プロジェクト‐ノート:災害

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山火事のガイドライン作成提案

ほぼ一日で消された山火事(例:令和7年の川上村山林火災など)など、大変ではあるものの影響が少なかったもので、いちいち赤リンクを作られるのも大変なので一定のガイドラインが必要に思います。

英語版での山火事(山林火災)の特筆性ガイドラインとして、en:Wikipedia:WikiProject Wildfire/Guidelinesがあります。

また、日本語版においては原案として、Wikipedia:特筆性 (事件)があります。

たたき台として、英語版oldid=1279196026から、ざっくり翻訳した内容を提示します。

特筆すべき基準として、以下のいずれかを満たすこと。
* 火災は1,000エーカー (4.0 km2)を超える被害を出していること
* 火災により多数の死傷者を出した。
* 火災により多数の建物に被害が出た。
* 大規模かつ広範囲にわたる避難が行われた。

以上ですが、あくまでたたき台ですので、多くの意見があれば助かります。--Tekeonin会話2025年3月11日 (火) 12:25 (UTC)返信

英語版の基準は乱立を防ぐ観点からも概ね的を得ていると思います。
一方で、4平方キロメートルは日本では相当な大きさですし、多数の死者や建物の被害もなかなか現実的ではないように個人的には思います。ただ、このあたりまで基準を厳しくしないと乱立を招くおそれがあり、難しいところです。
参考までに林野庁では大規模な山火事の定義の一つとして「住民避難勧告等が発令された」を目安としているようです。--DIYdriver会話2025年3月11日 (火) 21:40 (UTC)返信
コメント 情報ありがとうございます。林野庁の基準を根拠にするのはありですね。日本では、湿度が高く山火事が発生しにくいことから、その他の基準は、現代日本だけを想定しているなら現実的ではないのかもしれません。しかし、世界や歴史で見ると、それくらいの基準は必要なのかもしれません。草食恐竜が火山灰(訂正:山火事で燃えた植物)を摂取していた糞の化石とかありますし、たぶん植物が陸上進出した後なら、世界中でいつ大規模な山火事が起きててもおかしくないと思われます。
貴重な動植物に被害が出ても特筆性があるのではと思うのですが、それらを決めるのは我々ではなく、研究者や報道の人の判断ですから、そういう基準が必要となったら追加してもらえればということで。--Tekeonin会話) 2025年3月12日 (水) 05:38 (UTC) 火山灰を訂正--Tekeonin会話2025年3月12日 (水) 06:40 (UTC)返信
山火事に注目が集まっているのはここ1か月程度の短期的な傾向で、あと1~2か月すれば元に戻るだろうと思います。山火事#山火事の歴史に最近追加された2つの赤リンクへの対処という点なら、一般的な特筆性を満たす見込みなしで除去しても構わないのではと思います。
それは別として基準を作るとすれば、挙がっている目安については、
  • 避難勧告・指示は、1世帯~30世帯程度では規模として小さく特筆性を満たさない可能性が高くなると思われます(ただし基準値設定は難しい)。
  • 戦後の日本なら災害救助法の適用もひとつの目安になると思います。
  • 多数の死傷者を出した/多数の建物に被害が出た/大規模かつ広範囲にわたる避難が行われたというのは、人によって/対象とする時代や場所によって変わるだろうとは思いつつ、一定のふるい落としにはなると思います。
作成に反対はしませんが、山火事限定で基準を作っても、効果を発揮する機会は少ないのかなという感はあります。一方で、マイナーな分野からでもいいから、基準を作れるところから作っていって最終的に各分野で作成する方向に(en:Wikipedia:Notability (weather)のような感じに)向けた方がいいのかなという考え方もあって揺れています。
ところで、多数の死傷者を出した/多数の建物に被害が出た/大規模な避難が行われた という部分を抜き出すと、これはどの災害にも共通する性質的な目安になるなと思いました。話題が飛躍してしまいますが、この際災害一般の基準を設けられればと私は感じています。とりあえず利用者:Peka/災害の特筆性草案を作成しました。こうした包括的な目安と、各種の災害に合わせた目安の2段構成がよいのではないかと思います。--Peka会話2025年3月12日 (水) 12:05 (UTC)返信

災害事例全般の独立記事作成の目安を創設する提案

提案 全ての種類の災害を対象とする、災害事例全般の独立記事作成の目安を設けることを提案します。本提案は#山火事のガイドライン作成提案を契機としたものですが、従前も提案#地震以外の災害記事作成基準について(2018)があったことを付記しておきます。

最後に草案の文面を提示しますので、ご意見を頂ければと思います。適宜修正を反映していきます。少なくとも2週間を意見期間として、最終案を提示した賛成投票に移る段取りです。

内容は、主にどの災害にも共通するような重要性を総説的に採り上げ、主だった注意点を加えたものです。時代、場所によっても事情が異なることにも注意しています。関連するガイドライン(草案も含む)も参考にしつつ起草しています。既にある地震のほか、各種の災害について基準が作成できる場合はそちらで詳細を決めることを前提にしています。--Peka会話2025年3月12日 (水) 15:41 (UTC)返信

○草案 - 2025年3月16日 (日) 07:22 (UTC)時点

災害事例の特筆性

個々の災害事例について、ウィキペディアの独立記事を作成することが適切かどうか考えるための基準です。

独立記事作成の目安には、歴史上の出来事や日々の出来事についての記事の一般的な基準が示されています。

災害では特に、歴史的な重要性や、社会への影響度が大きな事例は独立記事を作るべきと考えられます。一方で、生活や社会への影響がほとんどない大抵の事例は独立記事を作るべきではありません。

その時代のその地域のその種類の災害として重要ではない災害事例の記事が多数作成されることは好ましくなく、重要性を考慮して、独立記事を作成するべきか、作成された記事を削除するべきかが議論される場合があります。

なお、災害直後の拙速な記事作成は様々な問題を起こすため、災害発生後数日から1週間程度の期間は記事を作成することは推奨しません(#災害発生直後の記事作成について参照)。

独立記事を作るべき重要性の目安として、例えば、多数の死傷者を出したこと、多数の建物に被害が出たこと、大規模な避難が行われたこと、経済活動の停滞があったこと、食料水道電気交通物流などのインフラの大規模で長期的な支障があったこと、外部からの多くの救援があったこと、被害からの復旧・復興に大きな労力や費用を要したこと、また、特定の分野で大きな関心が払われるような被害・影響があってその社会的影響が大きい場合などが挙げられます。これらの具体的な程度の基準は、災害の種類や時代・地域により異なる相対的なもので、特別に定めていない場合、記事作成のたびに判断されることになります。

信頼できる情報源の有意な言及によって、学術的に重要な影響や意義があった災害事例は、生活や社会への影響がほとんどない場合でも、独立記事を作成したほうがよいと考える場合があります。また、このページの基準は有史時代の災害を念頭に置いたもので、地質時代(有史以前)に資料から推測される災害は主に学術的重要性から判断します。

一方、重要ではない目安として、被害が軽微であり日常的な報道に限られる(特別な報道や数か月以上経過後の追加報道がされないような)ものなどが挙げられます。

独立記事を作るべき重要性の具体的基準として、いくつか示すことができるものがあります。

  • 1958年以降の日本では、気象庁が名称を定めた災害は甚大な災害であり、基本的に独立記事作成に値します。
  • 非常に大まかで、人的被害の基準に限りますが、地域や災害の種類を問わず、21世紀以降の災害では死者数百人から1000人以上、20世紀は死者数千人から1万人前後以上、20世紀以前の災害は死者数千人から数万人以上の災害では、基本的に独立記事作成に値すると判断される傾向があります。もちろん、これ以下であっても各地域の事情から独立記事作成に値すると判断されることは少なくありません。
  • 以下は、それを満たすだけで必ずしも独立記事作成に値するとは言い切れませんが、目安にはなります。
    • 1962年以降の日本では、激甚災害法の本激指定があったもの、または(1968年以降)局激指定を受ける自治体があったもの。ただし、1999年に基準の大幅引き下げがあったこと、局激指定は長らく年度末一括指定で、2010年代以降も基準ぎりぎりの場合は年度末であること、それぞれ考慮が必要です。
    • 1947年以降の日本では、災害救助法の適用を受ける自治体があったもの。
    • ある時代・ある地域の水害の一覧のように、災害史資料の網羅的な一覧に掲載されているもの。特に一定の基準を定めて収録しているものは有用です。
  • 非常事態宣言の発表やこれに類するものは一つの目安になりうるものの、地域・時代などにより制度も基準も異なり、災害の大きさ以外の要因や政治的影響を含む場合があることを考慮しなければなりません。

