フアン・エステバン・ベレス
フアン・エステバン・ベレス・ウペギ(Juan Estiven Vélez Upegui, 1982年2月9日 - )は、コロンビア・メデジン出身の元サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。 Kリーグ時代の登録名はエスティベン(ハングル: 에스티벤)[1]、Jリーグ時代の登録名はエステバン[2]。 経歴アトレティコ・ナシオナルの下部組織出身。2006年から2008年にかけてホルヘ・ルイス・ピントが率いるコロンビア代表に招集され、2010 FIFAワールドカップ・南米予選では主に左サイドバックとしてプレーした。2007年の親善試合メキシコ戦では後半25分から33分までの8分間、後に日本で活躍するダニルソン・コルドバと共にプレーしている。2008年のヨーロッパ遠征以降はピントの解任もあり代表から外れた。 2010年からは蔚山現代FCに所属し主にボランチでプレー。チームは2011年にKリーグで2位となり、翌2012年にはAFCチャンピオンズリーグを制覇するが、コンスタントに出場しチームに貢献した。 2013年は蔚山の監督である金鎬坤がパスサッカーを志向し攻撃力のあるボランチを求めたことによりチームの構想外となり[3]、ヴィッセル神戸に完全移籍。 2014年1月、他クラブとの移籍交渉中との理由により、2014年シーズンの選手登録から外れ[4]、その後済州ユナイテッドFCへ期限付き移籍した。 2014年7月、徳島ヴォルティスに期限付き移籍[5]。加入後は中盤の底を広くカバーし、高い個人技とボール奪取力でチームを支えた。一方週刊サッカーダイジェストのマッチレビューにおける評価などで、連携面の拙さや「周りのレベルに合わせている(即ち、意図的にプレー精度を下げている)」ことを指摘されることもあった。 シーズン終了後の12月27日、2015年から完全移籍となることが発表された[6]。レギュラーとして30試合に出場しこの年限りで現役引退[7]。 個人成績
代表歴試合数
脚注
関連項目外部リンク
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