ノート:日本の数学者の一覧一応の初期整備終了最初にコピーした一覧の人名表に基づいた一応の整備が終わりました。 しかし、たとえば「矢野健太郎」や「佐藤幹夫」が抜けているなど、不備が目立ちますので、これからも折に触れて作業をする積もりでいます。 今からは手入れはどなたでも自由に行って結構ですから、有志の方はどしどし手を入れて下さい。--Midz 2009年5月23日 (土) 11:46 (UTC) 追加掲載の判断基準について数学者として実績のある人⇒ICM招待講演者レベル&旧帝大教授クラス&各賞受賞者(奨励賞やローカルな賞を除く)
又は自称数学者を含むタレントやエッセイスト、ユーチューバー等で著名な人 といったおおざっぱな基準で1971-1980年生まれの数学者を追加していきたいと思います また、1961-1970年生まれで上記の基準を満たす数学者も追加します なお、生年を公表していない人達については学部卒を22歳とするか学位取得を27歳と仮定し、概算で表示します--G3Copier(会話) 2023年6月6日 (火) 12:28 (UTC) 1930-50年代生まれ数学者リストのメンテナンス基準さらに遡り、リタイア組が中心の1940年代、1930年代生まれの数学者を追加・整理していこうと思います。 実質はタレント・作家といったイロモノ数学者はともかく、1960年代以降の現役組については数学者としての業績を中心に条件を考えましたが、それ以前の人々についてはどんな学生を育てたか、分野の専門家向け定番教科書を書いたかの評価を追加した方が良いように思います。 数学史に残る絶対的な業績を持つ孤高の数学者(岡先生とか)や超絶的な数学者(柏原先生とか)は別として、研究者は次世代に繋いでいくか教科書を書いて後を追ってくれる人に期待することになるので、さらに次の代の研究者を育成するような弟子を持ったか、素人向けの解説書やエッセイではなく、評価の高い専門家向けのテキストを残しているかを条件に追加します。 また、女性数学者については厳しい時代であったことを考慮して、条件を緩和して選択しようと思います。 ということで1930-50年代の暫定規準は 1. 専門分野が数理物理を含む数学であること 2. 国際的な評価が高い⇒ICM招待講演者以上程度 3. 国内の社会的評価が高い⇒旧帝大教授程度の職歴 4. 国内の学術的評価が高い⇒受賞歴(奨励賞、地方・学内賞を除く) (ここまでは50年代以降と同条件) 5. 弟子の中に2~4のいずれかを満たす者がいる 6. 5が満たされない場合は、分野のテキストとして評価の高い教科書を出版 7. 5-6が満たされない場合も、文化勲章、ICM全体講演者、学士院賞あたりは可 ということでチェックすると 渡辺信三(1935- ):筆頭弟子は京大名誉教授 土屋昭博(1943- ):筆頭弟子は京大教授 大島利雄(1948- ):筆頭弟子は東大教授 このお三方は1~5を満たしています。⇒追加します。 以下は見落としがないか要精査ということでペンディング 福島正俊(1935- ):筆頭弟子は東京理科大教授✕⇒竹田雅好は東北大名誉教授なので条件クリア 執筆教科書は「ディリクレ形式とマルコフ過程」(紀伊國屋数学叢書, 5)1975.5 微妙 西田孝明(1941?- ):筆頭弟子は大阪公立大教授✕⇒弟子に解析学賞受賞者 △新谷卓郎(1943-1980):早逝されたため、めぼしい弟子がいない 小谷眞一(1946- ):筆頭弟子は立命館大教授 森田茂之(1946- ):筆頭弟子は東大准教授 満渕俊樹(1949?- ):筆頭弟子は熊本大教授 で、石井先生は女性枠ということで良いとして 足立恒雄(1941- ):代数的整数論、数学史 齋藤裕 (1947-2010) : 保型形式 中村隆(1951- ):統計学の数理 黒川信重(1952- ):数論 根上生也(1957- ):位相幾何学的グラフ理論 このあたりは最初にリストに入れた人の思い入れなんですかね--G3Copier(会話) 2023年6月9日 (金) 11:53 (UTC) 1931年-1960年生まれの日本の数学者の整理ノート「1930-50年代生まれ数学者リストのメンテナンス基準」の条件で精査しました。 広中平祐*(1931- ): OK-フィールズ賞 荒木不二洋(1932- ): OK-ポアンカレ賞 小林昭七 (1932–2012): OK-海外中心で国内賞なし(弟子は阪大教授等) 佐藤大八郎 (1932–2008):? 