これ以外にも、災害の種類ごとに定めた基準がある場合はそれを参照してください。

あなたが独立記事を作成しようとしている災害事例が基準を満たすか微妙な場合、あるいは削除が検討されている場合であっても、代替的に、各地域の記事の歴史の節、関係する川や火山などの地形の災害史の節、あるいは毎年の主な災害を解説する「2025年の気象・地象・天象」のような年別災害記事などには、記載するべき災害事例かもしれません。作成済みで必要であればページの統合を提案してください。

おおむねよいのではないかと思いますが、下記の点が気になりました。
  • 「また、災害直後の拙速な記事作成は様々な問題を起こすため、~」の文章はプロジェクト:災害#災害発生直後の記事作成についてに追記する内容ではないでしょうか。
  • 大規模で長期的な交通物流の支障経済活動の停滞があったこと、食料水道電気などのインフラの大規模で長期的な支障があったこと」 下線部はいずれも「インフラ」の範疇に含まれると思うので記述の分断が気になります。
  • 救援は現状救援投手へのリダイレクトなのでリンクを外す。
  • 「重要性」と「重要さ」という言葉の混在が気になります。
  • 「21世紀以降の災害では死者数百人から1000人以上、20世紀は死者数千人から1万人前後以上、20世紀以前の災害は死者数千人から数万人以上」 何らかの実績に基づいた数字なのでしょうか。そうでなければ無理に数字を示さなくてもよいと思います。
--Neto37499438会話2025年3月15日 (土) 13:51 (UTC)返信
以下を修正しました。
  • 災害直後の記事作成についての文は盛り込みすぎました。特筆性を確認するとき、災害直後の記事作成について飛ばして読む方は少なくないと思っていて、最低でも規定があることは知らせておきたいので短い文だけ残しています。これでも別記したほうがいいよ、という意見があればそれは構いません。
  • インフラの部分は修正しました。内部リンクを電気→商用電源に変更しています。重要さの表記は重要性に改めました。
死者数は、既存の記事の下限より一桁程度上の値はこれくらいで、なおかつ理科年表などの災害史年表の死者(・行方不明者)数に関する採録基準よりも大きな値になるよう設定しています。ただし、すべての記事の値を集計したわけではなく、多数の災害事例記事や年表(一覧)記事をざっと見通した上で設定した値です。このGLは現代日本を除くとほかに数値基準がないので、死者数の目安を設けることで、今後歴史的に重要性の高い災害を立項する方が過度に削除の心配をしなくて済む効果を期待しています。--Peka会話2025年3月16日 (日) 07:22 (UTC)2025年3月16日 (日) 08:03 (UTC)返信
意見を取り入れていただいてありがとうございます。死者数の数字の設定については理解しました。大まかな目安だということは含意されているので、そのままの書き方でもよいかと思います。--Neto37499438会話2025年3月20日 (木) 13:41 (UTC)返信

投票

投票の要領を作成しました。以下の条件とスケジュールで行います。--Peka会話2025年3月29日 (土) 11:31 (UTC)返信

案の修正に伴い、第1投票期間は4月4日0:00(JST)から3週間(12日間の延長)としました。--Peka会話2025年4月6日 (日) 15:53 (UTC)返信
勝手ながら災害の特筆性(地震の特筆性)のプロジェクト文書化を先に決めることとし、投票を中断します。これが成立した場合は移動先でこの投票を再開します。不成立の場合は、ここで再開します。--Peka会話2025年4月8日 (火) 08:55 (UTC)返信
要領

プロジェクトのガイドラインとして、下記の文案で災害事例全般の独立記事作成の目安を設けることについて、下記の要領で投票を実施します。

  • 投票資格 : 2025年3月30日0:00時点で標準名前空間の編集回数が50回以上の登録利用者。多重アカウントを利用した投票は禁止。
  • 投票期間
    • 第1投票期間 : 2025年3月30日0:00(JST) - 2025年4月13日4月25日0:00(JST)4月8日18:00(JST)をもって投票を中断(約10日間で中断)
    • 条件未達の場合の第2投票期間 : 2025年4月27日5月9日0:00(JST)まで延長(+14日間)
  • 提案成立条件 : (1)第1投票期間終了時に、3票以上かつ3分の2以上の賛成で成立。これに満たない場合、第2投票期間へ移行。(2)第2投票期間終了時に、3票以上かつ3分の2以上の賛成、または1票以上あり賛成のみの場合に成立。(3)(2)により提案不成立で、反対が3票未満かつ2分の1未満の場合は、サブページに草案として掲載しリンクを表示する。
文案

2025年4月2日 (水) 15:28 (UTC)に大きく修正しています。

災害事例の独立記事作成の目安

個々の災害事例について、ウィキペディアの独立記事を作成することが適切かどうか考えるための基準です。

独立記事作成の目安には、歴史上の出来事や日々の出来事についての記事の一般的な基準が示されています。

災害では特に、歴史的な重要性や、社会への影響度が大きな事例は独立記事を作るべきと考えられます。一方で、生活や社会への影響がほとんどない大抵の事例は独立記事を作るべきではありません。

その時代のその地域のその種類の災害として重要ではない災害事例の記事が多数作成されることは好ましくなく、重要性を考慮して、独立記事を作成するべきか、作成された記事を削除するべきかが議論される場合があります。

独立記事を作るべき重要性の目安として、例えば、多数の死傷者を出したこと、多数の建物に被害が出たこと、大規模な避難が行われたこと、経済活動の停滞があったこと、食料水道電気交通物流などのインフラの大規模で長期的な支障があったこと、外部からの多くの救援があったこと、被害からの復旧・復興に大きな労力や費用を要したこと、また、特定の分野で大きな関心が払われるような被害・影響があってその社会的影響が大きい場合などが挙げられます。これらの具体的な程度の基準は、災害の種類や時代・地域により異なる相対的なもので、特別に定めていない場合、記事作成のたびに判断されることになります。

さらに、地域の歴史(統治機構・制度・戦乱など)において、また学術的に、重要な影響や意義があった災害事例にも、独立記事作成の目安を満たすものがあります。例えば、清涼殿落雷事件(歴史上の事件としての重要性がある)、筑紫地震(文献に記載されている日本最古の地震として学術的に特筆される)などがあります。その分野における慣例、また独立記事作成の目安があればそれ(関連性の高いものでは、Wikipedia:特筆性 (事件)(草案)が挙げられます)を基に判断します。

独立記事に値する具体的基準がいくつかあります。この箇条書きはすべてのパターンを網羅したものではなく、これらに満たないものは前記のような重要性の目安から判断します。

  • 1つでも満たせば独立記事作成に値する存続基準(これを満たさないものは他の基準を見ます)
    • (存続基準1)地域や災害の種類を問わず、非常に大まかな死者数に関する目安ですが、21世紀以降の災害では数百人から1000人以上、20世紀は数千人から1万人前後以上、20世紀以前の災害は数千人から数万人以上の災害では、基本的に独立記事作成に値します(この規模の既存の記事は独立記事作成の目安を満たさないとして削除依頼にかけられることはほとんどなく、あっても存続となっています)。
    • (存続基準2)1958年以降の日本では、気象庁が名称を定めた災害は甚大な災害であり、基本的に独立記事作成に値します。
  • どれかを満たせば独立記事作成に値する可能性が高くなる存続目安(これを満たすだけで必ずしも独立記事作成に値するとは言い切れませんが、目安にはなります)
    • (存続目安1)1962年以降の日本では、激甚災害法の本激指定があったもの、または(1968年以降)局激指定を受ける自治体があったもの。ただし、1999年に基準の大幅引き下げがあったこと、局激指定は長らく年度末一括指定で、2010年代以降も基準ぎりぎりの場合は年度末であること、それぞれ考慮が必要です。
    • (存続目安2)1947年以降の日本では、災害救助法の適用を受ける自治体があったもの。
    • (存続目安3)ある時代・ある地域の水害の一覧のように、災害史資料の網羅的な一覧に掲載されているもの。特に一定の基準を定めて収録しているものは有用です。
  • その他
    • 非常事態宣言の発表やこれに類するものは一つの目安になりうるものの、地域・時代などにより制度も基準も異なり、災害の大きさ以外の要因や政治的影響を含む場合があることを考慮しなければなりません。

