プロジェクト‐ノート:日本の町・字/過去ログ8

スタイルマニュアルの修正提案 (2)

昨年9月にスタイルマニュアルの修正提案をしましたが、追加で以下の2点を提案したいと思います。

1. 定義文の「○○(まるまる)は、○○県○○市にある地名。…」の地名町丁に変更、説明文に「なお、大字や字の場合は町丁大字に置き換えること。いずれも含む場合は町丁および大字のように記載する。」と追記する。
2. 定義文の説明に「丁目は慣用的に算用数字が使われていても、正式な名称は漢数字の場合もあるため、極力正式な名称にならうこと。」と追記する。

1つ目の提案ですが、「町・字」の記事ですので、「地名」と書くよりは「町丁」,「大字」と記載するのが良いかと思います。またスタイルマニュアルに「地名」と書かれているため、おそらくそれに引っ張られて「○○は××の町名」としている記事もあります。(私もその一人でしたが…)実際には「町の名前」の記事ではないので、「町名」ではなく、記事の対象の「町丁」「大字」と書くべきだと思いました。

2つ目の提案ですが、「町・字」に関しての記事ですので、町名に正確を期すためにも(主にこれからの新規参入者に向けて)注意すべき点として挙げておくのが良いのではないかと思いました。とはいえ、「正式な名称にすること」と言い切ってしまうと、新規立項の妨げになりかねないので、「極力」の一言を入れてあります。

ご意見いただきたく、よろしくお願いします。--ぴゅう太会話2024年2月12日 (月) 15:11 (UTC)

