フランシスコ・ハビエル・ガルシア
フランシスコ・ハビエル・"ハビ"・ガルシア・フェルナンデス(Francisco Javier "Javi" García Fernández (スペイン語発音: [fɾanˈθisko xaβˈjeɾ ˈxaβi ɣaɾˈθi.a feɾˈnandeθ]、1987年2月8日 - )は、スペイン王国ムルシア州ムラ出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー(守備的ミッドフィールダー)、ディフェンダー(セントラルディフェンダー)。 かつてFCバルセロナやリヴァプールFCなどに在籍し、現在はプエブラFCに在籍しているルイス・ガルシアは従兄弟である。 経歴レアル・マドリードレアル・マドリードの下部組織の出身で、2004年11月28日のレバンテUD戦(5-0)でクラブ歴代2位の若さでトップチームデビューし、2004-05シーズンはプリメーラ・ディビシオン(1部)で3試合に出場した。2005-06シーズンは下部チームであるレアル・マドリード・カスティージャで過ごし、トップチームでの出場機会はなかった。2006年夏にはポーランドで開催されたUEFA U-19欧州選手権に出場して優勝し[3]、その活躍を見たファビオ・カペッロ監督によってプレシーズンのトップチームの練習に同行した。新加入のエメルソンとコンビを組んでラモン・デ・カランサ杯などほとんどのプレシーズンマッチに出場したが、2006-07シーズンはトップチームで1試合にも出場できなかった。 CAオサスナ2007年夏に就任したベルント・シュスター監督の構想から外れたため、スペイン国内のアトレティコ・マドリード、デポルティーボ・ラ・コルーニャ、プレミアリーグのリヴァプールFCなどから興味を示され[4]、移籍期間最終日の8月31日に移籍金250万ユーロ(約3億9500万円)でCAオサスナと4年契約を結んだ[5]。CAオサスナは長期離脱したジャバド・ネクナムの代役を探しており、セビージャFC戦(1-1)で初出場すると、その試合から6試合の間に2得点(レバンテUD戦とビジャレアルCF戦)を決めた。2007-08シーズンは25試合に出場して2得点と活躍したため、あらかじめ付けられていた買戻しオプションをレアル・マドリードに行使され、2008年4月29日に移籍金400万ユーロでレアル・マドリードに復帰することが決まった[6]。 復帰初戦は2008年9月24日のスポルティング・ヒホン戦(7-1)であり、後半にマアマドゥ・ディアッラとの交代で出場した。2008-09シーズンに出場した試合のほとんどが途中出場であり、ファンデ・ラモス監督の信頼を勝ち取ることができなかった。2009年夏にはUEFA U-21欧州選手権に出場した。 ベンフィカ2009年7月21日、ポルトガルのSLベンフィカに完全移籍した[7]。契約期間は5年でレアル・マドリードに支払われた移籍金は700万ユーロ(約9億4000万円)である[8]。2009-10シーズン序盤から中盤の底のレギュラーポジションを掴み、2009年11月9日のナヴァル1゚・ダ・マイオ戦(1-0)ではロスタイムにヘディングで決勝点を挙げ、チームをリーグ首位に押し上げた。この後ベンフィカは首位を独走し、5シーズンぶりのリーグ優勝と2シーズン連続のタッサ・ダ・リーガ優勝の2冠を達成した。 マンチェスター・シティ2012年8月31日、プレミアリーグのマンチェスター・シティFCに完全移籍[9]。シティでは本職の守備的MFだけでなく、CBとして起用される場合もあった。 ゼニト・サンクトペテルブルク2014年8月14日、FCゼニト・サンクトペテルブルクに5年契約で移籍した[10]。 レアル・ベティス2017年8月14日、レアル・ベティスに3年契約で移籍した[11]。 ボアヴィスタ2020年8月19日、ボアヴィスタFCに3年契約で移籍した[12]。 2022年6月22日、現役引退を表明した[13]。 個人成績
所属クラブ
タイトルクラブ
代表
脚注
外部リンク
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