災害の種類ごとに定めた基準が下のセクションにある場合はそれを参照してください。いくつかの分野では、網羅的基準(満たさない場合は削除に値するとする除外基準)を設定していますので、基準の性質の違いに注意してください。

また、このページの基準は有史時代の災害を念頭に置いたもので、地質時代(有史以前)に資料から推測される災害は主に学術的重要性から判断します。

一方、重要ではない目安として、被害が軽微であり日常的な報道に限られる(特別な報道や数か月以上経過後の追加報道がされないような)ものなどが挙げられます。

あなたが独立記事を作成しようとしている災害事例が基準を満たすか微妙な場合、あるいは削除が検討されている場合であっても、代替的に、各地域の記事の歴史の節、関係する川や火山などの地形の災害史の節、あるいは毎年の主な災害を解説する「2025年の気象・地象・天象」のような年別災害記事などには、記載するべき災害事例かもしれません。作成済みで必要であればページの統合を提案してください。

以上です。人的被害の数値基準の根拠は草案段階の議論をご参照ください。

投票場所
  • 反対 投票に移ってしまったのでこちらに書きます。プロジェクトなので、単純に「災害事例の特筆性」の名称はアウトでしょう。そもそも名称で問題を引き起こしている「特筆性」の新設はダメってのは置いといて、目安としてもいくつか既得権益的に残っていますが、独立記事作成の目安の外部で新設すべきではありませんし文面から推定される目的とも異なります。「プロジェクト:災害の整備目標」ぐらいですね。また国外の事例を考慮してないかなって感触はあります。人口の少ない国の事例、面積が大きいが人口密度の低い事例、洪水や山火事のような影響大・死傷者少なめって案件でトラブルになると思われます。以下内容に突っ込んでみますと
独立記事作成の目安を新たに作るのではなく、「独立記事作成の目安に応じて作る」方向性への変更が必要です。「独立記事を作るべき重要性」を、「整備すべき重要性がある災害記事」ぐらいに言い換えれば修正出来ると思われます。特に「拙速な記事作成」の部分、目的はいいのですが「特筆性」にすると悪用されることは明らかです。典型的な「理想だけど運用は無理」ってやつですね。
あくまで災害記事の目安なので、災害ではなく自然現象や事件としての側面に干渉出来なくする必要がありますが、この文面だと逆に働きますので、「例えば、多数の死傷者を出したこと」の部分に説明を入れる必要があります。これは「学術的に重要な影響や意義があった災害事例」ではカバー出来ませんし、むしろこの部分で積極的に干渉を行っていますので逆効果です。ついでに歴史の側面も抜けてますね。
人数に目安って主張は通用しません。一度定量的な基準を設けると下限値になりますし、一人歩きを始め基準は上がっていく傾向があります。策定根拠の「理科年表などの災害史年表の死者(・行方不明者)数に関する採録基準よりも大きな値に」は記事を減らすための口実になり、災害史年表から取りこぼしを積極的に発生させる原因になるでしょうが、続く「災害史資料の網羅的な一覧に掲載されているもの」との間に矛盾が生じています。また過去の削除依頼をまとめて傾向を割り出した上での主張ではないので、「基本的に独立記事作成に値すると判断される傾向」が成立しません。一覧と数の矛盾解消だけなら「一覧優先→一覧にない事例で人数」にはできますが、元々一覧に拾われる規模より上なので実効性には乏しいですし、根拠が文面と矛盾している問題は解消出来ません。
総じて目的はいいのですが、文面が甘いのでもうちょっと練ってみてください。--Open-box会話2025年4月2日 (水) 02:05 (UTC)返信
コメントありがとうございます。同意できない部分もあるのですが、結果として良い修正が出来ました。
  • セクション名を「災害事例の独立記事作成の目安」に修正しました。
  • 分野ごとの独立記事作成の目安を作成すべきではない(特にプロジェクト合意として)となったのは、いつからでどこで議論されたのでしょうか。それとも個人的意見でしょうか。
  • 拙速な記事作成の文は、既存のPJ規定を重ねて案内したものですが、特筆性基準として削除判断に適用されることは意図していないので、除去しました。
  • 死者数はあくまで、削除の心配なく立項できる重大災害を、削除の検討から早期に除外してもらうためのものです。存続の複数の基準のひとつで、これを満たさないから削除とはなりません。意図を分かりやすくするため、修正し基準の性質を明確にしました。
  • どの地域にも、どんな災害の種類にも、どの時代にも適用できるような数値基準を絞り込むのは不可能と考えています。また、災害事例記事の過去の削除依頼はおそらく100件に満たない(半数以上が日本)と思いますが、これから傾向を割り出してもサンプル数過小や代表性の弱さのため、そこから地域差・種類差・時代差を考慮した数値基準を設定するのは困難と考えます。既存の記事の傾向から割り出した方が代表性はよく、これを死者数目安の根拠に持ってきています。
  • 歴史的な特筆性は、社会的な被害・影響への大きさと、それが統治機構・制度・戦乱など歴史に与えた影響の大きさに大別できるでしょうか。後者も盛り込む形にしました。
大きな変更をしたので、投票期間はこの文案修正が落ち着いてから3週間の延長とします。--Peka会話2025年4月2日 (水) 15:30 (UTC)返信
(追記)確認のため災害事例の削除依頼を抽出し利用者:Peka/災害の特筆性草案#過去の削除依頼(Permalink)にリストアップしました。9割弱が日本の災害、半分以上が日本の地震と偏っています。また、文案の存続基準1に示した死者数基準に該当するような規模の災害は、恐らく特筆性があることは明らかなため、特筆性を理由とした削除依頼にはほとんど上がってこないことを改めて確認できました。--Peka会話2025年4月4日 (金) 14:29 (UTC)返信
Pekaさんの疑問点の「分野ごとの独立記事作成の目安」は他の分野にも一見あるように見えますが、実はほとんどありません。Wikipedia:独立記事作成の目安#その他にあるように「それぞれの分野のウィキプロジェクトにおいて独自の独立記事作成の基準が規定されている場合もあります」と方針文書ではないものに権威付けをしてしまっていますのであるように見えていますが、大きなところで「分野ごとの独立記事作成の目安」は、2つのプロジェクトしかありません。この「プロジェクト:災害」がその一つで、11年前に地震分野を作ってしまっています(もう一つは漫画です)。他のプロジェクトは「作成基準」となっています。当たり前ですが、「独立記事作成の目安」として扱うならプロジェクトから方針文書の下位に変更すべきなので(音楽、人物伝など下位に入っている分野もあります)、災害(と漫画)がプロジェクトを方針文書の上に置く問題がある状態にあります。この方針文書の上位にプロジェクトが来てしまう問題を新たに発生させることは妥当ではなく、むしろこの機に解消すべきでしょう。
ついでに「独立記事作成の目安」をプロジェクトに作ってしまうと雑にひっくり返されたり、逆に目が届かないのをいいことに条件を釣り上げることが発生しやすくなります。また、安易に削除依頼が出される元にもなります。ここで他のプロジェクトと同様に作成基準にしておくと「プロジェクトの作成基準外だけど独立記事作成の目安の範囲内」とする安全確保が出来ます。それが続発するなら、適用してみると機能しないレベルの作成基準だったことになりますが、その場合に改訂するまで有名無実化で凌ぐという策も採りやすくなります。
災害は作りやすい分野なので、「削除依頼されたことがない」ことを基準にと考えるのは判らなくもないのですが、この分野は作成したら削除される&他者の記事に削除依頼を出すLTAがいるので、線引きとしては難しいでしょう。LTA作が削除されて再生されたが依頼されないぐらいがいいラインなのですが、これも物理的に難しいですね。--Open-box会話2025年4月8日 (火) 17:27 (UTC)返信
まず、先日のOpen-boxさんの意見などから、既存の地震の基準を「独立記事作成の目安」ガイドラインの下位に位置付けることは効果的だと考えるようになりました。昨日(JST)この投票は中断して、既存の地震の基準をプロジェクト文書化(文書のステージとしては草案に位置付け)することを#災害の独立記事作成の目安のプロジェクト文書化にて提案しているのでお知らせいたします。
その上で、PJルールとして「独立記事作成の目安」を設けることの可否ははっきりさせておきたいので返答を続けます。このPJでは「独立記事作成の目安」、PJ漫画では「特筆性」の大見出しで規定していますが、各プロジェクトでも文書構成は違えど「特筆性」「独立基準」「記事独立基準」「独立記事作成基準」「立項の基準」などの見出し/小見出しで立項の基準/目安を定めていて、私には災害・漫画とその他で方針文書との上下関係が決定的に異なるようには読めませんし、削除依頼の場の扱いもそうだと思われます。大見出し「独立記事作成の目安」を「整備目標」に変えさえすれば「他のプロジェクトと同様に作成基準」になるのでしょうか?私にはそうは思えないんですが...。そう読めてしまう余地を残しているということでしょうか。Wikipedia‐ノート:独立記事作成の目安で意見募集してもいいんですが。--Peka会話2025年4月8日 (火) 18:23 (UTC)返信
死者数基準の削除依頼に関する注記ですが、この趣旨は「削除依頼されたことがない」ではなく「削除依頼されても存続となっている」です。LTAによる愉快犯的な依頼がされてもこの規模では存続となってきたので、根拠として問題ないと考えます。--Peka会話2025年4月9日 (水) 13:56 (UTC)返信

