフェール・ステア。グレアムの3か月年下で初登場時には7歳で物語の最後であるPart.19では13歳。女優志願の母親のラブチャイルド(私生児)として生まれ、親戚の家に預けられて育つが、小児麻痺で歩けなくなり、成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられて、家出する。最初は松葉杖をついていたが、その後本人努力で松葉杖を手放し歩けるようになる。緑の目に銀髪で母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。時々カッパにデフォルメされる。意地っ張りであまのじゃくだが、根はやさしく他の3人を心身共に気を配り世話を焼く係。
- サーニン
- 本名はマイケル・トーマス。グレアムの約3年年下で初登場時は5歳、物語の最後であるPart.19では11歳。ロシア出身母方祖父と父親の反りが合わず、板挟みで精神を病んだ母親の死で失語症に陥り、地下室に閉じ込められていたところを、アンジーに助け出される。サーニンは、地下室で唯一の話し相手だったインコの名前。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。雪山事件のあと、気性の荒い競走馬エルバージュの馬主となる。自閉症の少女クークーが大切な存在。
- マックス
- 本名はマックス・レイナー。サーニンより2か月年下で初登場時は5歳、物語の最後であるPart.19では11歳。母親は産んだマックスを置いて出ていき、父親に虐待され首を絞め殺されかけて家出し、道端で転がっているところを、3人に拾われる。金髪碧眼でおでこが広く、泣き虫の甘えん坊。自分から先に幸せになり、周囲を幸せにする才能があり、エイダとグレアムの関係を救う。雪山事件当事者だが、本人は記憶がない。
- --Idpx99(会話) 2025年4月8日 (火) 11:01 (UTC)返信
返信 改稿版ありがとうございます。キャラクター紹介文を拝読して、以前の稿に比して脳内に人物イメージを結ぶ印象がありました!(また、例示した記事がお役に立つ部分があったとのこと、うれしいです。あらすじ部分についてはガイドライン〈Wikipedia:あらすじの書き方〉も参考になるかもしれません。)
- それで、たとえば なのですが、ご提示くださった草稿を次のように書き換えてみた場合、Idpx99さんがこの記事のキャラクター紹介で伝えたいものとは距離ができてしまう感触でしょうか? (※【a】【b】は仮の記号で、実際には記入しません。)
アンジー本名はリフェール・ステア。少年。グレアムより3か月年下で初登場時には7歳、物語の最後では13歳。緑の目に銀髪、母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。意地っ張りであまのじゃくだが根はやさしく、他の3人に気を配り世話を焼く係。小児麻痺で足に障害があり松葉杖をついているが、のちに杖なしで歩けるようになる。
河童にデフォルメされる。【a】
女優志望の母親の婚外子として生まれ、親戚に預けられて育つ。成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出する。【b】
- 紹介部分を 人物の特徴を示す【a】要素と、バックグラウンドを示す【b】要素に分割して記述してみることで整理がしやすく、また肥大化を防げるのではないか、と考えました。(主ページを読んでみると、キャラクター紹介の長大化は【b】要素に起因するように見えます。)
- 記述は、要素はなるべく減らさずに修飾を排して簡潔にすることと作品未読の利用者に像を結びやすい順序 を意識して再構成を試みました。なお「少年」は人物の性別を示すために加えました。「男」「男性」でも理屈上問題ないはずですが、書いてみると作品イメージから外れるので仮に「少年」としてみました(広義では“少女”も「少年」に含まれるので、違和感は拭えないかもしれません…)。ご覧になってみての印象いかがでしょうか。--Yumoriy(会話) 2025年4月9日 (水) 16:19 (UTC) / 修正--Yumoriy(会話) 2025年4月10日 (木) 13:22 (UTC)返信
- Yumoriy 様 度々のご指導を頂きまして、ありがとうございます。
- ところでLTA対策フィルターが発動をしてしまいましたので、分けて投稿をしてみます。
- まず、キャラクター紹介について、アンジーの例をご提示いただきまして、ありがとうございます!!ご指摘の通り、a)と b)を分ける事で、見違えるようにすっきり分かりやすくなりました。少年と入れるところは、読者には当たり前すぎて目からうろこでしたが、確かに初めて見る人には、イメージとして真っ先に必要な情報です。 そこで他の3人についても、a)と b)を分けて、言葉の選択により気を配りました。サーニンの症状は、言葉が話せないだけではなく記憶も失われていたので、失語症ではなく解離性障害としました。リンクは、最終稿でつけます。
- ■■■■■■■■
- 4人の紹介
グレアム本名はサーザ・グレアム・ダルトン。少年。初登場時で7歳(8歳の誕生日の目前)、物語の最後では14歳。4人の中では一番年長で、4人の「キャプテン」。黒目黒髪。叔母への罪悪感でいつも黒い服を着ていて、しばしば
ペンギンにデフォルメされる。雪山事件の後、一時精神を病む。怒った父親の杖で失明した右目を髪で隠し、のちに病死した父親の角膜移植を受けた後も隠し続け、雪山事件清算失敗の後に髪をあげる。【a】
母は男と駆け落ち、有名ピアニストの父に厳格にピアノ練習を強要され、唯一心許せた病気の叔母は、グレアムに角膜をあげてと自殺してしまい、みずから家を出る。【b】
アンジー本名はリフェール・ステア。少年。グレアムより3か月年下で初登場時には7歳、物語の最後では13歳。緑の目に銀髪、母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。意地っ張りであまのじゃくだが根はやさしく、他の3人に気を配り世話を焼く係。小児麻痺で足に障害があり松葉杖をついているが、のちに杖なしで歩けるようになる。
河童にデフォルメされる。【a】
女優志望の母親の婚外子として生まれ、親戚に預けられて育つ。成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出する。【b】
サーニン
本名はマイケル・トーマス。少年。初登場時は5歳(グレアムの約3年年下)、物語の最後では11歳。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。雪山事件のあと、気性の荒い競走馬エルバージュの馬主となる。自閉症の少女クークーが大切な存在。【a】
母方曾祖父と父親の反りが合わず、板挟みで精神を病んだ母親の死で言葉と記憶を失い、地下室に閉じ込められているところを、アンジーに助け出される。サーニンは、地下室で唯一の話し相手だったインコの名前。【b】
マックス
本名はマックス・レイナー。少年。初登場時は5歳(サーニンより2か月年下)、物語の最後では11歳。金髪碧眼でおでこが広く、泣き虫の甘えん坊。自分から先に幸せになり、周囲を幸せにすることができ、グレアムとエイダの関係を救う。雪山事件当事者だが、本人は記憶がない。【a】
母親は産んだマックスを置いて出ていき、邪魔者扱いをする父親に首を絞め殺されかけて家を出て、道端で転がっていたところを、3人に拾われる。【b】
- --Idpx99(会話) 2025年4月12日 (土) 08:02 (UTC) / --修正Idpx99(会話) 2025年4月18日 (金) 15:15 (UTC)返信
- すると、あらすじと大枠のあらましについて問題があったのかと、ドキドキしますが、こちらもWikipedia:あらすじの書き方をご教授頂きまして、ありがとうございます。時間軸に囚われすぎずに、極力過剰な言葉をそぎ落としてみました。
- お陰様で、初稿よりは比べ物にならないほどすっきりわかりやすくなり、本人は感動しておりますが、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」水準にはまだまだ程遠く、まだお気づきのところがありましたら、ご遠慮なくご指摘を頂けますと、幸いです。
- ■■■■■■
あらすじ
グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の少年は、それぞれの事情で親に見捨てられ、親を見限り家出して出会い、「親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人」を求めて共に放浪生活を送っている。色々な人間に出会い、助けられ、心の傷を克服し、互いの絆を頼りに生きる中、雪山遭難中に1人が無意識に加害者となる事件を起こし、年長の2人は事件を隠蔽する。数年後4人に養子話が来て、雪山事件の秘密を抱え、親という名の家族を持ち、社会に属し、定住生活をすることに悩みながらも、養子に行く事を決心する。経済力ある聡明なクレーマー夫妻の息子となり、事件や裁判を乗り越え、3人が定住して親に頼る生活に馴染んでいく中、最年長の1人は、雪山事件と隠蔽の苦悩を清算すべく家出をする。しかし相手の拒絶にあい、自殺にも失敗し、最後に雪山事件を告白する。
大枠のあらまし
全体は4構成に分けられる。
Part.1からPart.9までは親に価値を強要され、親に捨てられ、親の関心を受けられず、親に虐待された4人が家出して出会い、「親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人」を求めて、社会からの“はみだしっ子”を選択し、放浪する様子が描かれる。グレアムの叔父からの仕送りで経済的な心配はなく、大人たちを小気味よくあしらい、時に喧嘩をしながらも、互いに支え合い心の傷を克服していく。
Part.10からPar.12では、雪山遭難で重大な事件が起こり、4人それぞれが深く傷つきバラバラになるが、また再会をして4人の生活に戻るまでが描かれる。乘っていたバスが雪山で遭難し、1人が無意識にギイを射殺、アンジーはシドニーとアルフィーに隠蔽してもらい、グレアムは精神を病む。失踪したマックスは孤児院で生活する。先に助けを求めて雪山を下りたサーニンは、牧場で暮らし、気性の荒い競走馬エルバージュの馬主になる。ところが八百長事件に巻き込まれ、薬殺処分になるエルバージュを4人で救い、また4人の生活に戻る。
Part.13からpart.16では、4人が社会的信用を持たない立場を理解しはじめ、クレーマー家に養子に入る事を決める過程が描かれる。エルバージュの小屋代と復活に向けた検査費を稼ぐために、4人は家出の素性を隠してあちこちでアルバイトに精を出す。グレアムが父と死別し、サーニンがクークーと出会う。養子の話が持ち込まれ、グレアムは雪山の事件を隠して養子に行くことに苦悩するが、4人でクレーマー家の養子に入る事に決める。
Part.18及び長編のPart.19で、クレーマー家に養子に入り、4人それぞれが"はみだしっ子"を卒業する過程が描かれる。サーニンは、エルバージュの復帰が上手くいかず、亡くなったクークーを胸に社会で生きる事を決める。アンジーは、最初にバカ息子を演じるが、グレアム救出でジャックを頼り、将来ジャックの後を継いで医者になる事を決める。マックスは、定住生活になかなか馴染めず、家の外で友人を多く作りボスになるも、不良リッチーとの抗争でグレアムがリッチーに刺されてしまう。その後落ち着き、クレーマー家の頼れる息子に成長する。グレアムは、裁判でリッチー側弁護士フランクファーターの弁論にひどく心を乱されるも、リッチーを陥れて裁判に勝つ。雪山事件を清算すべく、ミス・フエル・ブラウンに会いに家出するが、相手の拒否にあい失敗。自殺もアンジーとジャックに阻止される。雪山事件の隠蔽を手伝ったアルフィーが亡くなり、グレアムがジャックとトリスタンの友人たちの前で、雪山事件について、自分が射殺したと告白したところで物語が終わる。
- --Idpx99(会話) 2025年4月12日 (土) 08:07 (UTC) / --Idpx99(会話) 2025年4月20日 (日) 14:11 (UTC)返信
- 後から修正で大変に恐縮ですが、少し時間をおいて落ち着いて読み直し、4人の紹介のうちアンジー以外の3人の紹介を、少しづつ修正を入れました。
- グレアムは、怒った父親の杖で失明したエピソードをaに入れて、右目をのエピソードが一文でわかるようにしました。
- サーニンは、物語に出てこない病名は避けて、言葉と記憶を失い としました。また祖父→曾祖父に修正をしました。
- マックスは、グレアムとエイダの関係を救った事を、キャラクターの説明として復活させました。
- レイアウトも見やすく修正をしました。
- --Idpx99(会話) 2025年4月18日 (金) 15:55 (UTC)返信
レイアウト修正、了解です(おそらくIdpx99さんが意図していらっしゃらないと思われる書式の崩れを改訂してみました。ご海容ください)。キャラクター紹介改稿版、拝見しています。--Yumoriy(会話) 2025年4月27日 (日) 10:27 (UTC)返信
キャラクター紹介の整理案 20250427
返信 (Idpx99さん宛) キャラクター紹介の改稿案、拝読しました。現行主ページ「#主要キャラクター」節の紹介文(2025-03-20 15:33:01 (UTC)版)と比較しても、作品未読の利用者にとって登場人物としての印象が明瞭になっていて このままでも大丈夫なのでは?と思ったのですが、もう少しだけ考えてIdpx99さん案の改訂試案を作ってみました。【a】から時間性を帯びる要素(物語紹介としての要素)をなるべく排除して、【a】と【b】を分けて考える意味や効果がより大きくなるように発想してみました。初見の方に読みやすくなっているとよいのですが、強引な処理だとは思うので印象はいかがでしょう?