竹崎正道 (1933- ) : OK-海外中心で国内賞なし(弟子は東大教授等) 渡辺信三(1935- ): OK-条件クリア(弟子は京大教授等) 福島正俊(1935- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査⇒OK 伊原康隆(1938- ): OK-条件クリア(弟子は東大教授等) 青本和彦(1939- ): NG-ICM招待講演歴なし 塩浜勝博(1940- ): OK-立教大だが業績十分(弟子は東大教授等) 足立恒雄(1941- ):? 西田孝明(1941?- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査⇒解析学賞受賞者がいる 飯高茂(1942- ): OK-学習院大だが学士院賞(弟子は東大教授等) 西田吾郎(1943-2014): NG-ICM招待講演歴なし 藤原正彦(1943- ): OK-タレント枠 土屋昭博(1943- ): OK-条件クリア(弟子は京大教授等) 齋藤恭司(1944- ): OK-条件クリア(弟子は京大教授等) 上野健爾 (1945- ) : 本人賞なし、(弟子は名大教授等) 秋山仁(1946- ): OK-タレント枠 小谷眞一(1946- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 森田茂之(1946- ):本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 柏原正樹(1947- ): OK-ICM全体講演 齋藤裕 (1947-2010):? 砂田利一(1948- ): OK-条件クリア(弟子は東北大教授等) 大島利雄(1948- ): OK-条件クリア(弟子は東大教授等) 宮岡洋一(1949- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 三輪哲二 (1949– ): OK-ICM全体講演 石井志保子(1950- ): OK-女性枠 中村隆(1951- ):? 大沢健夫(1951- ): OK-条件クリア(弟子は京大教授等) 森重文*(1951- ): OK-フィールズ賞 神保道夫(1951- ): OK-条件クリア(弟子は東大教授等) 加藤和也*(1952- ): OK-ICM全体講演 黒川信重(1952- ): NG-ICM招待講演歴なし 川又雄二郎 (1952– ): OK-条件クリア(弟子は東大教授等) 向井茂 (1953– ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 ピーター・フランクル(1953- 、ハンガリー): OK-タレント枠 根上生也(1957- ):? 深谷賢治(1959- ): OK-条件クリア(弟子は京大教授等)
佐藤大八郎 (1932–2008):? 足立恒雄(1941- ):? 齋藤裕 (1947-2010):? 中村隆(1951- ):? 根上生也(1957- ):?
青本和彦(1939- ): ICM招待講演歴なし 西田吾郎(1943-2014): ICM招待講演歴なし 黒川信重(1952- ): ICM招待講演歴なし
福島正俊(1935- ):筆頭弟子は東京理科大教授✕⇒東北大名誉教授 西田孝明(1941?- ):筆頭弟子は大阪公立大教授✕⇒解析学賞受賞者 上野健爾 (1945- ) : 本人賞なし、弟子は名大教授等 小谷眞一(1946- ):筆頭弟子は立命館大教授 森田茂之(1946- ):筆頭弟子は東大准教授 宮岡洋一(1949- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 向井茂 (1953– ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査
