フラビオ・コボッリ
フラビオ・コボッリ(Flavio Cobolli, 2002年5月6日 - )は、イタリアのトスカーナ州フィレンツェ出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス19位、ダブルス238位。これまでにATPツアーでシングルス2勝を挙げている。身長183cm、体重74kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 選手経歴ジュニア時代2020年、全仏オープンジュニアのダブルスにてドミニク・シュトリッカーとのペアで優勝した[1]。 2021年 ツアー参戦 トップ250入り2021年4月、ATPチャレンジャーツアーのガーデン・オープンIIで準優勝した。 5月、エミリア・ロマーニャ・オープンにワイルドカードで出場してATPツアーデビューし、マルコス・ジロン相手に初勝利を記録した。 8月、ATPチャレンジャーツアーのバルレッタ・オープンで準優勝した。 10月4日に更新されたATPランキングで243位にランクインした。 2022年 チャレンジャー初優勝2022年1月10日に更新されたATPランキングで199位にランクインした。 3月に出場したザダル・オープンにて、ATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。 5月にはワイルドカードでイタリア国際に初出場した。 2023年 トップ100入りイタリア国際にワイルドカードで出場したが、1回戦でアーサー・リンダークネッシュに敗れた。 5月の全仏オープンにてグランドスラム初出場。1回戦で当時ATPランキング1位のカルロス・アルカラスにストレート負けした。 10月、ATPチャレンジャーツアーのリスボン・ベレン・オープンで優勝。同月23日に更新されたATPランキングにて95位にランクインした[2]。 2024年 ツアー初の決勝進出2024年1月、全豪オープンの予選を通過して本選に初出場し、1回戦でニコラス・ジャリーに勝利。2回戦でパベル・コトフに勝利し、グランドスラムで初の3回戦進出を果たした。 南フランス・オープンでは2勝を記録し、ATPツアーで2度目となるベスト8に進出した。 シティ・オープンでは第2シードのベン・シェルトンらに勝利し、ATPツアーで初となる決勝に進出。決勝ではセバスチャン・コルダに敗れた。 8月、ナショナル・バンク・オープン1回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムに勝利し、ATPランキングで自己最高となる31位にランクインした。 全米オープンではジェームズ・ダックワース、ジズ・バーグスに勝利して3回戦に進出。3回戦ではダニール・メドベージェフに敗れた。 チャイナ・オープンでは1回戦で第8シードのアレクサンダー・ブブリクに勝利。上海マスターズでは第28シードで2回戦から登場し、スタン・ワウリンカに勝利。3回戦では憧れのノバク・ジョコビッチと初対戦し、敗れた[3]。 2025年 ツアー初優勝2025年1月、全豪オープンでは1回戦でトマス・マルティン・エチェベリーに敗退[4]。その後3月のマイアミ・オープンまで初戦敗退が続き、ATPツアー8連敗を喫した。 4月のティリアク・オープンで決勝に進出し、セバスティアン・バエスにストレート勝ちしてATPツアー初優勝を果たした[5]。5月のハンブルク・ヨーロピアンオープンでも決勝に進出し、アンドレイ・ルブレフにストレート勝ちして2度目の優勝を果たした[6]。 ATPツアー決勝進出結果シングルス:3回(2勝1敗)
成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし. シングルスグランドスラム大会
大会最高成績
脚注
外部リンク |
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