町丁・大字・字は明確に区別できるのでしょうか?--フューチャー会話2024年2月12日 (月) 18:57 (UTC)
フューチャーさん ご意見ありがとうございます。私の場合は国土地理協会発行の国土行政区画総覧で調べています。大字や字の場合は町名のところに大字や字といった印がついています。--ぴゅう太会話2024年2月13日 (火) 12:40 (UTC)
うら会話)と申します。京都市内の町名については、このプロジェクトの規定に基づく記載が難しいことからメンバー登録はしていませんが、「町・字」の加筆などで貢献させていただいています。さて、ぴゅう太さんの今回のスタイルマニュアル修正の提案ですが、以下の意見を述べたいと思います。
「大字」なのか「町」なのか判別できるか
  • まず、フューチャーさんから指摘がありますが、それが「大字」なのか「町」なのか、またその語を用いる問題は後述しますが「町丁」なのか、判別できるのか、どのように判別するのか、判別できなければ記事が作成できないのか、という点があります。
  • 町・字」記事にも書きましたが、それが「大字」なのか「町丁」なのか「」なのか、自治体によってまちまちであり、また、明確にされていない場合もあります。自治体によって何と扱われているか、調査により明確にできればよいですが、明確にできなかった場合、どうしたらよいか考えておく必要があります。
「○○△丁目」の「○○」を記事名とする記事の取り扱い
  • (ほとんどの場合が当てはまると思いますが、)「○○△丁目」で1つの固有の町・字の正式名称である場合に、現在多くが町・字の正式名称である「○○△丁目」ではなく、慣習的に「○○」という記事名の記事になっています。この場合の「○○」については、正式な町(町丁)の名称ではなく、その一部に過ぎないことから、これを「○○は××市の町丁である。」と表現することは誤りです。
  • 一方で、現在のスタイルマニュアルの定義文「○○は××県××市の地名。」であれば誤りではありません。「地名」を排除した場合、上記の場合で「○○」という記事名を作成する場合の記事の定義文の正確性が損なわれます。(上記の場合として、私が最もしっくりくるのは「○○は××県××市の地名。地名を冠する○○△丁目から○○□丁目までの□つのがある。」です。)
「地名」「町名」を排除すべきか。
  • 次に「地名」「町名」「大字名」などの「名」付き定義を排除するかですが、山・川・池などの自然地名と異なり、町・字のような人工地名は、名称がつけられてはじめて識別されるものです。すなわち、「あの土地を表す名称」がなければ「あの土地」を識別することができませんので、○○が「あの土地の名称」であると定義したうえで、「あの土地」について説明することが間違っているとまでは思いません。
  • 確かに、町・字は区画化された土地ですので、呼び名とは別に識別し得ますが、上述の例(「○○△丁目」の「○○」を記事名とする記事)の場合など、単独の町・字の正式な名称や区画の概念を外れ、含まれる固有名詞そのものについて言及をしようとする場合や、町なのか大字なのか判別できない場合などのことを考えると、記事名に相当するものを表す定義として「地名」などの「名」付き表現は残しておくほうがよいと考えます。
「町丁」なる語の課題
  • そもそも「町丁」とは、何でしょうか。①法令に基づく名称である「」「」に対して、「町丁」の語にはこの語が指し示すものを定義したものなど、拠って立つ資料がありません。(大辞林に「町丁」の語が立項されていますが、何を指し示すのか明確ではありません。「町丁#語義」をお読みください。)②また、全国の自治体で使われている表現ではありません。少なくとも京都市内では、町丁なる語は使いませんし、地域住民として京都市内の町を指して町丁という語で表現する記事があれば、修正しています。
  • ですので、もし、スタイルマニュアルに「町丁」の語を入れる場合、不要なトラブルを避けるためにも、当該市区町村において、国勢調査以外で、いわゆる「町・字」の一部あるいは全部を指すものとして、「町丁」の語を使っていることを確認してからこの語を選ぶよう注記することを提案します。
「丁番」なる語について
  • 「丁目」に関連してですが、「丁番」なる語が、いくつかの市の町・字記事について、「○○△丁目」の△の数字(番号)を指すものとして用いられているのを見受けます。「丁番」なる語は辞書にも掲載されておらず、私自身Wikipediaの町・字記事が初見です。また、検索をしても出てくるのはWikipediaの町・字記事ばかりで、Wikipedia上で生まれたスラングといって差し支えないと思います。これが使われていることに言及の上、使わないよう、合わせて記載することを提案します。
ご意見あればよろしくお願いします。--うら会話2024年2月13日 (火) 09:57 (UTC)
うらさん 丁寧な返信ありがとうございます。なるほど、私の考えの及ばなかった点に気づかされました。
まず結論から申し上げますと、1つ目の提案については取り下げさせていただきます。
また2つ目の提案については反対意見をいただいていないようですので、ご提案いただいた『「丁番」という表現を差し支える』旨追記することを提案に加えさせていただきます。
以降、個別のご指摘に返答いたします。