満渕俊樹(1949?- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 肥田晴三(1952年- ):OK-条件クリア(弟子はUCLA教授等) 楠岡成雄(1954- ):OK-条件クリア(弟子は京大教授等) 岡本久(1956- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 山口孝男(1956?- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 寺杣友秀(1958- ): 本人条件クリア(弟子は東大准教授等) 古田幹雄(1960- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査 見落とし追加分の確認データです 舟木直久(1951- ): 本人条件クリア(弟子は東大准教授等) 見落とし追加分の確認データです(その2:ICM招待講演者一覧に漏れていたため見落とし) 俣野博(1952- ): OK-条件クリア(弟子は東大教授等) 見落とし追加分の確認データです(その3:単純に見落とし) 儀我美一(1956?- ): 本人条件クリア、後継育成実績⇒要調査(弟子多数)生年は退官年から推定 --G3Copier(会話) 2023年6月10日 (土) 05:01 (UTC) 1901-1930年生まれの日本の数学者の整理&記憶に残る数学者について編集規準として数学者としての実績重視で本格派を中心に、数学振興に資したイロモノ数学者を加えて編集してきました。 1911年以降については、すでに創成期を過ぎているので、この基準で編集したいと思います。 ですが、エピソード性のある人、早逝して語り継がれているような吉川実夫、谷山豊、新谷卓郎あたりの数学者をどうしましょうか。 入門書や啓蒙書を書いたり、数学の振興普及に努めて有名な人をどう扱うか、1920年代生まれあたりに遡ると多くの弟子を育てている人がぞろぞろ出てくるのでどうするのかを検討する必要があると思います。 弟子達がこの人達を過大評価して語る傾向があるので、どれも凄い先生だったことになってますが、実際には大学と数学者ポストの急増期に大学教員をしていたことで多数の弟子を持ったというケースもあると思われます。 とりあえず、教育・啓蒙普及面では著名な人だけ残し、1910年代以降は1930年代以降と同一基準で、それ以前は正田、彌永といった有名人を残す方向で整理したいと思います。 また、世界レベルでの記憶に残る数学者として谷山豊を残します。 矢野野健太郎のように数学者として実力派であって、かつ入門・啓蒙書を多数執筆した人と数学教育・啓蒙で有名な人は区別できるよう、説明を調整します。 1901年-1930年生まれの日本の数学者の精査結果は以下のとおり 岡潔*(1901-1978): OK-文化勲章(ICM講演歴なし戦時下) 中村幸四郎(1901-1986): OK-数学普及・教育枠 正田建次郎*(1902-1977): OK-文化勲章(ICM講演歴なし戦時下) 岡村博(1905-1948): NG-ICM講演歴なし⇒弟子多数 南雲道夫(1905-1995): NG-ICM講演歴なし⇒弟子多数 弥永昌吉(1906-2006):OK-学士院会員(ICM講演歴なし戦時下) 遠山啓(1909-1979): OK-数学普及・教育枠 吉田耕作*(1909-1990): OK-ICM全体講演 角谷静夫(1911-2004): OK-ICM全体講演 矢野健太郎(1912-1993): OK-賞は紫綬褒章⇒弟子は海外中心 中山正 (1912–1964): OK-学士院賞⇒弟子もOK、永田の師匠 伊藤清*(1915-2008): OK-ガウス賞 小平邦彦*(1915-1997): OK-フィールズ賞 古屋茂(1916-1996): NG-ICM講演歴なし⇒? 丸山儀四郎(1916-1986): NG-ICM講演歴なし 岩澤健吉(1917-1998): OK-学士院賞 加藤敏夫(1917-1999): OK-ICM全体講演 浦太郎(1920- ): NG-ICM講演歴なし⇒? 溝畑茂(1924-2002): NG-ICM講演歴なし⇒弟子多数 倉西正武(1924-2021): OK-本人OK⇒弟子米に多数 冨田稔(英語版) (1924-2015) : NG-ICM講演歴なし 井草準一 (1924-2013) : OK-海外中心で賞なし⇒弟子OK 山口昌哉(1925-1998): ICM✕⇒弟子多数 竹内外史(1926-2017): ICM✕⇒朝日賞・ストーリー性 一松信(1926- ): OK-数学普及・教育枠 鈴木通夫(1926-1998): OK-学士院賞 岩堀長慶 (1926–2011) : NG-ICM講演歴なし⇒弟子多数 銀林浩(1927-2020) : NG-ICM講演歴なし⇒? 