グレアム
本名はサーザ・グレアム・ダルトン。少年。初登場時で7歳(8歳の誕生日の目前)、物語の最後では14歳。4人の中では一番年長で責任感が強く、4人の「キャプテン」。黒目黒髪、失明した右目を髪で隠している。罪悪感からいつも黒い服を着ており、しばしばペンギンにデフォルメされる。【a】
母は男と駆け落ち。有名なピアニストで厳格な父にピアノ練習を強要される。犬を庇った際に怒った父の杖で右目を失明。心を許した伯母(エイダの母)が「サーザに眼をあげて」と言い残して自殺したためみずから家を出るが、のちに病死した父親から角膜移植を受けることになる。伯母を死に至らしめた「人殺し」と自己規定しており、雪山事件ののち精神を病む。【b】
アンジー
本名はリフェール・ステア。少年。初登場時には7歳(グレアムより3か月年下)、物語の最後では13歳。緑の目に銀髪、母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。意地っ張りであまのじゃくだが根はやさしく、他の3人に気を配り世話を焼く係。小児麻痺で足に障害がある。しばしば河童にデフォルメされる。【a】
母親の婚外子(私生児)として生まれ、親戚に預けられて育つ。女優として成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出する。作品初期は松葉杖をついているが、のちに自身の努力で杖なしで歩けるようになる。【b】
サーニン
本名はマイケル・トーマス。少年。初登場時は5歳、物語の最後では11歳。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。“サーニン”は地下室で唯一の話し相手だったインコの名前。【a】
父親と母方の曾祖父の反りが合わず、板挟みとなって精神を病んだ母親の死によって言葉と記憶を失い、地下室に閉じ込められているところをアンジーに助け出された。雪山事件のあと気性の荒い競走馬エルバージュの馬主となる。自閉症の少女クークーが大切な存在。【b】
マックス
本名はマックス・レイナー。少年。初登場時は5歳(サーニンより2か月年下)、物語の最後では11歳。金髪碧眼でおでこが広く、泣き虫で甘えん坊の末っ子的存在。純粋な言動で周囲を幸せにする。【a】
母親は産んだマックスを置いて出ていき、酒浸りの父親に首を絞められ、殺されかけて家を出た。道端で転がっていたところを3人に拾われる。グレアムとエイダの関係を救う。雪山事件では拳銃で殺人を犯すが、本人には記憶がない。【b】
メモ。(1)グレアム項の「おばちゃま」は「隣に住んでいたママの兄さんの一家」(Part 5)とあるので、母親の兄の配偶者 であれば(叔母ではなく)伯母にあたるのではないか、と考えて変更してみました。合っていますでしょうか? エイダの名前を添えたのは、マックスの紹介文に登場していたためです。「サーザに眼をあげて」(もしくは「私の眼をサーザに」(いずれもPart 5))は作品からの引用なので<ref>出典を附すのがよさそうです(引用部分を明確にして後の編集での改変を防ぐ必要があります)。 (2)マックスの紹介文は難しいですね…。マックスは周囲のことをよく考えていて(かつ明瞭に物語を通じて“成長する存在”として描かれていて)、ある意味ではグレアム的な思考にマックスの思考を対置しえたところに『はみだしっ子』という作品の幅と厚みが生まれているはずなのですが、マックスの存在をどう表現したらその意義が簡潔かつ端的に伝わるのかわかりません。 (3)サーニン項の年齢註「(グレアムの約3年年下)」はグレアム・アンジー項と対照して読めば自明であるため、簡潔化を目的に除去しています。--Yumoriy(会話) 2025年4月27日 (日) 15:44 (UTC) / 加筆--Yumoriy(会話) 2025年5月2日 (金) 06:52 (UTC)返信
- 再ブラッシュアップを頂きありがとうございました。【a】と【b】は、私の理解が足りませんでした。【a】は、キャラクターの説明【b】は、ストーリー と整理をすると、より分かりやすく人物像が浮かび上がる事が、私にもようやく理解できました。
- (1)グレアムの伯母さんの件は、ご指摘の通りです。ありがとうございます。また、グレアムは、説明に1つ具体的な引用が入る事で、立体的に彼の複雑さが浮かび上がってきます。 (3)も同意です。
- (2)マックスの良さをどう表現するかは、私も苦慮しました。 マックスは、無邪気な甘えキャラですが、ただの天然ではなく、育つにつれ相手に寄り添って相手の気持ちを考えた言動ができています。そこで「人を思いやる」を追加してみました。
マックス
本名はマックス・レイナー。少年。初登場時は5歳(サーニンより2か月年下)、物語の最後では11歳。金髪碧眼でおでこが広く、泣き虫で甘えん坊の末っ子的存在。人を思いやる純粋な言動で周囲を幸せにする。【a】
母親は産んだマックスを置いて出ていき、酒浸りの父親に首を絞められ、殺されかけて家を出た。道端で転がっていたところを3人に拾われる。グレアムとエイダの関係を救う。雪山事件では拳銃で殺人を犯すが、本人には記憶がない。【b】
- マックスは、「階段のむこうには」のエピソードはもとより、「奴らが消えた夜」では、ブラッドの気持ちを想って彼と仲良くなる、グレアムの気持ちを想って、言いたくないなら言わなくてよいと突き放された理由を聞かない。「窓のとおく」では、家主の息子のダニーの幸せを想って涙し、「カッコーの鳴く森」でも、クークーに会いにいくサーニンをこっそり支援する。「もうなにも・・・」でも、グレアムの叔父にもし自分達が養子話を断ってもグレアムを困らせないでと言いに行く。等々。私のボキャブラリでは、「人を思いやる」・・しか思いつきませんが、ただ「思いやり深い人」ともニュアンスが違う気もしています。もしより適切な言葉がありましたら、ご指摘を下さい。--Idpx99(会話) 2025年5月7日 (水) 12:51 (UTC)返信
- ご確認ありがとうございます!(&{{Indent}}で書式を補筆させていただきました。) 「人を思いやる純粋な言動」との加筆、最初に示してくださった案「純粋な言動」では「泣き虫の甘えん坊」と組み合わさると 単に無垢で幼い子供という印象だったのですが、今回の文案はマックスという人物の幅が出ているように思います。ベストではないとしてもベターな表現だと感じました(「思いやり深い人」と表現するとニュアンスが違うとの指摘も同意します。マックスが示すそれは“他人の立場になって考え、共感することができる”といった能力、でしょうか)。 議論参加者が2人きりなのが残念ですが時間は十分経っていますし、Idpx99さんに納得が得られていれば、各案を主ページのキャラクター紹介欄に反映させてかまわないと私は思います(要約欄には「[[ノート:はみだしっ子#はみだしっ子4人組解説のアップデート案]]での合意にもとづき」とリンク付きで書き添えるのがよさそうです)。
- いちおう現時点で気になった点を記しておきます。 (4)アンジーの名前の由来。少年“リフェール・ステア”がなぜ“アンジー”(女性名の愛称)なのか?は、初見の閲覧者は疑問を感じると思いますし、同時にキャラクターイメージを伝える上でも重要な気がします。サーニン欄には由来が書かれていますし、簡潔な表現があれば、書き添えるのが良いと考えます(母が呼んでいた愛称「私のアンジュ(天使)」の訛化、アンジーのジョークのサーニンによる誤解など、どこを選んで記載するか)。 (5)サーニンが閉じ込められていた場所の呼称。「地下室」ではなく「半地下」と記述したほうが状況を把握しやすい可能性はないか。“地下室から救出する”というと、屋外から接触できない窓のない空間を閲覧者はイメージするような気がします。あるいは「地下室(半地下)」と補足しておく手もあるかもしれません(あるいは「地下室」のままでよいのかもしれない)。 (1)グレアム欄の台詞引用。気に入っていただけて嬉しいです。“グレアム”として記述される記事の中に「サーザ」という親しさを示す呼称が登場し、「眼をあげて」という即物的な(鬼気迫った)表現が現れることでグレアムの抱えた“罪悪感”を把握できる、と考えました。ただ、引用を用いる場合、将来の編集で引用部分が改変されてしまうと同一性保持権侵害を引きおこしますから、カッコ内の文章が引用である旨を明瞭に示しておかねばなりません。
- 補足。キャラクター紹介の【a】と【b】のパート区別について。 この区別はその意義を私自身がそもそも把握しきれていなかったもので、Idpx99さんの理解不足では、ありません。もともと最初の改訂試案で私自身が「小児麻痺で足に障害があり松葉杖をついているが、のちに杖なしで歩けるようになる」(2025年4月9日投稿)と時間(作中のストーリー展開)を含有した表現を【a】に含めてしまっており、両者を区別する効果は薄れてしまっていました。【a】【b】の弁別を意識したのは、現在の主ページ「はみだしっ子」と、たとえば記事「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」の登場人物紹介欄の記述の性質の違いを考えてみたときに、当記事の冗長化の原因は「あらすじ/ストーリー/物語の内容」として書かれるべきものを「キャラクター紹介」欄に書き込む点にあると思ったからです。両者を区別することで、人物紹介が明快な印象を結ぶようになるはずだ、と考えました(極論すれば【b】パートは「ストーリー紹介」なのですから、【b】を全除去しても成立するのが本来の「キャラクター紹介」欄であるはずです)。また、ウィキペディアの記事は多くの編集者の手が入って育ちますから、一度は百科事典らしい形に「キャラクター紹介」欄を整理しても、加筆の過程で再び“ストーリーの記述”が混入していく可能性はあるだろうと思います。しかし、記述が明快に2パートに分かれていれば、キャラクター紹介欄にストーリーの加筆が起きてしまうとしても後半【b】に集中し、のちの編集者も整理をしやすいのではないか…と考えました(だとすると【a】【b】の境目に紹介記述が2パートに別れている旨をコメントアウトで示しておくのが親切なのかもしれません)。--Yumoriy(会話) 2025年5月10日 (土) 10:26 (UTC) / 加筆--Yumoriy(会話) 2025年5月11日 (日) 00:40 (UTC)返信
- ごめんなさい、主ページにこの改稿提案への告知誘導がないことに気づいて先ほど{{告知}}を貼ってみました…! --Yumoriy(会話) 2025年5月11日 (日) 00:40 (UTC)返信
- 改稿提案への告知案内を貼っていただきまして、ありがとうございます!本来は私が告知を貼るべきを、怠っておりまして申し訳ございませんでした。これで月末くらいまで待ってみようと思います。期間は妥当とお感じになりますでしょうか?