「大字」なのか「町」なのかは国土行政区画総覧や角川日本地名大辞典などから読み取れる場合もありますが、書籍発行後の新しい地名は載っていないですね。また、『「町」「大字」「字」が分からないから立項できない』というのは私の本意ではありませんので、「地名」という書き方を100%排除したいわけではありません。
また丁目が設置されている町名としては「○○△丁目」までが町名ということは承知していますので、「○○(まるまる)は、○○県○○市にある町丁。」という提案は確かにふさわしくありませんでした。逆にご提案いただいた「○○は××県××市の地名。地名を冠する○○△丁目から○○□丁目までの□つのがある。」という表現であれば正確性を損なうことがないかと思います。ただし、スタイルマニュアルの変更については前述のとおり取り下げさせていただきます。(個人的には良い表現だと思いますので使わせていただきたいと思っています。)
「地名」「町名」につきましては、「町」「大字」「字」が分かっていればそういう表現も可能かもしれないが、判断が付かないことも考え「地名」という表現を用いるべきという意見に納得しております。
「町丁」なる語の課題についてもご教示いただきありがとうございます。町丁の説明文の『町丁(ちょうちょう)は、日本の市区町村の下に置かれる行政区画である「町または字」のうち、概ね「字(あざ:大字と小字)」を除くものを指していう用語であり…』の理解で使用していましたが、法律で定められた用語ではないとのことですので、私の立項記事についても改めて見直しをかけたいと思います。
「丁番」については私自身使用したことはありませんが、記事の中で散見されるとのことですので、説明文に加えるということで再提案いたします。
以上、長文失礼いたしました。--ぴゅう太会話2024年2月13日 (火) 13:44 (UTC)
コメント 下で再提案された分については異論ありません。ただ、再提案されたのにまた混ぜっ返すようで恐縮ですが、私はうらさんとは反対に、「名」付き定義には否定的です。大字であれ町であれ(どちらなのか不明なのであれ)、それについて書かれた記事は名称について書かれた記事(銀座 (地名)が好例)とは別物だと考えるからです。大字か町か判別できない場合、「○○×丁目」の「○○」が記事名の場合など、総称的な語としては「地区」などが使用可能かと思いますがいかがでしょうか。
例えるならば、織田信長の冒頭は「織田 信長(おだ のぶなが)は、日本の戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名」となっていますが、これが「日本の戦国時代から安土桃山時代にかけての人名」になっていた場合の違和感と言えば通じるでしょうか。「織田信長」は人物についての記事であり、「人物」を範囲縮小して「武将・大名」と定義している訳ですが、「人名」は人物の拡大でも縮小でもなく別概念と思います。人名の記事ならば「信長は、平安時代から現代にかけて使われる日本の人名(諱)。特に室町・戦国時代に多く見られるが、織田信長という著名人物が現れて以降は出現頻度が減少した」のようなものになるかと(この例文は思い付きですが)。--MWE会話2024年2月13日 (火) 15:54 (UTC)
一応、日本郵便の郵便番号サイトでは、同一地名の丁目などをまとめて町域と読んでいるようです。町・字のページに法的な町の区域を町域というと書いてあるのと矛盾していますが。--フューチャー会話2024年2月13日 (火) 19:23 (UTC)
国土行政区画総覧
  • ぴゅう太さん、コメントありがとうございます。国土行政区画総覧(→町・字#国土行政区画総覧の出典にサンプルpdfがあります。)には「大字」「字」などが付されているものがありますが、これは住所・所在地の表記において「大字」「字」を冠して記すことを示すもので、住所・所在地の表記において「大字」や「字」を冠さない大字もあります。大字や字がつかないものすべてが町というわけではないのが難しいところです。
「○名」(「地名」「町名」)について
  • MWEさん、コメントありがとうございます。以下、私の個人的な感覚であり、もし差し支えなければ皆さんの感覚もお聞かせいただければ幸いです。
  • Wikipediaは事物を説明する事典ですので、「織田信長」は、「人名」ではなく「人物」として説明するのが適切かと思いますが、それは何と呼ぶかにかかわらず事物が先にあるためと考えます。一方で、地名については、対象となる土地の範囲を明確化しないまま呼び名が先につけられる場合が多い傾向があります。
  • 町・字のように公的主体により区画されて名称が付された土地は、対象が明確化されていますが、そうでない「地名」を事物として表現しようとしたときに、対象となる言葉の選定に迷うことがままあります。例えば「蹴上(けあげ)は、京都市の○○。」の○○は町・字(公称町名)ではありませんので、それが「場所」なのか、「地域」なのか、「土地」なのか、はたまた「あたり」(辺り)なのか、と考えると地元民の感覚としては、対象となる事物が明確になっていないものを言葉として包含する「地名」であると定義したうえで、そのあとにその「場所」だか「地域」だか「辺り」だかの説明をするほうが違和感はありません。(例えば「蹴上(けあげ)は、京都市の地名。三条通と仁王門通の交わる辺りを指す。…」といった感じでしょうか。)