佐武一郎 (1927-2014) : NG-ICM講演歴なし⇒弟子多数 谷山豊(1927-1958): OK-ストーリー性の高さで残す 永田雅宜(1927-2008): OK-本人賞なし⇒弟子多数 森毅 (1928-2010) : OK-タレント枠 佐藤幹夫(1928-2023) : OK-ICM全体講演 境正一郎 (1928- ) : OK-本人OK⇒弟子不明 服部晶夫 (1929–2013):NG-ICM講演歴なし⇒弟子多数 久保田富雄(1930-2020):OK-賞が山路賞⇒弟子不明 志村五郎*(1930-2019 ):OK-ICM講演多数回 米田信夫 (1930-1996): NG-ICM講演歴なし⇒? 1921年 - 1930年生まれの日本の数学者(追加) 森正武(1937-2017)OK-工学博士⇒賞は応用数理系--G3Copier(会話) 2023年6月11日 (日) 03:11 (UTC) 19世紀生まれの日本の数学者の整理+1910以前の再整理戦前の数学者については戦後のようなICM講演歴やまだ存在していなかった数学系の受賞歴を適用しにくいので、国際的な評価は参考程度とし、評価基準として学士院会員、学士院賞、文化功労者を採用してみます。 数学分野の文化功労者は過去9人で全員が一覧にあり(他に応用数学1人)、戦後の数学分野の学士院賞受賞者も全員が一覧に入っていることから、戦前の帝國学士院賞受賞者も同様に考える。 古い時代の学士院会員は確認しにくいが、現在の数学分野の会員は広中、森、柏原、深谷の4人でフィールズ賞か全体講演者であることから、戦前期についても同様に学術的評価が高かったと考え、以下の三項の数学者を残し、また漏れていた場合は追加する方針で整理します。 ・文化功労者であった数学者(上位の文化勲章を含める) ・学士院賞授賞歴のある数学者(恩賜賞を含む) ・学士院会員歴のある数学者(帝國学士院を含む) 以上を1910年以前の生まれの数学者に適用して整理すると 19世紀生まれの日本の数学者 菊池大麓(1855-1917):OK-帝国学士院院長 藤沢利喜太郎(1861-1933):OK-1906年 帝国学士院会員 林鶴一(1873-1935):別枠でOK-『東北数学雑誌』創刊 吉江琢児(1874-1947):OK-1927 帝国学士院会員 高木貞治*(1875-1960):OK-1925 帝国学士院会員⇒現基準もクリア 藤原松三郎(1881-1946):OK-1925 帝国学士院会員⇒現基準もクリア 窪田忠彦(1885-1952):OK-学士院会員 園正造(1886-1969):OK-文化功労者 小倉金之助(1885-1962):別枠でOK-随筆家。数学史 掛谷宗一*(1886-1947):OK-1928 帝国学士院恩賜賞 竹内端三(1887-1945):NG-ストーリー性があるか要確認 吉田洋一(1898-1987):別枠でOK-『零の発見』<岩波新書> 末綱恕一(1898-1970):OK-学士院会員 20世紀生まれの日本の数学者 1901年 - 1910年生まれの日本の数学者 岡潔*(1901-1978):OK-学士院賞、文化勲章 中村幸四郎(1901-1986):別枠でOK-著名参考書 正田建次郎*(1902-1977):OK-学士院賞、文化勲章 弥永昌吉(1906-2006):OK-1978 日本学士院会員 遠山啓(1909-1979):別枠でOK-「水道方式」 吉田耕作*(1909-1990):OK-日本学士院会員、学士院恩賜賞⇒現基準もクリア 一覧に漏れている数学者として 功力金二郎(1903-1975):1939 帝国学士院賞受賞 を追加 該当しない数学者として 竹内端三(1887-1945):NG-ストーリー性があるか要確認 をとりあえず、コメントアウトして外しておきます⇒クロネッカーの夢がどの程度ストーリー性を持つかは検討ということで--G3Copier(会話) 2023年6月12日 (月) 11:13 (UTC) 女性数学者の追加について最初に仮設定した判別基準、国際的評価、社会的評価、学術的評価の高い数学者、具体的にはICM招待講演歴、旧帝大学教授歴、受賞歴で選んで入っているのは緒方芳子さん1人、いずれは山下真由子さんも入ってくるだろうとは思いますが、女性限定優遇公募ポストがまかり通る現在とは違い、女性にとって不利だった過去の時代に活躍した方としては石井志保子先生だけが入っています。 