- その他記載のご教授と修正を頂いておりまして、こちらも本当にありがとうございます。 バレバレですが初心者でして、とても助けられています。memoとして、
- 補足: またキャラクター紹介の【a】と【b】のパート区分は、私にも大変に勉強になりました。私の方は、「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」の登場人物紹介欄を読んでも、そこまで考える事はできませんでしたが、今回ビフォア&アフターを経験した事で、この効果の力を学ぶ事ができました。こちらも重ね重ねありがとうございます。
- (1)特にグレアムの紹介は、おっしゃる通り私も同意します。「サーザに眼をあげて」と言う言葉の重さが、その後の彼の自己規定と精神を病んだ記載に説得感を与えて、グレアムというキャラクターへの興味を深める効果を出しています。
- (2)マックスについては、お言葉の通りマックスの“他人の立場になって考え、共感することができる”能力は、上から目線ではないのですね。「人を思いやる純粋な言動」以上によりベターな言葉がないか、しつこく少し考え続けたいと思います。
- (4)アンジーの名前の由来について、ご指摘の通りです。書き加えてみました。アンジーだけ少し長くなりますが、最初にサーニンに、母が呼んでいた愛称の「アンジュ(天使)」を名乗った事は、その後の説明での、アンジーが母親に捨てられて家出した経緯と合わさって、アンジーのキャラクターにも複雑な奥行きを与えてくれる気がします。またサーニンが聞き間違えた事の記載は、アンジーが訛らせた訳ではない(アンジーのキャラクターではない)事を明確にする上で、これも外せない気がします。
アンジー
本名はリフェール・ステア。少年。初登場時には7歳(グレアムより3か月年下)、物語の最後では13歳。緑の目に銀髪、母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。意地っ張りであまのじゃくだが根はやさしく、他の3人に気を配り世話を焼く係。小児麻痺で足に障害がある。しばしば河童にデフォルメされる。“アンジー”は、最初に母が呼んでいた愛称の「アンジュ(天使)」を名乗った際に、サーニンが聞き違えたもの。【a】<!--キャラクター紹介-->
母親の婚外子(私生児)として生まれ、親戚に預けられて育つ。女優として成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出する。作品初期は松葉杖をついているが、のちに自身の努力で杖なしで歩けるようになる。【b】<!--ストーリー紹介-->
- (5)サーニンは、地下室が2回出てきますが、両方はくどい気もするので2回目を半地下室としてみましたが、一致しないという指摘がありましたら、それもその通りだと思います。
サーニン
本名はマイケル・トーマス。少年。初登場時は5歳、物語の最後では11歳。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。“サーニン”は地下室で唯一の話し相手だったインコの名前。【a】<!--キャラクター紹介-->
父親と母方の曾祖父の反りが合わず、板挟みとなって精神を病んだ母親の死によって言葉と記憶を失い、半地下室に閉じ込められているところをアンジーに助け出された。雪山事件のあと気性の荒い競走馬エルバージュの馬主となる。自閉症の少女クークーが大切な存在。【b】<!--ストーリー紹介-->
- --Idpx99(会話) 2025年5月11日 (日) 11:59 (UTC)返信
ありがとうございます!(書式を補訂してみました。私も同じく初心者なのでお気づきの点は遠慮なくお知らせくださいませ。) 意見募集の期間の件、5月末までで充分以上だと思います。2週間ありますし、参加くださる方が増えるとよいですよね。
- 【a】【b】の分離についてのコメントアウト記載(「【a】キャラクター紹介【b】ストーリー紹介 のコメントアウトを加える。」)については、本当に記載すべきかどうか、また仮に記載するとしたらどこにどのような文面を置くのがよいか、私はまだ判断がつきかねています。将来の編集者を束縛すべきでないと思う一方で、現行版主ページのように冗長なかたちに戻ってしまうのはせつないですし、悩ましいです。(あと「ストーリー紹介」と書いてしまうと、そもそも「“キャラクター紹介”欄にストーリーを書くべきではない(それは“ストーリー紹介”欄や“あらすじ”欄でおこなうべきこと)」というのが道理なので、コメントアウトは除去されそうです。)
- (4)アンジーの名前由来はやはりあったほうが良さそうですね。作ってくださった文案は検討の余地を感じます(もっと簡潔明瞭に書ける予感がします)。配置位置はデフォルメ河童言及の直前が良さそうです(デフォルメは漫画の表現/演出技法への言及で、物語の設定にかかわる他の【a】記述要素とは水準が異なる。他方でアンジー&サーニンの呼称由来は、閲覧者がキャラクターを把握する上での重要度を衡量すれば一種のトリヴィアに属しますから、他の一連の【a】要素の末尾がふさわしい)。 (5)サーニン欄の“半地下”は迷いますが、文案拝見してみてやはりどこか一箇所は地下室ではなく半地下だと状況がわかるようにしたほうが良さそうです。サーニン欄の【b】前半部は(私が整理したせいなのですが!)文章の息が長すぎる上に文法上の主語/主体に混乱があって意味が取りづらく、日本語として問題がありますね…。
- 何を記述し、何を記述しないのかの取捨選択が大切なのであって文章が完璧である必要はないのですが(いずれどなたかが整序くださるでしょうし)、5月末まで時間がありますから、もう少し意味のとりやすい日本語にできるとよいなと考えています。--Yumoriy(会話) 2025年5月14日 (水) 16:03 (UTC)返信
- レイアウト修正、コメント及びお気遣いあるご返信ありがとうございます!
- 【a】【b】のコメントアウト記載は、将来の編集者への指示の意味ではなく、 参考情報として現在の編集の意図を記録しておく意味あいで、記載はしておく方が、将来の編集者にも親切かと感じます。 このノートの記録はだいぶ長くなっており、(特に私の最初の頃が無駄に長く混乱したせいですが)読まれない事も想定し得ると思います。 次のような感じいかがでしょうか?