(集計)投票を中断した4月8日18:00(JST)時点で投票総数1票、賛成0票、反対1票でした。公正さを図るため、今後投票を再開するときは、この反対1票を算入してスタートします。--Peka会話2025年4月13日 (日) 17:12 (UTC)返信

文案への意見募集

投票をいったん中断しましたが、引き続き「災害事例全般の独立記事作成の目安」に対する意見募集をさせて頂きたいと思います。現時点の最新の文案は#投票節の2025年4月2日 (水) 15:28 (UTC)時点のものですのでご参照のうえ、コメントをお願いいたします。

今回提案の動機、文書の性質・効果は以下にまとめられます。

  • どの種の災害にも共通する特筆性がいくつか分かってきたのでまとめたい。災害分野の特筆性ルールを災害事例全般>各種の災害の2層構造としたい。
  • ルールの対象が地震だけから全般に広がる。Wikipedia:独立記事作成の目安 よりも災害に特化した特筆性、かつ各種災害共通事項を説明する。
  • 特に日本以外では特筆性の概念的説明に終始し、具体的基準はほとんどない。
    • →特筆性の具体的基準を、災害全般・地域共通・時代共通で網羅的に条件を挙げて"以下のいずれかを満たせば立項に値する"のように作ることはできないので、現状提示できるものだけでも挙げておきたい。
    • →日本については経験則があるのでいくつか具体的基準が出せる。日本以外では記事が少なく文献参照にあたってのハードルもあって、妥当なラインの見極めが難しい。そのため日本ばかり具体的基準ができてしまうことは考慮して頂きたい。
  • 災害の特筆性基準を今までより厳しくするものではなく、基準自体は変わらないと考えられる。気象庁命名、激甚災害法、災害救助法などいくつかの例で使われてきた基準で災害一般に適用できるものを採用した。削除依頼審議をスムーズにする効果は小さいかもしれない。一方、将来的に地震以外のルールを作るときに、特筆性の概念的説明はベースとなる。

です。--Peka会話2025年4月13日 (日) 17:12 (UTC)返信

PJページの構成変更の提案

提案 導入部を修正、プロジェクトページの後半の3つの節を除去・修正し、ショートカットなどを追加する構成変更を提案します。

  • 導入部と「プロジェクトの詳細」節を現状に則して修正します。
  • 「雛形」節は、更新されず古いままで、もはや参照してほしくない内容になっているため除去します。
  • 「記事のスタイル節」を新設します。雛形にあったInfoboxはリンク一覧としてここに入れます。
  • カテゴリ階層の案内である「階層構造の定義」節も、古いままで、定期更新を要するため除去します。
  • Portal:災害/依頼をそのまま取り込んで表示していた「執筆計画」節も除去し、「依頼」節で簡単な案内を行う形にします。

以上の文案は利用者:Peka/サンドボックスに提示しています。

ショートカットについては

  • プロジェクトのページのショートカット PJ:DMPJ:DISASTERMGTPJ:災害 を作成します。
  • 各種依頼や議論で使いやすいように、「独立記事作成の目安」と「記事名の付け方」の個々の小見出しのショートカットを作成します。独立記事作成の目安は"PJ:DM#NOT/○○"(NOTability)、記事名の付け方は"PJ:DM#NC/○○"(Naming Criteria)です。災害全般はG(General)=PJ:DM#NOT/G、地震はE(Earthquake)=PJ:DM#NOT/E,PJ:DM#NC/E、台風はTY(TYphoon)=PJ:DM#NC/TY、雪害はS(Snow)=PJ:DM#NC/S、また予約的に決めておくものとして水害のF(Flood)、土砂災害のL(Landslide)、火山噴火のV(Volcano)、竜巻のTO(TOrnado)、熱帯低気圧以外の低気圧・風水害・暴風雨のS(Storm)、飢饉のFA(FAmine)、熱波・猛暑のHW(Heat Wave)、寒波のCW(Cold Wave)を挙げておきます。
  • 「災害発生直後の記事作成について」節のショートカット PJ:DM#QE(Quick Edit) を作成します。

以上の提案です。 --Peka会話2025年3月12日 (水) 16:58 (UTC)返信

なお、これは#構成を改める提案(2018)の一部を修正し、改めて提案したものです。--Peka会話2025年3月13日 (木) 09:45 (UTC)返信
慎重な議論が必要と思われる「記事のスタイル」節(Infoboxの案内を除く)、(サンドボックスにはあるが)提案文に明記していなかった「主要参考資料」節は、それぞれ仕切り直して議論を継続することにします。それ以外の変更を先に実施します。利用者:Peka/サンドボックスは先に実施するものだけ表示しました。--Peka会話2025年3月23日 (日) 09:40 (UTC)返信
報告 変更を実施しました。プロジェクトのページのショートカットはPJ:DMPJ:災害のみとし、PJ:DISASTERMGTは作成しないこととしました。Peka会話2025年3月24日 (月) 17:58 (UTC)返信

提案 (第2次) 文案をここに表示する形で提案を明確化します。文章は3/12からほぼ変わっていませんが、一部追加があります。

第2次A-「記事のスタイル」節を拡充
細部の編集をしやすくするため、サブページ化します。仮作成しているサブページをプロジェクトのページに読み込ませます(サブページまるごと表示します)。
Portal:災害/良質な記事の案内を追加しました。

