ビッグマウス (2017年のテレビアニメ)

Big Mouth
ジャンル	シチュエーションコメディ; エロティック
原案	ニック・クロール; Andrew Goldberg; Mark Levin; Jennifer Flackett; アヨ・エデビリ（第5シーズン以降）;
声の出演	ニック・クロール; John Mulaney; Jessi Klein; Jason Mantzoukas; ジェニー・スレイト; Fred Armisen; マーヤ・ルドルフ; Jordan Peele;
音楽	Mark Rivers
オープニング	"Changes" by Charles Bradley
国・地域	United States
言語	English
シーズン数	5
話数	51
各話の長さ	25–46 minutes
製作
製作総指揮	ニック・クロール; Andrew Goldberg; Mark Levin; Jennifer Flackett;
プロデューサー	Chris Prynoski; Shannon Prynoski;
製作	Danger Goldberg Productions; Good at Bizness, Inc.; Fathouse Industries; Titmouse, Inc.;
配給	Netflix Streaming Services
放送
放送チャンネル	Netflix
放送期間	2017年9月29日 - 放送中
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『ビッグマウス』（原題：Big Mouth）は、Netflix製作のテレビアニメ番組で、Netflixオリジナル・シリーズである。

本作は思春期における性や人間関係を主題としている^[2]。原作者のニック・クロールは、作中で思春期の登場人物が生理を経験したり、自慰をする場面が多いと述べ、行為や生理現象そのもの以上に、その時の当事者の感情に焦点を当てようとしているとインタビューの中で説明している^[2]。

2022年3月18日からは『ヒューマン・リソース・モンスターズ』というスピンオフアニメが配信された^[3]。

プロット

キャストとキャラクター

※括弧内は日本語吹替声優。

メイン

アンドリュー: 声：ジョン・ムレイニー（三瓶雄樹）; 本作の主人公の一人。
ニック: 声：ニック・クロール（丸山智行^[4]）; アンドリューの親友。
ジェシー: 声：ジェシー・クライン（伊藤亜祐美^[4]）
ミッシー: 声：ジェニー・スレート^[1]（第1シーズン～第4シーズン）→アヨ・エデビリ（英語版）^[5]（第4シーズン以降）/（木村涼香 ^[4]）; 卑猥な二次創作の制作にのめりこむ少女^[5]。
ホルモンくん: 声：ニック・クロール（東和良^[6]）; アンドリューの元に現れた、思春期の欲望を具現化した存在。
ホルモンちゃん: 声：マーヤ・ルドルフ（岡本嘉子^[6]）; ジェシーの元に現れた、思春期の欲望を具現化した存在。
スティーヴ: 声：ニック・クロール
デューク・エリントンの幽霊: 声：ジョーダン・ピール

サブ

エピソード

シーズン1（2017）


#	サブタイトル	原題
1	イキたくて	Ejaculation
2	みんな血だらけ	Everybody Bleeds
3	ゲイかも？	Am I Gay?
4	お泊まり会で感情爆発
5	女子だってムラムラ
6	ピローとトーク
7	夢精のなせる業
8	頭押し
9	サイテーのバト・ミツバ
10	ポルノスケープ

シーズン2（2018）

#	サブタイトル	原題
1（11）	これって僕だけ？
2（12）	おっぱいで大騒き
3（13）	恥色の魔法使い
4（14）	スティーブ・ザ・ヴァージン
5（15）	家族計画
6（16）	ドラッグ仲間
7（17）	ガイ・タウン
8（18）	おっぱいの狂気
9（19）	チューか告白か
10（20）	思春期部門

シーズン3（2019）

#	サブタイトル	原題
1（21）	空回りのバレンタイン
2（22）	女子だってイライラ
3（23）	セルシー
4（24）	寝ても覚めても
5（25）	いざフロリダ
6（26）	イッてみたい
7（27）	デュークの思春期
8（28）	ランキング
9（29）	アブナイ試験対策
10（30）	スクールミュージカル！
11（31）	スーパーヒーロー大戦

製作

キャスト変更

2020年ごろより、「白人声優が有色人種を演じるのは不適切である」^{[注釈 2]}という考えがアニメ業界に広まり、本作でも有色人種のキャラクターを演じていた白人の女性声優ジェニー・スレートが降板している^[7]^[1]。その後、ミッシー役にはアヨ・エデビリという黒人のコメディアンが起用された^[1]

音楽

リリース

反響

批評

スピンオフ

→詳細は「ヒューマン・リソース・モンスターズ」を参照

脚注

注釈

^ ^a ^b supervising producer
^ ロサンゼルス在住のライターである猿渡由紀は、その理由として「演者の顔が見えないからと言って、有色人種の役を白人の声優に割り振ってしまうと、ただでさえ恵まれない有色人種の声優の仕事の機会が奪われてしまう」ことと、「電話越しなど顔が見えない場面であっても声質だけで違いがわかるほど、黒人の声質と白人の声質は異なる。ゆえに有色人種のキャラクターが白人の声質で話すのは不自然である」ことを挙げている^[7]。