- 編集記録【a】キャラクター紹介
- 編集記録【b】【a】を補完するキャラクターのストーリー
- そして、アンジーとサーニンのご指摘点は、私も同意です。少し書き直してみました。
アンジー
本名はリフェール・ステア。少年。初登場時には7歳(グレアムより3か月年下)、物語の最後では13歳。緑の目に銀髪、母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。意地っ張りであまのじゃくだが根はやさしく、他の3人に気を配り世話を焼く係。小児麻痺で足に障害がある。“アンジー”は、母に呼ばれていた「アンジュ(天使)」を名乗った際に、サーニンが聞き違えたもの。時々河童にデフォルメされる。【a】<!--編集記録【a】キャラクター紹介-->
母親の婚外子(私生児)として生まれ、親戚に預けられて育つ。女優として成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出する。作品初期は松葉杖をついているが、のちに自身の努力で杖なしで歩けるようになる。【b】<!--編集記録【b】【a】を補完するキャラクターのストーリー-->
サーニン
本名はマイケル・トーマス。少年。初登場時は5歳、物語の最後では11歳。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。“サーニン”は地下室で唯一の話し相手だったインコの名前。【a】<!--編集記録【a】キャラクター紹介-->
父親と母方曾祖父の反りが合わず、母親が板挟みとなって精神を病んだ末亡くなる。そのショックで言葉と記憶を失い、半地下室に閉じ込められているところをアンジーに助け出された。雪山事件のあと気性の荒い競走馬エルバージュの馬主となる。自閉症の少女クークーが大切な存在。【b】<!--編集記録【b】【a】を補完するキャラクターのストーリー-->
- (4)アンジーは、まだ情報量多すぎ感が強く、どの情報を落とすかは悩みます。 アンジー河童は、グレアムペンギンほど出てこないので、これを落としても良いかもと考えましたが、ファンの方もいらっしゃいそうで、落とす勇気がありません(苦笑)。トリビアですが、グレアムペンギンとの頻度の違いを表すために、しばしば→時々 としてみました。--Idpx99(会話) 2025年5月18日 (日) 11:31 (UTC)返信
返信 (Idpx99さん宛) コメントアウト註記を「現在の編集の意図を記録しておく」意図で挿するとのこと、了解できます。そうした意図であれば私も、キャラクター紹介欄の二部構成についてコメントアウト付記に賛成したいです。文面はたとえば 「<!--編集記録【a】ここまで人物の特徴-->」「<!--編集記録【a】を補完する背景-->」といった内容のほうが好ましいかな、と思いました。いかがでしょうか。
- (5)サーニン欄は、後半部の日本語の混乱が整理されて違和感がなくなりました。ありがとうございます! 「気性の荒い」という形容は簡潔を旨とすべきキャラクター紹介欄においては除去した方が良さそう、と思うくらいです。
- (4)アンジー欄、たしかに情報量多いですね。文章としては「女優志望の母親の婚外子(私生児)として生まれ、親戚に預けられて育つ。成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出した。」がよいかと思ったのですが、情報量が変わりません…。削るなら【b】パートかとは思うのですが。 なお、アンジーの呼称由来の記述、よいと感じています。補筆するとすれば「“アンジー”は、母に呼ばれていた愛称「アンジュ(天使)」を名乗った際にサーニンが聞き違えたもの。」あたりでしょうか。(グレアムの“しばしば”とアンジーの“時々”の対比、目配りが利いていて素敵だと感じました。)--Yumoriy(会話) 2025年5月31日 (土) 15:25 (UTC)返信
キャラクター紹介最終調整案 20250603
ご返信ありがとうございます。またいつも優しいお言葉でコメントを頂いていまして、ありがとうございます。 コメントアウト注記の言葉は、 【a】「<!--編集記録【a】ここまで人物の特徴-->」 【b】「<!--編集記録【a】を補完する背景-->」 で簡潔かつ意図もわかりやすく伝わります。言葉の選択センスが良いです。
(1)確認として、あらためて、グレアムを再掲します。
グレアム
本名はサーザ・グレアム・ダルトン。少年。初登場時で7歳(8歳の誕生日の目前)、物語の最後では14歳。4人の中では一番年長で責任感が強く、4人の「キャプテン」。黒目黒髪、失明した右目を髪で隠している。罪悪感からいつも黒い服を着ており、しばしばペンギンにデフォルメされる。<!--編集記録【a】ここまで人物の特徴-->
母は男と駆け落ち。有名なピアニストで厳格な父にピアノ練習を強要される。犬を庇った際に怒った父の杖で右目を失明。心を許した伯母(エイダの母)が「サーザに眼をあげて」と言い残して自殺したためみずから家を出るが、のちに病死した父親から角膜移植を受けることになる。伯母を死に至らしめた「人殺し」と自己規定しており、雪山事件ののち精神を病む。<!--編集記録【a】を補完する背景-->
(2)アンジーについて、少しだけ改善してみました。
アンジーのキャラクター紹介の情報には、3つの内容:「個人の見た目の紹介、性格と人柄の紹介、それから名前の由来」があると考えました。そこで「小児麻痺で足に障害がある」は個人の身体的特徴として、個人見た目の紹介部分に置きました。まだボリュームはありますが、グレアムの内容の重さとの対比では、アンジーは、このくらい情報量があっても良いとも感じます。
アンジー
本名はリフェール・ステア。少年。初登場時には7歳(グレアムより3か月年下)、物語の最後では13歳。緑の目に銀髪、母親譲りの美形。フリルのついた服を好む。小児麻痺で足に障害がある。意地っ張りであまのじゃくだが根はやさしく、他の3人に気を配り世話を焼く係。アンジー”は、母に呼ばれていた愛称「アンジュ(天使)」を名乗った際にサーニンが聞き違えたもの。時々河童にデフォルメされる。<!--編集記録【a】ここまで人物の特徴-->
女優志望の母親の婚外子(私生児)として生まれ、親戚に預けられて育つ。成功のチャンスを掴んだ母親に捨てられ、みずから家出する。作品初期は松葉杖をついているが、のちに自身の努力で杖なしで歩けるようになる。<!--編集記録【a】を補完する背景-->
(3)サーニンは、ご指摘に同意です。ありがとうございます。追記:微修正ですが、サーニンが言葉と記憶を失った説明に、「一時的に」を加えました。本格的な記憶喪失という印象を与えないためです。
サーニン
本名はマイケル・トーマス。少年。初登場時は5歳、物語の最後では11歳。茶色の目に茶色の髪。鳥や動物が好きで体も丈夫な野生児。いつもシマシマの服を着る。“サーニン”は地下室で唯一の話し相手だったインコの名前。<!--編集記録【a】キャラクター紹介-->
父親と母方曾祖父の反りが合わず、母親が板挟みとなって精神を病んで亡くなる。そのショックで一時的に言葉と記憶を失い、半地下室に閉じ込められているところをアンジーに助け出された。雪山事件のあと競走馬エルバージュの馬主となる。自閉症の少女クークーが大切な存在。<!--編集記録【a】を補完する背景-->
(4)マックスは、人を思いやる →相手を思いやる と微修正をしました。こちらの方が、マックスの相手に寄り添う目線が出るかと。
マックス
本名はマックス・レイナー。少年。初登場時は5歳(サーニンより2か月年下)、物語の最後では11歳。金髪碧眼でおでこが広く、泣き虫で甘えん坊の末っ子的存在。相手を思いやる純粋な言動で周囲を幸せにする。<!--編集記録【a】ここまで人物の特徴-->
母親は産んだマックスを置いて出ていき、酒浸りの父親に首を絞められ、殺されかけて家を出た。道端で転がっていたところを3人に拾われる。グレアムとエイダの関係を救う。雪山事件では拳銃で殺人を犯すが、本人には記憶がない。<!--編集記録【a】を補完する背景-->
多くの助言や「より適切な表現」を頂きまして、完成度が高まりました。時期的にも本文改稿ですが、お気にかかる点がありましたら遠慮なくお願いいたします。--Idpx99(会話) 2025年6月3日 (火) 12:40 (UTC)返信
小見出しを追加いたしました。
(3)サーニン項の微修正、的確だと感じます(修正前の状態はたしかに誤解を生じえます。気づきませんでした)。サーニン項【b】は「半地下室に監禁されているところを...」と直截に書いたほうが状況が伝わるかもしれません。あとはこうして通覧してみると、(4)マックス項は【b】冒頭の一文の息が長くて収まりが悪い印象を受けました。 私はこのままIdpx99の稿案で主ページに反映させてかまわない と考えていますが、せっかくなので少し落ち着いて読み直してみますね。--Yumoriy(会話) 2025年6月4日 (水) 15:15 (UTC)返信
- 小見出し追加をありがとうございます。そしてようやく感謝の使い方を覚えました。
- (3)サーニンは、「半地下室に監禁されているところを...」に私も同意です。
- (4)マックスの項の【b】のご指摘点、全てマックスが主語になるように、次の通りではいかがでしょうか?
- 「母親は産んだマックスを置いて出ていき、記憶にない。酒浸りの父親に首を絞められ、殺されかけて家を出た。」
- 私も、おちついて読み直しをします。--Idpx99(会話) 2025年6月5日 (木) 12:28 (UTC)返信
いろいろありがとうございます。(3)“監禁”がシンプルで良さそうですよね。(4)マックス【b】簡潔で明瞭な印象になりました。とても良くなった!と私は思います。(2)アンジーの松葉杖を【b】に移した点、妥当だと感じています。分量についても、グレアムとのバランスを指摘されてみるとそれほど多すぎることもないか…と考え直しました。--Yumoriy(会話) 2025年6月12日 (木) 14:25 (UTC)返信
- コメントをありがとうございます。一旦現在の最終修正内容で、今週末に落ち着いて、主ページをアップデートしたいと思います。 ご教授いただきました『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』ほどにはすっきりできませんでしたが、 はみだしっ子は、主人公が少年4人で、それぞれ外見、性格、家出に至る理由、抱える問題が異なっている事が 各キャラクターの魅力であり、その個性の織りなしが、深みあるストーリーの魅力になっていますから、どうしても情報量が多くなってしまう。。
- それでもご一緒に考える事で、一人で考えるのとは比べ物にならにほど、分かりやすく、かつ細かいところまで行き届いた人物紹介が出来ました。 私にとっても、多くをご教授いただき、文章表現について多く考え学ぶ機会を頂きました。心から感謝を申し上げます。 もちろん将来、もっとすっきりまとめられる方がいらっしゃると思いますので、続きはその方にバトンを渡したいと思います。--Idpx99(会話) 2025年6月13日 (金) 13:33 (UTC)返信