○変更案 - 2025年3月24日 (月) 17:58 (UTC)時点

災害事例

【記事のスタイル節 追加部分ここから】

  • 全体の構成 - 大まかに「現象の解説」「被害・影響」「応急対応・復旧・復興」「災害の様相の分析」「対策やその後」に分けられますが、事例により異なるので柔軟に変えてください。なお、文章量が多くなった節は適切に小分けしてください。
  • 現象の解説・3要素 - いつ(災害を引き起こした自然現象等が起こった年月日・時間、期間)、どこで(起こった場所の範囲。その広がりに応じて、国、地方、包括自治体=県・州、基礎自治体=市町村、集落など。)、何がどのように起こったか(各地点の観測値やその推移、気象状況・火山活動の経過など)を詳細に述べます。地震・噴火・洪水・台風・豪雪など現象の種類に応じたスタイルがあるので、類似災害が参考となります。
    • 図表・記録類 - 現象の推移や記録が長大になる場合、表やグラフ、図にまとめる、サブセクションに分割、記録類を記事最後部に移すなど、読みやすくなるよう配慮しましょう。
  • 被害・影響 - 被害の全容を示す記述と、詳細を具体的に示す記述の2本立てにすると大きな災害でも説明しやすいでしょう。被害の全容を端的に示す統計数字、グラフ、説明図、写真などがあるとよいです。詳細は出典に基づき、数字のみではなく、5W1Hの要素を取り入れるなどすると情報の価値が向上します。
    • 被害・影響の節分け - 大別して、地域ごとに分ける、時系列で分ける、被害の種類ごとに分ける場合がありますが、執筆者の考え方により異なるので柔軟に変えてください。
  • 応急対応・復旧・復興 - 災害現場での救助や救護、外からの人的・物的・金銭的救援、避難場所や避難所・仮設住宅等の経緯、インフラや住宅の再建、瓦礫の処理、復興の計画と実施などについて述べます。被災住民個々、自治組織・消防・警察・病院、政府・行政、軍、企業、NGO・NPOなどが関係します。
    • 企業や個人の支援活動 - どこまで掲載すべきかでしばしば議論となります。金額の多寡よりも信頼できる情報源に基づき大きく扱われていることが優先されるという議論がありました。
  • 分析 - 災害の様相の分析・評価をまとめます。出典に基づき、災害を引き起こした自然現象等(台風、地震など)の特徴、自然現象等の誘因、引き起こされた被害や影響の特徴とその素因などについて述べます。また、浮上した課題について述べます。例えば、暴風の記録が多い台風、土砂災害が多い豪雨、都市部の地震災害など。また、台風が発生し接近・通過していった時の気象状況、豪雪をもたらした原因となった短期的な気象(低気圧など)および長期的な天候(気圧配置の異常など)、地震を起こした地震断層あるいはプレート境界など。さらに、地震による液状化被害が目立った→埋立地が多かったため、洪水により多数の犠牲者が出た→情報が適切に伝わらなかったため、など。
  • 対策・その後 - 災害の後に採られた、再発を防ぎ被害を抑える民間・行政の対策を述べます。数十年のスパンで見たその地域の変化について言及できると、なおよいでしょう。
  • 関連項目 - 災害を引き起こした自然現象、特徴的な誘因や素因など、キーワードになる項目を挙げます。類似例を挙げる場合は多くなりすぎないよう留意し、数例のみに限るか、類似例の一覧が載る項目を挙げます。Wikipedia:関連項目も参照。
  • 外部リンク - 信頼性や中立性に留意し、多くなりすぎないよう留意します。Wikipedia:外部リンクの選び方を参照。

Portal:災害/良質な記事には、良質な記事秀逸な記事などに選出された記事がリストアップされていて、執筆の参考になるでしょう。

【ここまで】

第2次B-「主要参考資料」節を新設
こちらも同様にサブページ化します。

○変更案 - 2025年3月24日 (月) 17:58 (UTC)時点

  • 災害事例記事 - その災害の報告書、記録誌などが発行されていないか確認しましょう。大きな災害では、1年以内から数年間で行政機関が報告や記録を残す例が多いです。数か月後からは、学術的な報告や論文、災害に関連する書籍等が発行されるようになります。十数年前以前の災害は被災地の地域史(市町村史)の書籍などに記されていることがあります。
  • 2000年代以降の災害 - 災害当日からWeb上で行政機関や研究機関の報告が参照できますが、更新される可能性やリンク切れの可能性もあります。Web上のニュース記事は災害当日から配信されますが、数年でリンク切れの可能性が高いです。新聞社サイトの記事であれば、タイトル・配信年月日を明記することで、後日紙面の記事と紐付けできる場合があります。ウェブアーカイブを活用する手もあります(参考:WP:DEADREF)。
レファレンス
ウェブ

以上の文章を追加することを提案します。また、

第2次C-構成の小変更

「参加者」節をサブページ化することを提案します。--Peka会話2025年3月24日 (月) 17:58 (UTC)+修正2025年3月29日 (土) 12:19 (UTC)返信

コメント
(報告)文案の提示から2週間以上かけて周知は行われたと考え、草案としてPJページにリンクを掲載しました。正式導入への意見を継続して募ります。参加者節はサブページ化する案に変更しました。--Peka会話2025年3月29日 (土) 12:19 (UTC)返信
(報告)参加者一覧は2025年4月8日(UTC)にサブページ化(プロジェクト:災害/参加者一覧)を行いました。
引き続き「記事のスタイル」「主要参考資料」節へのコメントを募集しています。--Peka会話2025年4月20日 (日) 12:14 (UTC)返信

災害の独立記事作成の目安のプロジェクト文書化

提案 本プロジェクトページの独立記事作成の目安(地震の特筆性)をプロジェクト文書としてWikipedia:独立記事作成の目安 (災害)に移動し、ウィキペディア日本語版のガイドライン化を念頭に置いた草案とすることを提案します(Template:Proposedを付与します)。

#災害事例全般の独立記事作成の目安を創設する提案における指摘を踏まえ、Wikipedia:独立記事作成の目安より各分野を受け持つプロジェクト文書に位置付けたいと考えます。地震の特筆性は作成以来削除依頼の目安に積極的に活用されコミュニティに追認されており、現状でもプロジェクト文書に適すると考えています。

(追記)

