ハーリン・ガルシア
ハーリン・エマニエル・ガルシア(Jarlin Emmanuel García, 1993年1月18日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入り前少年時代はサッカーに熱中しており、野球は15歳の時から始めた[1]。 プロ入りとマーリンズ時代2010年8月にアマチュア・フリーエージェントでフロリダ・マーリンズと契約してプロ入り。 2011年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・マーリンズでプロデビュー。14試合(先発8試合)に登板して5勝5敗1セーブ、防御率3.29、46奪三振を記録した。 2012年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズでプレーし、12試合(先発4試合)に登板して1勝3敗、防御率3.60、32奪三振を記録した。 2013年はA-級バタビア・マックドッグスでプレーし、15試合に先発登板して2勝3敗、防御率3.10、74奪三振を記録した。 2014年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズでプレーし、25試合に先発登板して10勝5敗、防御率4.38、111奪三振を記録した。 2015年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズとAA級ジャクソンビル・サンズでプレーし、2球団合計で25試合に先発登板して4勝8敗、防御率3.57、104奪三振を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームで世界選抜に選出された[2]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。 2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズ、A+級ジュピター、AA級ジャクソンビルでプレーし、3球団合計で17試合(先発12試合)に登板して1勝3敗、防御率3.73、38奪三振を記録した。なお、5月15日にはメジャー初昇格を果たしたが[4]、登板機会が無いまま20日にAA級ジャクソンビルへ降格した[5]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。 2017年はAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプ[6]で開幕を迎えた。4月14日にメジャー昇格すると[7]、同日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー[8]。左の中継ぎとして定着し、この年メジャーではチーム最多となる68試合に登板して1勝2敗、15ホールド、防御率4.73、42奪三振を記録した。 2018年、開幕時はリリーフだったが、メジャー初先発を務めた4月11日のメッツ戦で6回を無安打無失点に抑える快投を披露した(勝敗は付かず)[9]。この年は29試合(先発7試合)に登板して3勝3敗、防御率4.91、40奪三振を記録した。 2019年は53試合に登板して4勝2敗、防御率3.02、39奪三振を記録した。 ジャイアンツ時代2020年2月10日にウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[11]。この年は19試合に登板して2勝1敗、防御率0.49、14奪三振を記録した。 パイレーツ時代2022年オフにピッツバーグ・パイレーツと契約を結んだが、怪我の影響で2023年は全休。オフの11月6日に契約延長オプションを破棄して、フリーエージェント(FA)となった[12]。 投球スタイルフォーシーム主体の速球に、スライダーとチェンジアップを組み合わせる[13]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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