追加候補として次の人達を検討してみたいと思います。 大正から昭和初期生まれの方は旧制高等女子師範学校から大学数学科、学位取得のコースの方が集中していますが、情報不足の方が多いですね。 金山(牧田)らく(1884-1977)最初の大学数学科の学生、引退して主婦 森本治枝(1902 - )東北帝國大学理学部数学科卒、津田塾大 桂田芳枝(1911-1980)女性初の博士号、北大名誉教授 中西(榎本)シヅ(1924- ):大阪府立大教授 松田(加藤)千鶴子(1924-2013):お茶の水女子大教授 大塚香代(1928?-)京都大学教授、京大数学科卒 澤島侑子(1929-)お茶の水女子大教授 渡辺峰子(1932-1981)詳細不明、1966京大論博 小山敏子(1932-2022)お茶の水女子大教授、1977広島大論博 渡辺ヒサ子(1932-)お茶の水女子大教授、1976広島大論博⇒1997 岩堀信子(生年未確認)青山学院大学教授 前田ミチヱ(生年未確認)お茶の水女子大教授 坂本(有馬)礼子 (1938?-) 1974彌永賞、奈良女子大教授 宮岡礼子(1951 - )業績十分、2001幾何学賞、東北大名誉教授 小谷元子(1960 - )猿橋賞、日本数学会初の女性理事長、東北大副学長 清水扇丈(1967? - )日本数学会理事長、京大教授 伊藤由佳理(1969? - )2001建部賢弘特別賞、東大教授
19世紀生まれの候補 金山(牧田)らく(1884-1977)最初の大学数学科の学生、引退して主婦 女性史的にもどうなのでしょう⇒女性史枠?要検討 『日本の数学100年史(下)』岩波書店(以下、「100年史」)を見ても、言及はありません。
森本治枝(1902 - )東北帝國大学理学部数学科卒、津田塾大 女性史的には語るに足りるのでしょうが、はて⇒女性史枠?要検討 100年史で言及なし
桂田芳枝(1911 - )女性初の博士号、北大名誉教授 100年史の業績紹介は、氏名列記紹介が1箇所、単独での業績紹介が1箇所と、その他大勢ではなく、それなりの扱い。ただ、このブロックは他に並んでる数学者がエラすぎる。エッセイや入門書を書きまくってる人も実は一流の本格派だし この時代はあえて同レベルで比較する必要はないか⇒女性史枠?要検討
中西(榎本)シヅ(1924- ):大阪府立大教授、功刀金二郎の弟子 100年史の業績紹介1箇所 松田(加藤)千鶴子(1924-2013):お茶の水女子大教授、福原満州男の弟子 100年史の業績紹介2箇所⇒同一内容で福原等との共著の話題 大塚香代(1928?-)京都大学教授、京大数学科卒で永田雅宣の弟子 100年史で言及なし 澤島侑子(1929-):お茶の水女子大教授、1965東大論博 100年史の業績紹介1箇所⇒8行程度で共著者の1人として紹介
渡辺峰子(1932-1981) 100年史で業績紹介1箇所⇒3行程度で単独紹介 岩堀信子(未確認)青山学院大学教授 100年史で言及なし 小山敏子(1932-2022)お茶の水女子大教授、1977広島大論博 100年史で業績紹介1箇所端緒のみ 渡辺ヒサ子(1932-)お茶の水女子大教授、1976広島大論博⇒1997 100年史で言及なし 前田ミチヱ(未確認)お茶の水女子大教授、1983東工大論博(積分論) 100年史で言及なし 坂本(有馬)礼子 (1939-) 1974彌永賞、奈良女子大教授、京大数学科出身 100年史で業績紹介2箇所+論文紹介1箇所 このブロック内ではNo.1候補か? まだ並べて語るのはちょっと無理があるかも⇒女性史枠?要検討
石井志保子(1950- ):代数学賞、学士院賞、東大名誉教授 他の同世代数学者と並べて違和感なし
宮岡礼子(1951 - )2001幾何学賞、東北大名誉教授 論文業績からぱっと見でしかるべき掲載誌を抽出しても Ann. of Math.*3 Crelle's Journal Math. Ann. Math. Z.*3 Nagoya Tôhoku Osaka*3 以下略 恐れ入りました。 同年代の他の人とはすでに肩を並べているように見える(個人の感想です) 小谷元子(1960 - )猿橋賞、東北大副学長、日本数学会初の女性理事長 初の数学科卒や学位取得者を入れるのなら併せて?⇒保留
清水扇丈(1967? - )日本数学会理事長、京大教授 相応の業績はもちろんあるのですが⇒保留 伊藤由佳理(1969? - )2001建部賢弘特別賞、東大教授 心情的にはファンなのですが、並べるのにはちょっと⇒保留