  • 文書としての体裁を整えるため、導入部には「このページでは、過去の災害事例がウィキペディアの記事に適しているかどうか判断する基準を提示します。(改行)全体的なガイドラインについてはWikipedia:独立記事作成の目安をご覧ください。(改行)現在は地震の基準があります。」と前書きします。
  • 新たに起稿された草案というよりはPJルールからの格上げ、という性格をしばらくの間は明示する必要があると考え、続けて「この文書は、プロジェクト:災害のルールとして作られ運用されてきたものをガイドライン文書としたものです。」という案内を追加します。
  • 地震の部分の冒頭は整合させるため、「被害地震の記事を単独で作成する際の基準は以下の通りです。」と簡略化します。過去の議論への参照はノートにまとめる形式にします。--Peka会話2025年4月11日 (金) 17:40 (UTC)返信
これは地震をまず先にガイドライン化する提案ですか? 震度階級が被害の間に入っているので読みづらくなっています。そのため移動することで、規模、震度階級、被害、その他と大きなグループが出来ますので扱いやすくなるかと思われます。実際に運用されているものなので、一度文書化してみてください。問題が起きるなら草案に下がるでしょうが経済的・文化的影響がないこと(直接的な被害とは別口でその他でいいと思われます)以外には大きく欠けているところは少ないと思われます。--Open-box会話2025年4月20日 (日) 00:55 (UTC)返信
いま プロジェクト:災害 にある独立記事作成の目安(内容は地震のみ)をガイドラインの草案にします。
この基準リストは基本、重要な、あるいは先にチェックしてほしい順に並べています。震度がこの位置にあるのは、(震度階級)より(被害1)のほうが重要だからです。重要さの順は、個人的には(規模)=(被害1)>(震度階級)>(被害2)=(その他)>(被害3)と考えています。(その他)だけは少し性質が違うので最後に置いています。変える必要はあまり感じていません。
経済的・文化的影響を明記していないのは、経済的・文化的影響だけで地震記事として特筆性に値する事例が発見されなかったからです。あったら参考にしたいから教えてほしいくらいです。そもそも、規模や被害についてかなり緩い基準なので、それを満たさず経済的・文化的影響だけで地震記事の単独立項に値するような事例が出てくるとは考えづらいです。例えば文化財の破損とかならその項目に書けばよいだろうし、万が一あったとしても事件とか経済・文化のトピックとして立項され、自然現象たる地震の説明は脇に置かれるんじゃないかなぁと。推測に過ぎませんけども。--Peka会話2025年4月20日 (日) 12:20 (UTC)返信
重要性は維持可能な基準であるかは疑問ですが、意図はわかりました。被害1に「気象庁により命名されているもの」とありますが、これは意図的にここに入れていますか?
実は以前災害とは関係がない改名議論に関わったときになんだこれ? となった地震がありまして(en:2013 Lake Grassmere earthquake、110億円ぐらいは保険から資金流出が発生してます)、その時に英語版のニュージーランドって死者がいない地震の記事がずいぶんあるなと思ったのを憶えていました。想定したのは(en:1869 Christchurch earthquake)のような地震です。これはニュージーランドの文化的遺産カテゴリー1に入る建築物に関係する地震ですが、被害は少数の報告で死者が記録されていないケース。経済の方は簡単で、保険金の場合を除けば「物的被害を伴わない交通影響は含めませんが、交通影響が特に大きい場合は存続を検討する余地があります」と同様に停電(2011年や2018年のケースを覚えている方は少なくないと考えます)や工場(台湾で地震があると半導体が心配されるようなケース)を想定したものですが、こちらはそのレベルですと死傷者や設備の被害を伴うので被害3に含まれていると考えてもいいのかも。大山鳴動して鼠一匹的なケース(en:2016 Te Araroa earthquake、数少ない被災建造物がカテゴリー1なので一応文化的影響もあります)は、その他ですよね。--Open-box会話2025年4月21日 (月) 01:30 (UTC)返信
気象庁命名(基準)をここに入れているのも意図的ですね。PJルールの1番目(規模)に、(ア)を震度・津波の付加基準を除去して引用しています。まずマグニチュードをチェックしてほしいということで。次に(被害1)で、死者数と、(イ)(全壊100棟程度以上、相当の人的被害などの顕著な被害)や(ウ)による気象庁命名ケースをチェックしてほしいということです。
文化財の破損は被害の大小には算入しますが、文化財の破損事例自体は(地震記事の立項に値するほど)特筆すべき文化的影響にならないと考えます。2016 Te Araroa earthquakeの例なら、en:Te Puia Springsの歴史として記述すれば済む程度。その時代の文化史に変化を及ぼしたとかで文化史の文献に載るレベルなら、地震被害が僅少でも文化面から地震記事として特筆性が出るかもと考えていましたが、実際に起こることは考えづらく、ルールに追加する必要性は高くないと思っています。
経済的影響は挙げられたように、東北地方太平洋沖地震・北海道胆振東部地震のような大規模長期停電、あと世界シェアの大きな工場とか鉱山とかが被害を受けるケースなんかも考えられます。いずれも、(被害3)にも引っかからない被害僅少の地震では、各々の業界、企業、資源とかの記事に記述すれば済むのかなと考えています。災害とは違うんですが記述の仕方としては小島プレス工業#ランサムウェアによるサイバー攻撃のような感じですかね。単独立項まではいかないけれど、既存記事に同居する形で事件が記述される形です。--Peka会話2025年4月21日 (月) 14:32 (UTC)返信
例に出したケースは文化財の破損ではなく、その地震の影響で「文化財=石造をやめて木造建築物」が出来たものです。
やりたい方向は判りますが、恐らくこれでは長期間は維持出来ません。扱う人の感性による基準の高低差・他の方針文書との関わり・他言語版からの翻訳でぐだぐだになるパターンです。そしてそのパターンの大半を明示的に回避しておけば、目安としても解決するでしょう。他の種の災害にも適用出来るようにするため冒頭部にマジックワードとして、「一般的な独立記事作成の目安等、他の基準を満たす記事についてはこの目安は適用されない」ぐらいを突っ込んどくのが確実ですね。--Open-box会話2025年4月24日 (木) 15:37 (UTC)返信
教会の設計変更に影響したというトピックも、特筆性の加点要素の1つにはなるけど、それだけではラインに届かないと考えてます。
ちょっと逸れますが、1869 Christchurch earthquakeはメルカリ震度階級が最大8、煉瓦建物や煙突が倒壊した記載が文献にあることから、規模的に(被害2)に該当する可能性はあると予想します。しかし、町ごとの被害棟数が文献にないので使えません。
教会の設計変更に影響したトピックのようなものを、(被害3)の「5件以上の被害」の1件に算入するという方向もありかと、一時考えました。しかし、きちんと文を練らないと、例えば各種イベントの中止とかも算入され小さな地震までお墨付きを与えかねません。また、こういうトピックは多様で網羅しようとすれば文章量が膨大化し、網羅しようとしても結局のところ予想もつかないような影響がある。ということで、これは自分の中で却下としました。
そうすると、最後に挙げられたような文を追加するのが無難になりますかねぇ。ただ、その書き方では、この目安は場合によっては役に立たないよと初めに宣言するような感じ。考えた結果、色々な但し書きが必要になってしまったので、災害事例全般の文案とセットで修正したほうがよいかもと。プロジェクト:災害/独立記事作成の目安草案の【例外】に盛り込んでみましたのでご参照ください。
なおセットで提案する場合、先の議論でOpen-boxさんが疑問を呈された(存続基準1)死者数に関する目安などまだ適当ではない部分があるとお考えなら、その部分を一旦はずしてプロジェクト文書化し、後から追加を審議する形で構いません。--Peka会話2025年4月25日 (金) 16:51 (UTC)返信
概ねPekaさんのやりたいことは判りますが、独立記事作成の目安の一般規定を限定したいってなると苦しいですから、例外は運用開始にはいい落としどころだと思います。数的に扱うには被害3がネック。現時点でも小規模なものが想定外レベルで拾われる可能性があるので、「大したことのない被害x5」>「それなりの被害x4」という難点もありますし、当然Pekaさんの考察されたむりやりお墨付き問題もあります。それ以上に怖いのが、現代社会を考えるとたいていの地震で5件ぐらいは拾えそうで、ここは逆に独立記事作成の目安の一般規定で阻めるかも知れません。まぁ場合によっては一般規定すら役に立たないので(下を拾わないと機能しない→想定外のとんでもない下まで対象に、あるいはその逆ケースで想定外の高レベルが漏れる)、気にしすぎない方がいいかなとは考えます。実際に運用されているものですし、最大の難点は埋まったので一度運用に移しても問題ないと思われます。長期間ありがとうございました。--Open-box会話2025年4月26日 (土) 13:05 (UTC)返信
こちらこそ、お知恵をお貸しいただきありがとうございました。--Peka会話2025年4月28日 (月) 11:52 (UTC)返信

修正提案)先般提案していた災害事例全般のルールの新設もセットでプロジェクト文書化します。文章案はプロジェクト:災害/独立記事作成の目安草案にありますので、ご覧の上コメント頂ければと思います。なお、事例全般のルールを設ける理由等は#文案への意見募集にまとめていますので合わせてご覧ください。--Peka会話2025年4月28日 (月) 12:08 (UTC)返信

5/1時点で以下(a)(b)両方に該当する方の会話ページに、議論のお知らせをさせて頂きました。(a)記事編集が50回以上、かつ直近6か月以内も活動がある方 (b)プロジェクト参加者に署名されていて災害記事の編集歴がある方、または過去10年間にプロジェクト:災害の議論に参加された方 です。30名弱にお知らせしました。
文案のこの部分はどういう意図なの?、変えて、削ってなどの細部のコメントも、そもそもこの提案はどういう意図なの?とかあんまり効果ないんじゃないの?などの根本的な意見でも拝聴いたします。2週間から長くて1か月程度をめどに大きな異論がなければ、コミュニティに承認されたとみなして実施する方向で考えています。--Peka会話2025年5月16日 (金) 17:15 (UTC)返信
  • (コメント)とりあえず本筋とは違う話。草案の「分野別目安の案」節に過去ログ3の2018年の「豪雪」記事に関する議論へのリンクがありますが、過去ログ4の方にも関連する議論(2021年)があります。まぁこちらは今のPJ災害の「記事名の付け方」の雪害に関する文章を決めた・・・いわゆる「なんでもかんでも豪雪って付けるな」という命名則の話ですけど。--KAMUI会話2025年5月17日 (土) 09:41 (UTC)返信
    (返)もしかしてと思い、いちおう言い訳させてもらいます。私はPJ災害に署名している手前更新もウォッチしていますが、この雪害記事名のときのように、余裕がなかったり適切なコメントが思いつかなかったりして顔を出さなかった議論はいくつもあり、心苦しく思いつつ今回のお知らせをしました。万策尽き時が経つだけのときしか個別お知らせはしません。また、昨日なんでもいいからコメントくだされば的な呼びかけをしましたが、コメント頂けなくてもまあ仕方ないですよねってスタンスで、誰も責めるつもりはありません。
    ところで、このページ右上にも最近リンクを追加しましたが、プロジェクト:災害/議論リストというところに過去の議論をテーマ別・記事分野別にまとめていて、もちろん豪雪の件も載せてます。必要なときご活用ください。追加修正も自由です。--Peka会話2025年5月17日 (土) 14:36 (UTC)返信
  • では本筋。あくまでも個人的な印象ですが、草案の文面があまり海外の災害を考慮していない・・・JPOVな感じを受けます。まぁ、「分野別目安の案」からリンクされてるWikipedia:特筆性 (台風)も同様なんですが・・・--KAMUI会話2025年5月19日 (月) 12:28 (UTC)返信
    #文案への意見募集に書いたように私も認識はしていて、改善を試みたい点ではあります。(1)同じような指標が日本以外にもあれば取り込めるような一般化した文に変える方法、(2)災害全般>各国(日本,他...)>分野別の3段構えにする方法 を考えました。(2)は複雑化しそうなので、(1)のほうがいいかなと。以下修正案です。