こちらこそありがとうございます! Idpx99さんの手できびきびした日本語表現になっていくのが、拝見していて嬉しかったです。ほかの登場人物の紹介文も4人に倣って短く明確になっていくと、記事の印象はずいぶん改善されるだろうと感じます。(現在の「#主要キャラクター」節は、そもそも主要キャラクターの紹介になっていない上に、登場する人物それぞれの行動を細大漏らさず網羅的に記述しようとしているかのようで、かれら登場人物の“人間”としての本質や作品内での位置付けを利用者に簡潔に伝えるものにはなっていないように私の目には見えます。)
- 検討を後回しにさせていただいた「#あらすじ」節の改良は、記事後半に長大な「#本編タイトル・ストーリー」節が置かれていることを考えても、未読の利用者が作品全体をぱっと掴める文章であることが望まれると思います。
- そして百科事典としてのこの記事に望まれるのは何より、日本の少女漫画が生んだ古典の一つとして、『はみだしっ子』の製作過程や執筆の背景、漫画の技法上の特徴、三原順という作家のライフヒストリーの中で、また時代の中でどのような位置付けにあるのか、いかなる評価を受けてきたのか、与えた影響や影響を受けた作家、等々といった作品の内側ではなく外側の情報を「出典にもとづく記述」として厚くしていくことなのだと思います。今回あらためて主ページを読んでみてそんなことを感じました。--Yumoriy(会話) 2025年6月13日 (金) 16:19 (UTC)返信
- ご返信ありがとうございます。 そして主ページの主要キャラクターの4人をアップデート致しました!ここまでこぎつけましたこと、改めて重ね重ね、御礼を申し上げます。
- そしてご指摘頂きました件、 (1)「あらすじ」について
- 現在のはみだしっ子本文の、「あらすじ」は、あらすじ概要と大枠のあらましの2段構成になっていますが、 『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』とあらためて比較をすると、例えば罪と罰のあらすじは、直接「プロローグー序盤ー中盤ー終盤ーラスト」構成です。簡潔なあらすじは、「概要」で紹介されています。 はみだしっ子も、「概要」に簡潔な紹介がありますから、「あらすじ」欄は、直接「大枠のあらまし」内容で十分と考えます。 そこで、以下の通りに整理してみました。
- (2)主要キャラクター欄の他のキャラクターについて ご指摘の通りです。 ストーリーとして特に重要な ジャック、パム、ロナルド、エイダ、フー姉さん、アルフィーとシドニーの他は、1~2行で十分のはずです。
- (3)本篇タイトル・ストーリーも、partによって途中で・・・・で終わっているものや、妙に説明が詳しいもの等色々混在していて、 百科事典としては、非常に分かりにくくなっています。
- (4)「日本の少女漫画が生んだ古典の一つとして、『はみだしっ子』の製作過程や執筆の背景、漫画の技法上の特徴、三原順という作家のライフヒストリーの中で、また時代の中でどのような位置付けにあるのか、いかなる評価を受けてきたのか、与えた影響や影響を受けた作家、等々といった作品の内側ではなく外側の情報を「出典にもとづく記述」として厚くしていく」 に私も賛同します。はみだしっ子は、それだけお価値ある作品です。また私も2015年出版の総特集三原順を持っていますが、 ここから出展できる情報もあるでしょう。こちらは根気のいる作業になると推察しますが。。
- 私は(1)から順次(2)(3)(4)とぼちぼち進めていこうと思います。--Idpx99(会話) 2025年6月14日 (土) 06:11 (UTC)返信
┌────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
コメントありがとうございます。出典の不足でWikipedia:独自研究は載せないに抵触するかたちになってしまっているのが当記事の著しい弱点になっていますよね。『総特集 三原順』(図書の家 編[1]、河出書房新社, 2015)は出典としてとても使えると思います。そのほかアクセスしやすい資料としては、明治大学米沢嘉博記念図書館で開催された原画展「~没後20年展~ 三原順 復活祭」(4期+1期、2015)のウェブサイト[2]の各期“展示ケース”写真からリンクされている詳細解説([3], [4], [5], [6], [7]、※ウェブサイトの構成を見るに直リンクは好ましくありません)も、Wikipedia:信頼できる情報源として利用可能かと思います。
そして主ページへの反映(差分/105222020)、拝見しました。おつかれさまでした! 主ページ「#あらすじ」節の検討(#あらすじ再検討案 20250614)は、4人組(と書くとなんだか文化大革命のようでどきどきしますが)の記述を検討したこのセクションをいったん閉じて別に立ち上げたほうが区切りが明確になってよいと考え、見出しレベルを変更してみました。いかがでしょうか。--Yumoriy(会話) 2025年6月17日 (火) 04:56 (UTC)返信
- ご返信ありがとうございます。そしてあらすじ再検討案 20250614を、別セクションに立てて頂きまして、ありがとうございます。いつもお手間をとらしていて恐縮ですが、お陰様で議論が混乱せず、毎回とても感謝をしています。更に信頼できる出展情報をいくつかご教授頂きまして、こちらもありがとうございます。
- 別セクションに立てると複数を同時進行できる事に気が付きまして、主要キャラ欄の主人公4人組・・以外の主要キャラのアップデートも同時に進めていこうかと思います。それからもう一つ、百科事典として、索引の外側の情報を、手厚くする件についても、もう少し私の頭が整理出来たら、早期に別セクションで議論をご提案したいと思います。
- 今現在私がざっとイメージをするところでは、
- 主ページのTOPの作品紹介欄で、明治大学米沢嘉博記念図書館で開催された原画展「~没後20年展~ 三原順 復活祭」(4期+1期、2015)のウェブサイト[8]紹介文を引用して、作者の死後も熱心なファンに支持され、出版物や演劇、展示会がある作品である事は、紹介すべきと感じています。
- そしてキャラクター及び本篇タイトル・ストーリーはもう少し整理をするとして、
- その下に独立セクションとして
- ・評価・批評(仮題)(時代の中での位置づけ等もわかるようにする)
- ・作者の死去とその後の広がり(仮題)(ここに明治大学米沢嘉博記念図書館で開催された原画展「~没後20年展~ 三原順 復活祭」
- や『総特集 三原順』他出版物の出版、近年でも三原順の世界展が開催されている事等をご紹介
- を加えて、メインページの下部も、もう少し整理が出来ると感じています。--Idpx99(会話) 2025年6月18日 (水) 14:38 (UTC)返信
- 「別セクションに立てると複数を同時進行できる」との指摘、おっしゃるとおりですね。また、特定の論点にだけ参加したい方も議論に加わりやすいように感じます。
- 出典として「~没後20年展~ 三原順 復活祭」ウェブサイトや『総特集 三原順』を用いる場合は、主ページは「はみだしっ子」の記事であって記事「三原順」ではない、という点を明確に意識すると上手くいくのかな、という予感がします(私だったら意図せず「三原順」についての評価を主ページに書き込んで「三原順に書くべきです」と除去されてしまいそう!)。影響、評価ということで現行の主ページに名前が出ておらず、かつWikipedia:信頼できる情報源が用意できる作家として田村由美さん(#受賞歴・栄典)は記述する意義がありそうです(「ミステリと言う勿れ」関連のインタビューで連載誌の小学館「月刊フラワーズ」だけでなく、たしかKADOKAWA「ダ・ヴィンチ (雑誌)」掲載?のインタビューでも『はみだしっ子』に明示的に言及していた記憶があります)。--Yumoriy(会話) 2025年6月22日 (日) 14:37 (UTC)返信
- ご返信及びコメントをありがとうございます。田村由美先生のコメントは、端的に「はみだしっ子」の魅力を言語化していますね!
- 恐らく一番重要であろう、ページ先頭及び概要の見直しを別セクションに立ててみました。
- ご指摘の、「三原順」の情報ソースについて、ご指摘点を留意した積りで、「はみだしっ子」がメインである記載に注意をしました。が、Wikipedia:信頼できる情報源を読んで研究していますが、なかなか掴みづらく難しい。。。。ページ先頭及び概要は、人に読まれる事が多い重要セクションと認識していますので、試行錯誤をしてブラッシュアップしていきたいと考えています。--Idpx99(会話) 2025年6月26日 (木) 14:07 (UTC)返信
情報 上掲「#はみだしっ子4人組解説のアップデート案」セクションも参照してください。--Yumoriy(会話) 2025年6月17日 (火) 04:56 (UTC)返信
「あらすじ」を以下の通り改訂を検討します。忌憚のないご意見をお願いいたします。
あらずじ
Part.1からPart.9
グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の少年は、親に価値を強要され、親に捨てられ、親の関心を受けられず、親に虐待され家出して出会う。「親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人」を求めて、社会からの“はみだしっ子”を選択し、放浪する。
グレアムの叔父からの仕送りで経済的な心配はなく、大人たちを小気味よくあしらい、時に喧嘩をしながらも、互いに支え合い心の傷を克服していく。
Part.10からPar.12
雪山遭難で重大な事件が起こり、4人それぞれが深く傷つきバラバラになるが、また再会をして4人の生活に戻る。
乘っていたバスが雪山で遭難し、1人が無意識にギイを射殺、アンジーはシドニーとアルフィーに隠蔽してもらい、グレアムは精神を病む。失踪したマックスは孤児院で生活する。先に助けを求めて雪山を下りたサーニンは、牧場で暮らし、気性の荒い競走馬エルバージュの馬主になる。ところが八百長事件に巻き込まれ、薬殺処分になるエルバージュを4人で救い、また4人の生活に戻る。
Part.13からpart.16
4人が社会的信用を持たない立場を理解しはじめ、クレーマー家に養子に入る事を決める。
エルバージュの小屋代と復活に向けた検査費を稼ぐために、4人は家出の素性を隠してあちこちでアルバイトに精を出す。グレアムが父と死別し、サーニンがクークーと出会う。養子の話が持ち込まれ、グレアムは雪山の事件を隠して養子に行くことに苦悩するが、4人でクレーマー家の養子に入る事に決める。
Part.17から長編のPart.19