  • また、「町名」が使われがちなことについて少し考えましたが、単独の「町」という言葉を感覚的に避けたいという思いがあるのではと思います。法的には「町または字」から「町」とされていますが、「町」といえば、市町村の町と同じ言葉を用いていますし、また、「町」の読みは「ちょう」なのか「まち」なのか公的には明示されていないということもあり、(この言葉としてのすわりの悪さが、「町丁」の語を使わせる動機付けにもなっているのかもしれません。)この「町名」という語を使えば、読みも一意に定まりますし、また感覚的に市町村の町ではなく、市町村下の土地区画のことを指すものだという認識を抱く人も多いのかもしれません。また、辞典ではありますが、『角川日本地名大辞典』では、「・・・の町名。」との説明ののちに、名称そのものだけではなくその地名により指し示される土地のことについても記しているため、そうした表現を下敷きにしているのかもしれません。
  • さて、「町」「大字」「字」は、公的主体により区画されて名称が付された土地であることから、対象が明確化されており、わざわざ「地名」を使うまでもありませんが、ひとたびその枠組みから外れると、「地名」という表現を避けるとかえって説明しにくくなるように考えます。
  • 前述した「○○□丁目」の「○○」という名称で記事を立てる場合や、町あるいは大字であることは確実である一方でそれが町なのか大字なのかわからない場合などについて「地区」を提案いただいていますが、「○○□丁目」の「○○」という名称で記事を立てる場合、住居表示区域のために作られた合成地名など、区画が先行し、その区画を表すためだけに名称がつけられるのであれば、「地区」を介して「町」を説明しても違和感はありませんが、すでにある地名を区域に使うような場合(大字の名称を住居表示区域の町名に用いるなどの場合)は、説明のために選ばれた「地区」という言葉を介するよりは、継承される固有名詞である「地名」を介するほうが適切ではないかというのが私の感覚です。また、町あるいは大字であることは確実である一方でそれが町なのか大字なのかわからない場合については、「地区」でもよいとは思いますが、それが町か字であることを端的に示す「行政地名」(→「町・字#通称地名・行政地名・法律地名」)と定義したうえで、その「地区」所在する場所等を説明することでも問題ないかと思います。(「○○は××市の行政地名。地区は市の東南部に位置する。」という感じでいかがでしょうか。)
  • なので、「地名」は、排除するまでには至らないのではないかというのが私の意見です。また、「町名」は避けるよう定めてもよいと思いますが、その場合には、上述の考察も踏まえ「町丁」の語を不用意に使っていただかないよう国勢調査(当該市町村でどのように呼ぶかを考慮せず「町丁・字等」の語が用いられる。)以外の分野で当該市町村において「町丁」と呼んでいることを確認してから用いるよう注意喚起することが必要かと考えます。
「町域」
  • フューチャーさん、コメントありがとうございます。ご指摘の定義は「町丁」のページのほうに記載があります。「町・字」のページでは、日本郵便では7桁の郵便番号の設定のために「町域」を「町名から○丁目を除く部分、及び大字」と同社独自に定義していることを紹介しています(→町・字#郵便番号)。日本郵便の定義によれば、大字の範囲も町域ですが、大字のことを町とは言いませんので、この日本郵便による「町域」は、市町村が定める町・字の個別の範囲(としての町域)とは別のものであるといえます。
--うら会話2024年2月14日 (水) 11:47 (UTC)
MWEさん コメントありがとうございます。1つ目の提案について取り下げたのは、「○○一丁目」から「○○三丁目」があるようなケースでも記事としては「○○」で立項することがありますので、その場合に「○○は・・・の町丁」という説明では、①○○だけでは正式な町名ではない、②町丁という言葉もそもそも法律的には正しくない、という理由です。スタイルマニュアルを変更するのであればもう少し表現を考えなければならないということで、いったん取り下げさせていただきました。
変更は取り下げましたが、例えばその名前が大字だとわかっている場合は「○○は・・・の大字」という書き方が良いとは思います。
「地区」という表現についてですが、例えばもともと「大字○○」だった領域が「○○△丁目」「××△丁目」「□□△丁目」のように分かれた場合、現地では「○○地区」といえば「○○△丁目」だけのことではなく、もともと「大字○○」だった領域全体を示すことがあると思います。そう考えると、うらさんのおっしゃられる通り「地名」という表現を用い、必要があれば「○○一丁目から○○三丁目の町がある」と補うのが良いのではないかと思いました。
うらさん 国土行政区画総覧の件、確かにその通りで名前に大字や字がつくかどうかでしたね。さすがに大字と付いていれば大字だとは思いますが、ついてないから大字ではないと単純に判断はしていません。角川日本地名大辞典なども含めて判断しています。
「町丁」という表現を使いがちなのは、自治体としての「町」と区別したいからというのはその通りでしょうね。いっそのこと法律の方が「町は紛らわしいから今後は町丁と定義します」となってくれればいいのにと思います。
いろんなご意見をうかがっていると、「こういう表現・使い方は間違いですよ」というのを説明文として充実させた方が良いようにも思えてきました。--ぴゅう太会話2024年2月14日 (水) 14:17 (UTC)
