ハビエル・エチェバリーア・ロドリゲス
ハビエル・エチェバリーア・ロドリゲス(Javier Echevarría Rodríguez / 1932年6月14日、マドリード - 2016年12月12日、ローマ)はスペイン出身のカトリック教会の司教で、オプス・デイ属人区長(第二代)であった。尊称「パドレ」。 生涯ハビエル・エチェバリア司教は8人兄弟の末子として1932年6月14日にスペイン首都マドリードで生まれた。サン・セバンティアン市のマリア会の学校とマドリードのマリスト会の学校を通った。1948年に学生寮でオプス・デイの若者と知り合った。同年9月8日に日常生活の中に聖性を求める神の召し出しを感じ、オプス・デイに加わった。 法学および教会法の博士号を取得したが、大学はマドリードで始めてローマで続けた。(1953年に教皇庁立聖トマス大学で教会法博士号、1955年に教皇庁立聖トマス大学で法学博士号を取得)。 1955年8月7日、司祭に叙階された。聖ホセマリア・エスクリバーの忠実な協力者として、1953年から聖ホセマリアの死去する1975年まで秘書を務めた。1975年、アルバロ・デル・ポルティーリョ師が聖ホセマリアの後継者に選出されてから、事務局長に任命され、1982年にオプス・デイが属人区として設立されたことにより、属人区長総代理となった。 1994年4月20日、オプス・デイの属人区長として選出され、さらに聖ヨハネ・パウロ2世教皇により認証を受けたエチェバリーア師は、1995年1月6日に聖ペトロ大聖堂において同教皇より司教に叙階された。 最初から、家族、若者、文化の分野の福音宣教を優先した。また、ロシア、カザフスタン、南アフリカ、インドネシア、韓国、スリランカなど16ヶ国もの国においてのオプス・デイの活動の始まりを推進した。オプス・デイのメンバーと協力者の使徒職を促すように全世界を回った。移民、病人、見捨てられた人のための取り組みを励んだ。末期患者のための緩和ケア―の何ヶ所の施設に特別な注意を払っていた。 カテケーシスの旅や司牧活動には、よく取り上げた課題は、十字架上のイエス・キリストへの愛、兄弟愛、他人を使える事、恵みと神のことばの重要さ、家族生活、教皇との一致などであった。 聖座の列聖省審議委員と最高裁判所に属した。2001年、2005年、2012年のシノドス(世界司教通常総会)、アメリカ・シノドス(1997年)とヨーロッパ・シノドス(1999年)に参加した。2016年12月12日、ローマで呼吸不全により死去した。 来歴
役職著書
脚注
関連事項
外部リンク
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