クレーマー家に養子に入り、4人それぞれが"はみだしっ子"を卒業してゆく。サーニンは、エルバージュの復帰が上手くいかず、亡くなったクークーを胸に前向きに生きる事を決める。アンジーは、最初にバカ息子を演じるが、グレアム救出でジャックを頼り、将来ジャックの後を継いで医者になる事を決める。マックスは、定住生活になかなか馴染めず、家の外で友人を多く作り近所の子供達のボスになるも、不良リッチーとの抗争でグレアムがリッチーに刺されてしまう。その後ジャックに全てをぶちまけ、クレーマー家の頼れる息子に成長する。グレアムは、裁判でリッチー側弁護士フランクファーターの弁論にひどく心を乱されるが、リッチーを陥れて裁判に勝つ。雪山事件を清算すべく、ミス・フエル・ブラウンに会いに家出するが、相手の拒否にあい失敗。自殺もアンジーとジャックに阻止され引きこもる。雪山事件の隠蔽を手伝ったアルフィーが亡くなり、グレアムが、ジャックとトリスタンの友人たちの前で、雪山事件を自分が射殺したと告白したところで物語が終わる。
--Idpx99(会話) 2025年6月14日 (土) 06:17 (UTC)返信
ご提案の整理、ありがとうございます! あらすじ内容の可否は『はみだしっ子』を読み直さないとコメントしづらいのですが、記事として主ページの節「#本編タイトル・ストーリー」を存置するのか否か、存置する場合は節「#あらすじ」との役割分担をどうおこなうのか、を明確にした上であらすじを作成するほうがよさそうです。現状では、「#本編タイトル・ストーリー」節は百科事典としては作品販売用の宣伝文、あるいは「#あらすじ」に一本化されるべき内容になっている ように私には見えます(同節Part.1、Part.2、Part.15の冒頭に置かれた注釈部分は意義を感じますが、{{Efn}},{{Efn2}}注釈として記載するのが妥当な内容です)。
あと、あらすじの前提として置かれる「全体は4構成に分けられる」は、作品そのものが示す章立て構成等ではないので、典拠なしで採用すると独自研究(編集者個人の解釈)に該当する危険があるように感じます(信頼できる情報源で同じ把握を提示しているものが見つかれば、この問題は消滅します)。以上とりいそぎメモ書きにて。--Yumoriy(会話) 2025年6月22日 (日) 15:58 (UTC)返信
- コメントありがとうございます。
- 実は参考にしようと他のマンガ等のWikiを見たところ、他は「あらすじ」欄で全てのあらすじを紹介しています。だからはみだしっ子も、本来は、あらすじ一本化が筋とは思いました。
- ただ、はみだしっ子の場合各Partが独立していて、それぞれにストーリーがあり、かつはみだしっ子全体の流れもある。これをPart1からPart19まで書くと、現行の「#本編タイトル・ストーリー」より多少整理をしても、それなりのボリュームになると思われます。例えばまだストーリーを知らない方が、さっと読み、内容を追うのは難しいでしょう。
- では、「あらすじ」の要約を、もう少し内容を入れて説明するとどうかというと、はみだしっ子はPart1からPart19まで、各Partが独立してストーリー完成度が高い、その魅力が消えてしまう。また下手にまとめると、他のファンの方に怒られてしまう気もします。
- 現在「あらすじ」で要約を説明し、別に「#本編タイトル・ストーリー」を立てられているのは、当時執筆をされた方が、やはり「#本編タイトル・ストーリー」ボリュームが多い事を悩まれて、苦肉の策かとも、私は感じました。
- 私の思うところでは、「あらすじ」で、全体の流れの説明がある方が、恐らく読み手に親切と思います。またでは「あらすじ」に、要約と、続いて「#本編タイトル・ストーリー」を並べるのはどうかとも考えてみましたが、これもボリュームが大きくなりすぎる気がしています。これが悩ましいところです。また頭がまとまっていないので、もう少し考えています。
- またご指摘を頂きました、「全体は4構成に分けられる」の一文は、おっしゃる通りです。この1文は不要です。ご指摘をありがとうございます。まだまだ修行不足です。。。--Idpx99(会話) 2025年6月24日 (火) 14:08 (UTC)返信
「#あらすじ」をわずかに簡素化してアップデートを致しました。「#本編タイトル・ストーリー」が、少し見直していますが、やはりボリュームが多くなります。本来は「#あらすじ」に各Partのあらすじ紹介が妥当と百も承知ですが、一旦、
「#あらすじ」は、はみだしっ子のストーリーを知らない初見者用に、「#本編タイトル・ストーリー」は、ファンの納得用にという位置づけで、まずそれぞれアップデートをしたいと思います。その後、他も整理できた後に、もう少し整理できそうであれば、再整理をしたいと思います。
Part.1 われらはみだしっ子読みきりとして掲載された第1話。最後の1ページには、成長した5年後の彼らが描かれていたが単行本化の際にカットされた。この最終ページは「LOST AND FOUND 三原順秘蔵作品集」に収録されている。
グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の子供は、親から見捨てられ、あるいは親を見限って家出しして知り合い、喫茶店でマスターの妹のローリーの世話を受けながら共に暮らす。しかりローリーが警察に通報している事を知って、クリスマスイブの夜に「親という名を持った人間ではない、ホントに愛してくれる人」を探してローリーの元を出る。雪の路傍で凍死しかけたところを、通りがかりの医師に救助されるが、看護師に家出を責められて、「きれいな衣をまとった人よさようなら、ザマアミロ!」と、4人で病院を抜け出す。
Part.2 動物園のオリの中
酒場で働くレディ・ローズに拾われ、4人は彼女のアパートで暮らす。しかし「人間の動物園」アパートの他の住民の子供達と喧嘩し、レディ・ローズはアパートを追い出される。4人は動物園のオリの中に隠れて見世物になるより、オリの外に出ることを選ぶ。
しかし、
Part.10 山の上に吹く風は
登場人物については雪山事件に関わった者も参照。
4人は雪山行きバスに乗る。同乗の逃亡中銀行強盗犯のジョイが、ルートを変えさせ、吹雪の中バスが遭難する。グレアムはその際胸を強く打ち、動けなくなる。同乗者の一人の歌手シャーリーは、ヘロインを所持しており、グレアムにも痛み止4めとして薬を分けるも、歌を他の乗客に貶されて、吹雪の中行方不明になる。ジョイは、ラジオでバス乗車がばれた事を知り、マックスの目の前で拳銃自殺。マックスが銃を取り上げる。吹雪が止み、サーニンが助けを求めに向かい、他の乗客も下山をはじめる。
動けないグレアムを含む3人は山に残り、シドニーに頼まれ4人を追って同乗したアルフィーも残り、薪を探しに出る。
シャーリーを待つマネージャのギィも残るが、シャーリーが戻ってこないのはお前たちのせいだ、「いなくなれこの邪魔者、おまえさえ」とグレアムに襲い掛かった。その時グレアムから貰った薬を飲み夢うつつだったマックスは、自分が父親から「お前さえいなければ、邪魔者」と首を絞められた記憶を夢見ており、無意識に「やめて」と銃をギイに向けて撃ってしまう。ギイは即死。動けないグレアムを置いて、アンジーは銃とギイの死体を引っ張って離れ、銃で自殺をしようとするも弾が無く、追って山に来ていたシドニーが見つけて、死体の処分を約束。グレアム・マックス・アルフィーも救助隊に救助される。一方、助けを求めて山を下りたサーニンは、先に下山組が雪崩に巻き込まれた知らせに、残りの3人を救えなかったと思い込み、救助本部から行方不明になる。救助されたグレアムは、精神のバランスが崩れ、物事に反応しなくなる。マックスは、面会でグレアムが反応しないのは、自分が悪い子だから拒絶されたと思い込み、失踪してしまう。アンジーは、グレアムをエイダに託し、生きるためにシドニーからジョイの拳銃を受け取る。
ドラマの多いPart.10 は、さすがに長くなってしまいます。Part19に至っては、この倍のボリュームでしょう。。。--Idpx99(会話) 2025年7月2日 (水) 13:07 (UTC)返信
情報 上記2025年7月2日付投稿(差分/105445073)中の草稿テキストは、主ページ「はみだしっ子」の2025-06-29 14:55:50 (UTC)の版から転写し、Idpx99さんが加筆したものです。--Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 03:26 (UTC)返信
Part.10 山の上に吹く風はを、再整理して、わずかですが、短くアップデートをしてみました。「♯あらすじ」と「#本編タイトル・ストーリー」は、異論がありませんでしたら、一度この構成でアップデートをしてみたいと思います。他も整理をして、やはり「♯あらすじ」に一本化した方が収まりがよさそうであれば、再度まとめたいと思います。いかがでしょうか?--Idpx99(会話) 2025年7月5日 (土) 10:38 (UTC)返信
- あらすじと本篇タイトル・ストーリーを更新しました。構成は廃止して、各タイトル以下に組み入れましたが、やはりボリュームが大きいです。他のアップデートの後に再度見直したいと思います。--Idpx99(会話) 2025年7月12日 (土) 10:56 (UTC)返信
主要キャラクターのうちはみだしっ子4人組をアップデートしたのに伴い、他の主要キャラクター(の主要キャラクター)も以下の通り再検討をご提案いたします。忌憚のないところで、ご意見をお願いいたします。
方針は、
【a】概要及び主キャラクターとの関係
【b】個人の背景 (ある場合)
で整理をしました。
ジャック(Part.1、Part.17 - )
ジャック・クレーマー。男性、外科医、1979年晩秋において38歳。Part.1で凍死しかけていた4人を救い、Part.17ではみだしっ子4人を養子に引き取った。養父として1人1人に向き合い受け止める。<!--編集記録【a】概要及び主キャラクターとの関係-->
男ばかりの兄弟の末っ子。家族と折り合いが悪く、家庭教師に誘拐された経験を持つ。父親の商売を継がず医学部に入学して勘当されて絶縁状態。パムが子供を産めなくなってから、愛してくれる親がいなくてかつ悲しそうな雰囲気ではない養子を探していた。<!--編集記録【a】個人の背景-->
パム(Part.17 - )
パメラ・クレーマー。ジャックの配偶者。愛称はパム。1979年晩秋において33歳。養子として4人を迎えた当初は戸惑うことも多かったが、愛情深く4人を受け止める。<!--編集記録【a】概要及び主キャラクターとの関係-->
ロナルドの元妻レティシアの友人で、ロナルドの紹介でジャックと出会い結婚。妊娠中に、バス事故のトリアージで手術を受けられずに子供が亡くなった事を逆恨みしたジャックの友人にはしごから落とされ流産、子供を産めなくなった。
<!--編集記録【a】個人の背景-->
ロナルド(Part.17 - )
ロナルド・グレンマイヤー。医師 ジャックより3歳年下。少年期からのジャックの友人かつ同僚。「オブザーバー」として頻繁にクレーマー家に来て4人と関わる。アンジーに懐かれている。<!--編集記録【a】概要及び主キャラクターとの関係-->
3人の姉を持つ末っ子で完全主義者。2学年飛び級した年に、誘拐されたショックでジャックが1年留年していて一時期同級となった。二人の少年期から青年期を描いた作者の別の作品『
ロング アゴー』の主人公。別れた妻・レティシアの間に一人娘シベールがいる。
<!--編集記録【a】個人の背景-->
グレアムの生家と親戚及びエイダの友人