独立記事に値する具体的基準がいくつかあります。この箇条書きはすべてのパターンを網羅したものではなく、これらに満たないものは前記のような重要性の目安から判断します。 注1: (A)は、1つでも満たせば独立記事作成に値する存続基準です(これを満たさないものは他の基準を見ます)。
   (B)は、どれかを満たせば独立記事作成に値する可能性が高くなる存続目安です(これを満たすだけで必ずしも独立記事作成に値するとは言い切れませんが、目安にはなります)。

  • (全般1 死者数)(A) 地域や災害の種類を問わず、非常に大まかな死者数に関する目安ですが、21世紀以降の災害では数百人から1000人以上、20世紀は数千人から1万人前後以上、20世紀以前の災害は数千人から数万人以上の災害では、基本的に独立記事作成に値します(この規模の既存の記事は独立記事作成の目安を満たさないとして削除依頼にかけられることはほとんどなく、あっても存続となっています)。
  • (全般2 甚大な災害のリスト・認定等)次に挙げる甚大な災害のリストや認定等は、一定の基準があり、客観的で信頼できるため、独立記事作成に値する存続基準または目安に使用します。(ほかにもある場合、提案を経て追加できます)
    • (全般2-J1)(A) 1958年以降の日本では、気象庁が名称を定めた災害
    • (全般2-J2)(B) 1962年以降の日本では、激甚災害法の本激指定があった、または(1968年以降)局激指定を受ける自治体があった災害。ただし、1999年に基準の大幅引き下げがあったこと、局激指定は長らく年度末一括指定で、2010年代以降も基準ぎりぎりの場合は年度末であること、それぞれ考慮が必要です。
    • (全般2-J3)(B) 1947年以降の日本では、災害救助法の適用を受ける自治体があった災害。
  • (その他)(省略)
これで日本に偏った印象はいくらか軽減できないでしょうか。--Peka会話2025年5月20日 (火) 14:55 (UTC)返信
  • 日本と海外の「削除依頼を出されたけど存続」の事例があれば、リンク張っておくと他の利用者にも解り易くなるかも知れません。災害での削除依頼の事例は「別の問題があったりして削除されたもの」以外あまり記憶にありませんが・・・--KAMUI会話2025年5月22日 (木) 09:26 (UTC)返信
    存続等の結果は書いていませんがプロジェクト:災害/削除依頼リストにまとめています。ここへのリンクはプロジェクト:災害/議論リストだけに置いていました。プロジェクト:災害のページにもリンクを置いたほうがいいですね。--Peka会話2025年5月22日 (木) 11:19 (UTC)返信
    (追記)/削除依頼リスト は、特筆性が指摘されたものだけをリストアップしています。著作権侵害、ページ名の問題、百科事典的でないなどの案件は省いてます。リンクは新しく設けた「過去の議論」節に置きました。--Peka会話2025年5月22日 (木) 11:37 (UTC)返信
    • 参加者が増えませんねぇ・・・コメント依頼にも出した方がいいかも。--KAMUI会話2025年5月29日 (木) 08:42 (UTC)返信
      コメント依頼は3月中旬から出してます。投票を行った4月上旬ごろはWikipedia:コメント依頼/リストにも。
      先日の修正案はどうお考えでしょうか。私自身、微妙だと思いつつ変えたほうがいくらかましだろうと判断して、先ほど草案に反映しましたが。削除依頼事例も何かリアクション頂けると。--Peka会話2025年5月29日 (木) 10:27 (UTC)返信
      • 全般2の「甚大な災害のリストや認定等」について全部「日本では~」なのは先に書いたJPOVの点からも一寸気になります。ただ、海外でこの手のリスト・認定に類するものがあれば別にそれらを挙げるにしても、そもそもその種のものが存在するのかが一寸分からんのですけど。特に地震だとアジアはまだしも欧米だと発生そのものが稀だったりで、小規模なのもそうしたリストに載ってそうな気がしなくもないですし。台風なら合同台風警報センターの『Annual Tropical Cyclone Reports』(2021年以降は出てない)や気象庁の『Annual Report on Activities of the RSMC Tokyo』などがありましたが、これらは「その年に発生したもの全部記載」なのでまたちょと違うか・・・--KAMUI会話2025年5月30日 (金) 06:06 (UTC)返信
        都合よく特筆性の目安にできるような線引きをするリストは、調べる限り日本以外に見つけられません。災害救助法のように被害が甚大なとき財政負担やその他支援を厚くしたりする制度は、いくつかの国にあると推測されますが、私には探しきれませんし、あったとしても特筆性の目安に使えるかどうか。
        地震、熱帯低気圧、水害、竜巻などのカタログはいくつもあります。被害者数・被害棟数・被害額などのデータがついているものはありますが、特筆性の目安になりそうな被害の線引きをするものは見つけられていません。
        あといまの議題からは外れますが、こうしたカタログの、熱帯低気圧のSSHWS、竜巻のEFスケールなどの現象規模を示すスケールは、将来各分野の基準を作るときに採用するべきなのは言うまでもありません。--Peka会話2025年5月30日 (金) 15:01 (UTC)返信
        • そうならばハッキリと「日本国外ではこの様な認定基準が無い」「リストがあっても大抵は一覧なので、載ってることで単独立項の基準を満たすとは断言できない」とか書いてしまった方がいいかも。あと思ったのですが、海外記事の翻訳とかについてもちょっと触れておいた方がいいかも知れませんね。なにしろ英語版では2007年4月29日のイギリスでの地震(Mw4.3)みたいに報道は当然あったものの被害規模だけ見たら「建物被害が474件(うち307件が軽微な損傷、帰宅困難となったものは73件、深刻な被害は94件)、怪我人1名」と、今回策定しているjawpでの基準はとても満たしそうにないものが立項されてたりするので。
          しかし、プロジェクトの基準策定で参加者2名はホントどうにかならんもんか・・・--KAMUI会話2025年5月31日 (土) 08:10 (UTC)返信
          他言語版ではこのように地震そのものの少なさから起こった事自体で独立記事の条件を満たしてしまう地震もあるなど、その国での発生頻度も考慮すべきと考えています。--Takagu会話2025年5月31日 (土) 10:12 (UTC)返信
          • 実はイギリスでは地震が年間200件ほど発生しているらしいのですが、多くが体感できるかどうかレベルで、実際に被害が出ることはほぼ無いので・・・なお、発生場所と規模によっては隣国(フランスとかベルギー)の方が被害がデカい場合もあって、1580年のドーバー海峡地震(w:1580 Dover Straits earthquake)では連合王国での死者2名なのに対して、フランスで「かなりの」死者が出ているそうです。あと建物の倒壊は結構あったらしい。--KAMUI会話2025年5月31日 (土) 10:50 (UTC)返信
            日本国外の線引き基準は多分ないけども断言はしきれません。「ない」と書けばそれこそ独自研究かなぁと。ルールを初めて読む人に事情を理解してもらうには「ない」のほうが分かりやすいでしょうけど。また、リストの多くは「これに載ってればOK」の線引きにはならないですが、リストの中で特に被害の数値が大きいものを特筆性が高いねと判断できるのでこの点は非常に有用です。さらに、他言語版で記事があるからといって日本語版でも特筆性があるとは限らないと注意しておくことは有効だと思います。このへんの修正、それから「これを満たすだけで必ずしも独立記事作成に値するとは言い切れないが目安となる」基準が紛らわしく誤解しそうだと感じたため再修正、合わせて草案の修正を行いました。お手数ですがご確認ください。
            【翻訳】ちなみに、英語版の記述を読む限り私は、2007 Kent earthquakeは地震(被害3)に満たさない、M5.2のen:2008 Market Rasen earthquakeは地震(被害3)を満たす(満たして"しまう")のではないかと考えます。地震については、日本の地震の削除依頼で存続例が出たことに追従した2018年改訂以降、かなり基準が低くなってます。
            【低頻度の小規模災害】その地域で珍しい自然現象というのを考慮する向きはあると思いますが、下手に盛り込むと濫用されて基準を想定以上に下げる恐れがあります。個人的な印象ですが、考慮するとしても2007 Kent earthquakeとかアメリカ東海岸バージニア地震(2011年)の特筆性は珍しさ2割、被害8割程度かなと。考慮の1つには入れてよいが、それだけをもって単独立項に値するとはしがたい例がほとんどだと考えます。ハリケーン・カタリーナ(南大西洋唯一・初のハリケーン)や筑紫地震のように唯一の例・最初の例はもう少し特筆性への寄与が大きいと思いますが、これは「学術的に特筆される」の記述でカバーされていると考えます。