  • コメント 大筋ではうらさんが示された懸念と同感です。趣旨はわかるのですが、実際は「現実に照らすとちょっとビミョー」という感じがします。「地名」はふわっとした概念・表現なのに対して、「町丁」とか「大字」などとすると行政上の文脈での狭義に定義されるという感じです。
  • 歴史的に見ると、ある地名が、明治以降は「町丁」だったり「大字」だったりするし、じゃあ近世以前は・・・とか。
  • 「町域」「地域」「街区」などのさまざまな表現も、「域」が厳密に定義されている(境界がしっかり線引されている)かどうか、とか。
  • その「町域」の範囲が、行政によって、行政上は範囲が変更になるというのはしばしばあり、一方で、行政以外の場面では引き続き伝統的な地名を用いるということもしばしばあります。
  • あまりガチガチに縛りを決めてしまわないほうがよいような。
  • そもそもスタイルマニュアルの冒頭には、「これはほんの一例であり、必ずしも従わないといけないものではありません。」とあります。あくまで例であって、実際には実情に応じてうまいことやってくださいね、ぐらいの話。
  • (再提案に関して)「正式」というのも、あくまで「行政上の正式」というだけ。行政と地元で対応が分かれているなんてこともときどきあります。(難読地名や漢字の異字体など、常用漢字表とかJIS規格だとかの都合で、行政は行政でいろいろある。)佐渡島/佐渡ヶ島とか葛飾、木曽/木曾とかね。ときには「行政上の正式」よりも一般的に用いられているもの優先ってこともありますよ、とか。個別の事情をよく考慮し、あまり規則主義一辺倒にならないように。
  • (再提案に関して)数字はアラビア数字のこともあれば漢数字のこともある、という話や、「丁番」云々は、定義文の基本則・マニュアルそのものというよりは「個々の事例集・ノウハウ集」という性格の文言ですね。注釈的に「こういうケースもあり、複数の候補が並ぶことはあるから、よく調べて、よく考えてね」程度の添え書きでよいのでは。--柒月例祭会話2024年2月16日 (金) 02:47 (UTC)
    柒月例祭 さん コメントありがとうございます。記載いただいた内容は現在の私の考えと同じです。
    おっしゃられる通りスタイルマニュアルは一例で、必ずしも同じ書き方にしなさいというものではないですし、私も同じ文章で立項しているわけではないのですが、例文に引っ張られる傾向はあるかと思います。今回は再提案のような注釈をつけることで補いたいと思っています。
    例文に引っ張られているケースとしてTemplate:Infobox 日本の町・字の「種類」があげられるかと思います。使い方の中には「町丁大字町・字」など様々な種類が挙げられているのですが、使用例には町丁・大字の2種類しかなく、結果、大字でない場合は町なのか町丁なのかに関わらず「種類=町丁」としている記事が多いように思います。今回「町丁」という言葉は安易に使うべきではないという話も出ましたし、そちらも改定する必要があるのかなと思っています。--ぴゅう太会話2024年2月17日 (土) 00:03 (UTC)
    ぴゅう太さん、上で述べていただいた「個人的には良い表現だと思いますので使わせていただきたいと思っています。」とのコメント、ありがとうございます。お使いいただければ幸いです。(コメントを漏らしてしまいすみません。)
    • 「町丁」の語について、考えの補足ですが、私の考えはそれが法律上の正式名称ではないから使ってほしくないということではなく、「町丁」という語が何を指し示すのかを説明した信頼できる資料がないということと、一部分野・地域で用いられている表現を濫りに他の分野・地域に用いることに疑問があるということです。
    • 「町丁」の語で検索すると、まず国勢調査関連で多く出てきますが、同調査でも「町丁」の語を明確に定義しているわけではなく(参照:「町・字#町丁・町丁目」)、国勢調査調査の用語として用いられているものを他分野に安易に用いてよいのか疑義があります。それ以外では、住民基本台帳人口の集計区分として用いられています。住民基本台帳人口は市町村の所管ですので、自治体として能動的に「町丁」を使っていることはわかりますので、このような自治体では町丁の語を用いてもよいのかもしれません。(ただ、実際の地域で人口統計以外でその語が用いられているかどうかは不明です。)すなわち逆に言えば、その市町村で町丁の文言が国勢調査以外の分野で用いられていて地域での違和感がないのであれば「○○は、××市の町丁である。」と言っていただいてよいと考えています。「町丁」について、そのような論点があるということを知っていただいたうえで、個別にふさわしい内容にしていけばよいと考えています。
    柒月例祭さんへ。ぴゅう太さんの再提案についてですが、いろいろな考えがあって議論があることから、表現の統一や規制、すなわちルール化はなじまない場合であっても、議論の論点を事実として紹介し、知ってもらったうえで、よりよい記載を目指してもらうというのも、「ガイドライン」の一つの役割としてありうるのではないかなと思います。ぴゅう太さんの再提案について、そういった形で表現した代案をお示ししたいと思います。--うら会話2024年2月17日 (土) 01:33 (UTC)