エイダ・ムア(Part.5、9、10、11、12、14)
グレアムの従姉。幼馴染み。自殺した伯母の娘。Part.5で自分の母親(グレアムの伯母)が自殺したのは、グレアムのせいだと責めてグレアムに家に戻る事を強要するが、4人の絆を知って、グレアムの右目の失明は、自分がグレアムの父に悪く告げ口をしたせいだと告白する。マックスに「ぼくねェ、おねえちゃんが好きだよ 今度あったらさぁ、みんな友達になれるよね」
[1]と受け入れられて、以後4人の協力者として、陰ながら様々な援助を行う。<!--編集記録【a】概要及び主キャラクターとの関係-->
オフィーリア(Part5、11、12、13、16)
愛称は「フーちゃん」。エイダの友人。Part5でエイダに同行し、雪山事件の後は、アンジーとグレアムに隠れ家として別荘を提供する。アンジーの想い人。アンジーが医者になる事を決めた時には、期待を1年分前貸しする。<!--編集記録【a】概要及び主キャラクターとの関係-->容姿・名前から、作者の知人である
くらもちふさこがモデルである事は公然の事実。
[2]
グレアムの父(Part.5、9、14)
姓はダルトン、有名ピアニスト。我が強い意志の人。演奏旅行で不在が多い。妻が友人と駆け落ち。息子のグレアムにはピアノの英才教育を強要する。グレアムが犬と遊んでいたと聞いて、杖で犬を殴り殺そうとし、グレアムの右目も傷つける。エイダの母親に、死んだら角膜をくれと言い、亡くなった時に喜ぶ。演奏旅行から帰り、グレアムが家出した事を知って、グレアムを探し出して杖で打擲する。(Part9)その後腫瘍のため死去。亡くなる前にグレアムとの和解を試みるが叶わず、遺言でグレアムに自分の角膜を移植させる。(Part14)<!--編集記録【a】概要及び主キャラクターとの関係-->
また、主要度が低いキャラクターについては、概要及び主キャラクターとの関係を極力簡潔にまとめます。
グレアムの母(Part.14、18)
グレアムが5歳の時に、父の友人と駆け落ちして外国に在住。その時に妊娠していたジョージーという名の娘がいる。
グレアムの伯母(Part.5:すべて回想シーン)
グレアム(サーザ)の母の兄の配偶者。エイダの母親。グレアムの母がいなくなった後、遊び相手になってくれた。病弱で寝たきりになり、「サーザに眼をあげて」[3]と言い残して左手首を切り自殺した。
グレアムの伯父(Part.5、14、16、18)
グレアムの母の兄。自殺した伯母の配偶者。グレアムを通して4人に生活費を密かに提供してきた。4人の養子話をまとめる(Part16)。
異存がありませんでしたら、残りのキャラも同じ方針でアップデートを致します。意見等がございましたら、忌憚のないところで、ご教授ください。--Idpx99(会話) 2025年6月18日 (水) 15:44 (UTC)返信
情報 上記2025年6月18日付投稿(差分/105276789)中の草稿テキストは、主ページ「はみだしっ子」の2025-06-17 05:31:34 (UTC)の版から転写し、 Idpx99さんが加筆したものです。--Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 03:26 (UTC)返信
- 主ページをアップデートしました。しかし、やはり相変わらずボリュームが多い!です。他の整理が進んだら、もう一度戻ってきて検討を続けたいと思います。引き続き、ご意見や突っ込みお叱り等ございましたら、ご遠慮なくお願いいたします。--Idpx99(会話) 2025年6月28日 (土) 15:47 (UTC)返信
ページ先頭及び概要について、現在記載は、はみだしっ子の紹介として十分な情報ですが、
連載開始から50年が経過し、作品の評価やその後について、より客観的な情報を加えたいと思います。
ページ先頭
概要
『花とゆめ』1975年1月号に読み切り作品として掲載された短編「われらはみだしっ子」が初出である。その後、続編が再び読みきりとして掲載されたのちに、連載作品として扱われるようになった。単行本の1・2巻は『はみだしっ子』単行本ではなく三原順傑作選として各巻に題名がつけられていた[注釈 1]。そのため、連作短編シリーズとして『「はみだしっ子」シリーズ』と呼ばれることもある。
早世の漫画家三原順の出世作にて代表作。1970年代少女漫画の名作[5]。1970年代は日本の少女漫画黄金期と呼ばれるが、その中でもはみだしっ子は、心理描写にすぐれ、独特の地位を築いた。[6]
単行本(花とゆめコミックス)は全13巻が1976年から1981年にかけて刊行された。他に関連単行本として『ロング アゴー』全1巻、1982年。1992年から1993年にかけて愛蔵版全5巻が刊行。1996年以降は白泉社文庫全6巻として刊行されている。2017年から2020年までの間に3回劇団スタジオライフによって舞台演劇化された。
三原順は、別ママンガスクール投稿時から、絵柄は可愛いが話が難解で分かりにくいと言われ、[7]デビュー後、マックスがクレーマー家に養子に行く話、『カッコーの鳴く森』の原型となる話(30ページ版と担当から分かりやすく直すよう命じられて描かれた60ページ版)を描き、持ち込んだが没となり、担当から「小さい時の話から描いてみないか」として出来上がったのが短編「われらはみだしっ子」である。[8]
「はみだしっ子」は、当時の花とゆめ編集長小長井信昌が命名した。[9][10]小長井は、「はみだしっ子」という言葉を考え付いた時、これはいける、と手ごたえを感じたと言う。[11])三原順は、「主人公たち」を幼くすれば、幼い子の言葉で話が進み判りやすくなるはずだったが、そうはいかなかった。」と記している。[12]
「僕達に必要なのは親という名を持った人間じゃなくホントに愛してくれる人間」と高らかに宣言し、[13]人間の内面世界の描写と高いストーリーの構成力及び魅力的なキャラクターで、10代の少女を中心に熱狂的な支持層を得た[14]。
文章表現
主人公達は思索的で、深く悩み、思考し、気持ちを言語化する。育つにつれてネームが非常に多くなり、終盤、文章2段組みのページがある。一方でテンポの良いギャクも多い。心に刺さる台詞等は『はみだしっ子語録』と題する一冊の本にまとめられた。
舞台設定
作品中に明記されておらず、作者自身も明確な設定を示すことを避けていたが「英語圏であることは間違いない」と語っていた[1]。裁判制度(陪審制度など)についてイギリスを参考にしたという作者談もある[1]。「サーニンは英国人だ」という台詞も作中に登場する。
年代も特に明記されることはなかったが、1981年に発表された番外編「楽屋裏」において1979年晩秋であることが明記されており、連載時期と同一の時間進行と考えられる。
音楽その他
作品中に描かれる音楽や書籍等においては作者の趣味が随所に反映され、実在のものが多く登場し、登場人物がそれらを聴き、歌い、読む。音楽の例としては、ジョーン・バエズ、ピーター・ポール&マリー、ジャニス・ジョプリン、ローリング・ストーンズ、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、en:The Cuckoo (song)等の実在の作品名や歌詞が登場する。また、本編のサブタイトルも、シカゴなど当時人気があった英米ミュージシャンの曲名や、映画のタイトルに因んだものが多い。
Part19「つれて行って」は、「ザ・キャッツ」の曲 つれて行って(en:Take me with you)、 番外編のオクトパスガーデンは、「ビートルズ」の曲「オクトパス・ガーデン」、である。
現在の概要にある舞台設定は、下の構想・設定の変化の過程に記載し、一方で追加して、時代の中での位置付け、評価、友人、与えた影響や影響を受けた作家等情報を加えたいと考えています。ただ、まず重要な上部記載から検討をしていきたいと思います。どのくらい精緻に出展をつけるべきか、まだ感覚を掴んでおらず、一方でつい表現を盛りたくなってしまいます。紹介文章と出展について、丁寧に検証をしたく、コメント等ございましたら、ご遠慮なくご指摘を下さい。--Idpx99(会話) 2025年6月26日 (木) 13:55 (UTC)返信
情報 上記2025年6月26日付投稿(差分/105368001)中の草稿テキストは、主ページ「はみだしっ子」の2025-06-17 05:31:34 (UTC)の版から転写し、Idpx99さんが加筆したものです。--Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 03:26 (UTC)返信
ご提案部分に少し整形を施し、節(トピック)ごとに設置できるノート用の脚注テンプレート{{Reflist-talk}}を設置してみました。いかがでしょうか。
- 出典(「どのくらい精緻に出展をつけるべきか」)については、新規の記述については徹底的に出典を付ける、すべての記述に典拠を付与する、のが間違いがないと思います。理屈上(ウィキペディアの理念上)は記事の要約に相当する導入部(「ページ先頭」の部分)を除き、記事中のすべての文章について出典(典拠)が存在するはず、なので(cf. 方針〈Wikipedia:独自研究は載せない〉。ただし、あらすじなど作品そのものを出典として利用することが認められた部分は除きます)。とはいえ厳格に構えて現状で出典のない記述を除去すると(cf. 〈Wikipedia:検証可能性#方針〉,〈Wikipedia:出典を明記する#出典なき記載の扱い〉)、おそらく主ページのほとんどの記述が消え去ることになるので、出典を用意できる記述を追加していく、出典を用意できる箇所は出典付きの記述に置き換えていく、といった方向性がベターなのかな…と私は考えています。
- なお、書籍や雑誌を出典として利用する場合は、典拠とした「ページ番号」の記載を必須としておいたほうがよいと思います。ページが添えられていないと要出典タグ{{要ページ番号}}が付与される可能性が高いですし、あとから文章と出典の対応を確認(記述の信頼性を検証)しようとした際に書籍や雑誌の全文を読み直さなければならず、コストが高くついてしまいます。ただし、作品『はみだしっ子』を出典とする場合は、版(バージョン)が複数存在するので(少なくとも雑誌掲載版、単行本版、全集版、文庫版)、作品のバージョンに依存しない記述についてはページ番号ではなく章題「Part. XX ○○○○」の形式で出典を示するのが合理的だと感じます。--Yumoriy(会話) 2025年6月28日 (土) 16:33 (UTC)返信