            盛り込むなら濫用されないよう文言の工夫が相当必要だと思います。多少の文言案を頂けると助かります。「珍しい」「低頻度」だけでは、ある地点で風速・雨量が観測史上最悪とか100年ぶりってだけでも特筆性があると解釈できてしまいます。--Peka会話2025年5月31日 (土) 17:30 (UTC)返信
            低頻度の現象について草案を追加しました。特筆性の参考になる要素としつつ、少数地点の記録更新だけではダメ、広域性を考慮すべき、学術的言及が必要と釘をを刺した内容です。--Peka会話2025年6月5日 (木) 14:48 (UTC)返信
            追加基準の気象庁命名には火山噴火もあります。基本的に気象庁が命名しているものは特筆性ありでよいでしょうか。なお、命名された8事例のうち立項済みは2例、6例は火山の記事に書かれているだけです。また、記事名のルールがないことも少し気になります(日本の噴火では他に有力名称がない場合「○○○○年の△△山噴火」が通例化しているよう)。--Peka会話2025年6月7日 (土) 09:12 (UTC)返信
            • 火山記事の命名パターンについては比較的に「穏当なもの」と言えるのではないかと。災害の分類としては日本独自のものでは無いので海外の事例とも合わせやすそうに思えます。ところで前々から気になっていた点ですが「災害事例全般」では死者数の基準を「21世紀以降の災害では数百人から1000人以上」としている一方で、地震の基準で「1人以上の死者・行方不明者が確認」となっているのはかなりの齟齬なんじゃないかと思ったりもします。個人的には「死者あるいは行方不明者が1人」の地震なら、別の理由が無い限り「単独立項なんて考えもしない」でしょう。--KAMUI会話2025年6月8日 (日) 11:51 (UTC)返信
              話を脱線させてしまったので最も聞きたい点を。基本的に気象庁が命名している火山噴火(いま8事例)は特筆性ありでよいでしょうか。--Peka会話2025年6月8日 (日) 16:09 (UTC)返信
              全般で数百人以上としていること自体は妥当だと思っています。これを10人とか数十人にすると、全世界では水害、土砂災害、地震、竜巻、台風/ハリケーン/低気圧は年間数十件が該当すると思われ、死者数基準だけで立項できてしまいますので。
              長野県中部地震(2011年6月, Mj5.4 Mw5.0)、山梨県東部地震(1983年, Mj6.0)は私も単独記事はどうかと疑問に思う事例です。地震の死者1人以上というのは、他の被害が少ない場合には、適切ではないかもしれません。一方で、マグニチュードや震度も、基準の1つをギリギリ満たしただけで被害が僅少の地震はいくつもあると思います。
              上方修正するなら、死者・行方不明者は50人とか100人以上に引き上げる(※日本に限ると10人以上で十分と思われますが、世界共通ではこのくらいでしょうか)、あるいは、地震の年表の基準のように複合基準にするなどのアイデアがあります。
              複合基準は(規模)と(被害1)の置き換えで、例えば、(a)M8.0以上、(b)M7.0以上かつ死者・行方不明者10人以上、(c)M6.5以上かつ全壊50棟or100棟以上、(d)死者・行方不明者50人以上(※全壊棟数は気象庁命名基準を考慮)などと細かく刻んでいく形です。
              変更すると、千葉県東方沖地震 (1987年)岐阜県中部地震(1969年)などは災害救助法も適用外で(被害3)のみ該当になります。徳島県南部地震(1955年)は基準から外れます(→新聞記事をよく調べると(被害3)に該当するかもしれませんが微妙)が、気象台の現地調査報告が発行されるなど個人的に特筆性がある印象。変更するなら、拾い上げる基準をさらに追加したいところ。
              また、もともと地震の年表の掲載基準を流用した流れで「どれかの基準に該当すれば特筆性あり」(特筆性の十分条件)の文になっていますが、英語版en:Wikipedia:Notability (earthquakes)は違い基本的に“特筆性の必要条件”の形で、「震度階級VII以上の地震は一般的に特筆性に必要ではあるが十分ではない」「M7以上の地震は特筆性があるとみなされる可能性が高いが、追加の基準を満たす必要がある」「M5未満で死者や被害が報告されていない地震は特筆性があるとみなされる可能性が非常に低い」みたいな内容になっています。一部の文はこの形にしたほうがいいかもしれません。--Peka会話2025年6月8日 (日) 16:49 (UTC)返信
              • 日本の8事例については「特筆性はあるが全部を単独立項するのは適切でない」と考えます。現在は多くが火山記事に格納された状態ですが、コレは適切であろうと。単独立項されているのは2014年の御嶽山と2015年の口永良部島・新岳の事例で、2014年の御嶽山はその被害規模を見ても問題ないでしょうけど、2015年のは死者行方不明者ゼロ、負傷者1名です。こちらは単独立項ではなく島記事で言及が妥当じゃないかと個人的には思います。
                死者数の方は「1人以上の死者・行方不明者が確認」が残っていると「死者1人だけど立項しても良いんだ!」って考える人が出る可能性があるという話です。災害全般での死者数を基準として挙げるなら「1人以上の死者・行方不明者が確認」は除去すべきじゃないかってことで。、--KAMUI会話2025年6月8日 (日) 23:43 (UTC)返信
                噴火についてのコメントありがとうございます。全般基準への追加は問題なさそうですね。
                地震について: ルールの文章から単純に死者・行方不明者数を除去すれば、そう考える人はいなくなります。ただ、基準を引き上げた印象は与え、死者の数字はこの部分だけになるので数百人~1000人という数字に引っ張られる人が出るかもと懸念します。以前Open-boxさんも同じようなことを言われてました。こちらの意図と違う形で数字を捉えられそうなので、全般の死者数基準もやめたほうがいいかもとは思いました。どちらかを消すか、両方とも消すか。--Peka会話2025年6月9日 (月) 14:25 (UTC)返信
                地震の死者・行方不明者数、全般の死者数両方消そうかと考えています。それと一緒に、地震の基準が現状「特筆性あり/なし」でしか表現されていないことで生じる特筆性の低い記事の立項問題の解決も図ろうかと考えます。利用者:Peka/サンドボックスに試案を作っていますが、基準を特筆性に直結するような強いものから参考程度の弱いものまで区分して、地震の基準を改正、水害・風水害、台風、土砂災害、火山噴火も同じような形式にして新規提案しようかと考えています。--Peka会話2025年6月12日 (木) 17:20 (UTC)返信
                すいません。週明けから親戚の通夜などでほぼ完徹して、しばらくは簡単なものでないと頭が回りきらなくなってたので。
                過去ログ4の「雪害の命名測」を決めた際にもちょっと書きましたが、こういうものはある程度固まったらあとは「運用してみて必要に応じて修正を行なう」方向にしないと多分終わりません。--KAMUI会話2025年6月20日 (金) 10:43 (UTC)返信
                お忙しい中ありがとうございます。議論期間が長くなり、考えれば考えるほど現行案が中途半端に感じ、そのまま運用に移すことに迷いが生じていました。区切りをつけて一度運用することにします。
                地震の死者数基準除去を含め、次の改正はよく練ってから、1か月以上空けて行うことにします。
                死者数の齟齬は、全般の死者数を除去することで対応しました→差分。これを最終案とします。
                異論がなければ、1週間後にWikipedia:独立記事作成の目安 (災害)を作成します。--Peka会話2025年6月20日 (金) 15:00 (UTC)返信
                報告 移行を行いました。今後は運用により検証をしていきます。コメントを頂いた皆様ありがとうございました。--Peka会話2025年6月28日 (土) 15:10 (UTC)返信
                確認しました。なお「1か月」とか言わず、半年~1年くらい様子を見ても良いと思いますよ。--KAMUI会話2025年7月3日 (木) 08:22 (UTC)返信
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