緒方芳子(197x- ):秋季賞、ポアンカレ賞 すでに十分に輝いてます
宮岡先生は妬まれるような論文業績(Annals of Math. に3本)をお持ちで、時代が違えばICM招待講演は確実なレベル、実際になんで呼ばれてないのか不思議なくらいなので、とりあえず追加しておきます。--G3Copier(会話) 2023年6月15日 (木) 12:26 (UTC) その他の数学者の扱いについて日本の数学者全てをリストすることは無理ですし意味がないので、和算の代表的数学者、日本を代表するだろうと考えられる論文業績があるコアな数学者とその他の数学者としてマスコミ等で有名な数学者や数学普及に業績があった有名人を整理・列記してきました。 学問としての数学を掘り下げ広げてきたコアな数学者については、専門分野での世界的な評価、国内での学術的評価、社会的評価を基準に整理しています。 その他の数学者としては 林鶴一(1873-1935):日本初の数学専門誌『東北数学雑誌』創刊 小倉金之助(1885-1962):随筆家。専門は数学史 吉田洋一(1898-1987):『零の発見』<岩波新書> 中村幸四郎(1901-1986):参考書「チャート式」、専門は位相幾何学、数学史 遠山啓(1909-1979):「水道方式」、数学教育 一松信(1926- ):数学入門書の著書多数。数学検定。専門は関数論 森毅 (1928-2010) : エッセイスト。数学・教育についての多数の著作で知られる。 藤原正彦(1943- ):エッセイスト、『国家の品格』<新潮新書>。専門は数論 秋山仁(1946- ):テレビ等で活躍。専門はグラフ理論等。 ピーター・フランクル(1953- 、ハンガリー)組み合わせ論。国際数学オリンピック、大道芸 がリストされていました 数学上の業績では日本を代表するというほどでもないが、教育面や普及面で業績があり有名な数学者達です。 この人たちはすべて数学関連の博士号を持っていたか、旧帝大数学科教授でした。 さて、 宮本藤吉(?-1916):『五桁ノ対数表及三角函数表』 なのですが、この方は数学の論文を出しているわけでもなく、学位もお持ちでありませんし、そもそも数学科や物理学科の出身でもありません。 主たる事績として『五桁ノ対数表及三角函数表』が掲げられていますが、この対数表は「宮本の対数表」ではなく、通称「ガウスの対数表」として売られており、宮本藤吉は訳者として名を出しているものの、監修は別の数学者が行っていて、数学的業績と考えることは困難です。 原点に戻ってWikipediaの人物記事の基準で 学者・教授 ・独立した情報源からその専門分野の重要な専門家であると目されていること。 ・同じ専門分野の独立した学者から重要人物であると目されていること。 ・重要かつよく知られている学術書を著わしていること。学術書は、教科書や講座の基準となっている場合や複数の独立した著作のテーマの場合、学術書の中で他の著者から広く引用されている場合、重要あるいはよく知られているといえるでしょう。 ・著作集が重要でよく知られていること。 ・重要で新しい概念や理論を生み出したこと。それらが、信頼できる情報源の基準に適った複数の独立した些末ではないレビューや研究論文のテーマとなっている場合に限ります。 ・著名な賞を受賞したこと。あるいは、よくノミネートされていること。 から見て、元記事が「数学者」の記事として適切であるかが問われると思います。 とりあえずコメントアウトしますので、必要があれば議論をお願いします。--G3Copier(会話) 2025年2月21日 (金) 03:36 (UTC) 「〇〇の弟子」表記について柏原正樹と神保道夫のお二方についてだけ、特別に「佐藤幹夫の弟子」という記述がついています まず、師弟関係、誰が誰の指導教員かというのは数学史的に意味のある情報なので、MGPというデータベースも作られていまし、個別の記事内に指導教員とか師匠とかの記述があります 一覧には伊藤清の弟子も複数存在しますし、三輪哲二も佐藤幹夫の弟子ですが一覧に記述はありません 「〇〇の弟子」表記は外しますので、必要があれば議論をお願いします--G3Copier(会話) 2025年3月22日 (土) 10:05 (UTC) |
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