情報 記述「『はみだしっ子』の名を付けたのは、当時『花とゆめ』編集長で後の白泉社社長小長井信昌。」の出典については、『はみだしっ子語録 : さまよう青春のみちしるべ』(白泉社, 1981)の「あとがき」に「また、シリーズ名となりました「はみだしっ子」は、小長井編集部長に命名していただきました。」(p. 229)と作者自身による言及があり、また小長井氏の著書『私の少女マンガ史 : 別マから花ゆめ、LaLaへ』(西田書店, 2011)にも「三原〔順の〕原稿は、一般の読者には難解かなと思ったが、「はみだしっ子」の愛らしさは少女の母性本能をくすぐるだろうと採用。題名も私の命名だ。」と言及があります(p. 244。三原順寄稿の『MUMUMU : 別マ・花ゆめ・LaLa合同同窓会 小長井信昌氏を囲む記念パンフレット』(同人誌、1991年)の再録ページに小長井氏が附したコメント)。シリーズ第1作となる原稿に「われらはみだしっ子」という雑誌掲載タイトルを付けたのが、当時の担当編集者の小長井氏で(おそらく「Part.8 残骸踏む音」まで担当?)、その“はみだしっ子”の部分がそのままシリーズタイトルになった、ということかと思われます(論理的には、「はみだしっ子」と付けたのが小長井氏で、そこに「われら」を足したのが三原順であった可能性もあります)。(「われらはみだしっ子」と名付けられる以前、作者自身が附していたと推測されるタイトルは同人誌『はみだしっ子50周年記念 原型版 われらはみだしっ子』(ムーンライティング, 2024. [9])で確認できるはずです。) --Yumoriy(会話) 2025年6月29日 (日) 10:04 (UTC)返信
- ノート用の脚注テンプレートを設置していただきましてありがとうございます。毎度ながら色々お手間をおかけしています。
- 出展についても、根気強くご説明を頂きありがとうございます。「出典について、すべての記述に典拠を付与する」とおっしゃる意味が、朧気に分かってきました。当然ですが、そしてそれはWikipedia の辞書としての責任として当然の事ですが、それなりに手間をかけなければいけない、と今更ながら、気が付きまして、気を引き締めて、出典とともに整理を、もう一度考えたいと思います。
- 「『はみだしっ子』を名付け者が小長井信昌氏」の出展を、多く挙げていただきまして、ありがとうございます。今後の出典論拠の参考にもなります。ムーンライティングさんの『はみだしっ子50周年記念 原型版 われらはみだしっ子』は私も所有をしていまして、確かに、原題は、「もうひとつの時」だったのですね。。また解説に、マックスの出生についての論考があり、元々の原稿では設定が違ったようで少し考えてしまいましたが、wikipediaは、出版された版の設定に従うべきと思い直しました。これらトリビアも、メインページの「構想・設定の変化の過程」に「連載化まで」編として載せたいと思いつつ、そうしてページのボリュームが膨らんでしまう。。。事に悩むところです。--Idpx99(会話) 2025年6月29日 (日) 16:19 (UTC)返信
返信 (Yumoriyさん宛)
色々混乱していまして、恐縮です。一部混乱を削除しました。ページ先頭及び概要を次の通りに整理をしました。作品評価は、別途『作品評価』を設けようと考えています。Wikipedia として独自研究を乗せずに、出典を明らかにしながら、情報を集め、整理し、取捨選択して構成を考えるのが、こんなに難しいとは、今更ながら初めて経験しました。なんとか他のWikipedia記事を参考に、まとめてみました。ご意見・ご指摘点・コメント等ございましたら、忌憚なくお願いいたします。--Idpx99(会話) 2025年7月29日 (火) 15:27 (UTC)返信
呼び出し言及ありがとうございます! ウィキペディアでのセリフ引用について調べていて、こちらを拝見できずにいました。ごめんなさい。 とりあえず当ノートでエラーメッセージが出ていた下記脚注について、{{Reflist-talk|group=注釈}} を追加設置して解消しました。 また念のため、著作権の履歴継承の観点(cf. Wikipedia:ウィキペディア内でのコピー)から、Idpx99さんによる記事草稿のそれぞれ最初の当ノート投稿について転写元版(複写元の版、草稿の土台となった版)と推定できる主ページ「はみだしっ子」の版を当ノートページ内および要約欄に添え書きしました(差分/105813216。実際上は個別の版を指定せずとも、転写元ページへのハイパーリンクと転写・転記を含む旨さえ書かれていれば問題視はされない、と思われます)。なお、当ノートから主ページへの転写(コピー)については、GASM四人組の紹介文部分は主ページ要約欄に当ノートへのハイパーリンクが記載されていますし(差分/105392503。また当ノートで私が草稿に手を加えた文章については、私(Yumoriy)の著作権を放棄しIdpx99さんに委譲します)、それ以外のテキストの編集部分はIdpx99さんお一人が著作者なので、最初の草稿の履歴継承さえ実現していれば、著作権の問題は生じえないはずです。--Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 15:21 (UTC)返信
返信 (Idpx99さん宛) 作品に対する評価を独立したセクション「#作品の評価」として立てるの、分量次第ですがとても良いアイデアだと思います!(節名は“の”があったほうが好ましく感じます) 作品の(出典にもとづく、独自研究でない)特徴解説とともに、百科事典として読者に求められているセクションだと私は感じます。(書くのは確かに難しいですが、人文系の論文の「先行研究の整理」セクションにあたる部分を執筆するつもりで構えると、やりやすそうです。“先行研究の整理”をキーワードにWEB検索すると、役立つヒントが見つかるかもしれません。)
- それで、「ページ先頭及び概要を次の通りに整理」したとメッセージいただきましたが、どの部分のテキストを確認すればよいでしょうか? 当セクション《#ページ先頭及び概要の見直し20250626》冒頭部にある草稿テキストでしょうか? あるいはIdpx99さんの下書きページなど他のページでしょうか? --Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 15:51 (UTC)返信
ご返信を頂きましてありがとうございます。「著作権の履歴継承」についても、ご指摘を頂きまして、ありがとうございます。ようやく「要約欄」に記載の重要性が理解でてききました。またクリエイティブコモンのコピーレフトライセンスについても、最初に正確に理解しておかなければいけませんでした。GASM四人組(この表現が懐かしいです。)は、引用ノートを見れば、Yumoriyさんとの協働作業であった事が明らかでしょう。
- さて、「#作品の評価」とのを入れる案は、私も同意です。また、表現が正確ではなく、混乱と質問の手間をおかけしてしまって恐縮です。「ページ先頭及び概要を次の通りに整理」は、 当セクション《#ページ先頭及び概要の見直し20250626》冒頭部にある草稿テキストです。
- それからご指摘から気が付きましたが、試行錯誤段階では、個人的な下書きページを使う方がノートが混乱しないですね。更に「先行研究の整理」についてもご教授を頂きましてありがとうございました。なるほど、「整理」というものを、ようやく学べそうです。。
--Idpx99(会話) 2025年8月1日 (金) 15:24 (UTC)返信
脚注
- ^ 花とゆめコミックス版の単行本カバージャケットの表記は、第1巻が『われらはみだしっ子 : 三原順傑作選』、第2巻が『はみだしっ子2 夢をごらん : 三原順傑作選』となっている。第3巻以降は「三原順傑作集」の文字が消える。
現在の「♯構想・設定の変化の過程」は、「構想・設定」とリネームし、ここに初出までの経緯、連載化に至る情報、作品の追加情報をまとめたいと考えています。
つまり、現在視点での概要には、時代の特徴や評価、与えた影響等々作品の外側の情報を手厚くし、作品に関する情報は、なるべく「構想・設定」に整理をします。追加の情報も、どちらに加えるかを検討していきます。
ご意見ご指摘等ございましたら、遠慮なくお願いいたします。
尚、出展情報は、ここでは確認しやすいように、注釈形式ではなく、【】記載にしています。--Idpx99(会話) 2025年7月5日 (土) 13:17 (UTC)返信
(現在の構想・設定の変化の過程をリネーム
連載へ向けての変化
読み切り予定だったPart1及び続編のPart2では、最後の1ページには、成長した5年後の彼らが描かれていたが単行本化の際にカットされた。この最終ページは「LOST AND FOUND 三原順秘蔵作品集」に収録されている。その後、連載作品として扱われるようになった。
構想・設定の変化
『はみだしっ子語録』内の作者による『はみだしっ子メモリアル』(文庫版第6巻に再録)によれば高校1年生のときの11冊のノートに書かれた「小説もどき」が最初であり、次いで高校2年生のときにB4ノート3冊に書き直された。
構想及び上述漫画形式原型のいくつかは『LOST AND FOUND 三原順秘蔵作品集』に収録されている。時間軸で並べると以下のようになる(収録順は逆)。
小説『Day Tripper』
小説『マックス』
『もうひとつの時』(『カッコーの鳴く森』の原型、60ページ版)
(以下、省略)
--Idpx99(会話) 2025年7月5日 (土) 13:17 (UTC)返信
情報 上記2025年7月5日投稿(差分/105489625)中の草稿テキストは、主ページ「はみだしっ子」の2025-06-29 14:55:50 (UTC)の版から転写し、Idpx99さんが加筆したものです。--Yumoriy(会話) 2025年7月31日 (木) 03:26 (UTC)返信
当初は、「構想・設定」を一つにまとめようと考えたのですが、直接作品に係る内容(「舞台設定・音楽その他」等及び直接作品が生まれた背景である「初出まで」は、一旦、概要に入れ直しました。ただし「音楽その他」は、こちらに戻す事もまだ検討をしています。タイトルを「構想・設定の変化」として、よりファン向け情報をまとめています。
荷宮和子は、「親に捨てられた四人の事を主人公にした少女マンガがなぜあんなにも受けたのか、アダルトチルドレンという概念を知った今だからこそよくわかる。『アダルト・チルドレンと家族』(斎藤学/学陽書房)中の229頁「親だって大変だったから、とだけは一切言わないことがアダルトチルドレンの治療のためには大事」という旨の一文は、「はみだしっ子」を貫くスタンスをそっくりそのまま言い表していると言えるだろう。」[1]と評し、藤本由香里は、「一見、ごまかしの多い大人の世界を一方的に糾弾しているように見えながら、『はみだしっ子』という物語は、じつは大人を完全に切り捨ててはおらず、逆に”大向こうの連中”がコーラスで、「これが道徳です!これが正常です!」と連呼するような世界と、いかに折り合いをつけて、自分の居場所を打ち立てるのか、というところに焦点をあてている。たとえそれが相当の困難を伴うにしろ、私達はこの世界で生きていくしかない。自分の困難を他人のせいには決してしない・という決然として姿勢がそこにはあった。」と評する。[2]
マンガエッセイスト川原和子は、一番好きな漫画として「はみだしっ子」を挙げ、「はみだしっ子」は聡明な友人みたいな存在だったと語り、[3]漫画家田村由美は、「バイブル」と呼ぶ。[4]
この作品評価は、まだまだ評価を集め、取捨選択に取り組みます。現時点で、構成も含めて、ご意見、ご指摘、ご提案その他ありましたら、忌憚なくお願いいたします。
--Idpx99(会話) 2025年7月31日 (木) 14:24 (UTC)返信