再提案

いただいたご意見を反映し、以下のように内容を変更して再提案させていただきます。

定義文の説明に以下の文を追記する。
  • 丁目は慣用的に算用数字が使われていても、正式な名称は漢数字の場合もあるため、可能であれば正式な名称にならうこと。
  • 丁目の数字を表す際に「丁番」という表現を用いないこと。「丁番」は辞書に載っていない言葉でありネットスラングです。

ご意見よろしくお願いいたします。--ぴゅう太会話2024年2月13日 (火) 14:08 (UTC)

ぴゅう太さんの再提案ですが、記載例の補足説明をルール(記載の統一・規制)ではなく、論点の提示という形にしたほうがふさわしいのではと思いましたので、以下代替案を提示します。
定義文の説明に以下の文を追記する。
  • 丁目の数字の表記については、漢数字を用いるか、算用数字(アラビア数字)を用いるかが議論になる場合があります。極力、当該町・字を所管する市町村がどのように認識しているかを調べ、ふさわしいものを選択するようにしましょう。(参考:「町・字#丁目の数字」、「町・字#字丁目」)
  • 町・字記事には、丁目のない町・字のことを「丁番を持たない」と表現するものがありますが、「丁番」は一般的には蝶番(ちょうつがい)の略語ことであり、これを丁目の数字の意味で用いるのは誤用です。
いかがでしょうか。ご意見よろしくお願いいたします。--うら会話) 2024年2月17日 (土) 01:44 (UTC)--一部提案内容を斜体字の通り修正します。--うら会話2024年2月17日 (土) 09:04 (UTC)
すみません、「丁番」は「蝶番」の略ではなく「別名」だと思います。--フューチャー会話2024年2月17日 (土) 05:37 (UTC)
ありがとうございます。ご指摘を踏まえ提案内容を修正(「略語」→「こと」)します。--うら会話2024年2月17日 (土) 09:04 (UTC)
賛成 手直しありがとうございます。賛成します。--ぴゅう太会話2024年2月18日 (日) 13:34 (UTC)
うらさんに手直しいただいてから1ヶ月、特に反対意見もありませんので定義文を修正いたしました。なお、修正にあたって語尾を敬体から常体に変更しております。--ぴゅう太会話2024年3月17日 (日) 05:07 (UTC)
ぴゅう太さん、ご対応ありがとうございました。--うら会話2024年3月17日 (日) 05:23 (UTC)
Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

Portal di Ensiklopedia Dunia

Kembali kehalaman sebelumnya