ヘリコン
ヘリコン (Helicon) は、ドイツの5人組ヘヴィメタルバンド。ドイツ西部のアーヘン出身。 来歴バンド名の由来はギリシャのヘリコン山より取られており、1986年に結成。『The Heimbach Tapes』『Black And White』といったデモテープを作成し、幾度かのメンバーチェンジを経て、ノイズ・レコードと契約。 「ドイツ最大のヘヴィ・メタル・レーベル Noise International が送りだす新世代ジャーマン・メタルの切り札がヘリコンだ」という売り文句[1]と供に新世代ジャーマンメタルとして登場。ボーカリスト兼ドラマー Uwe Heepen に率いられており、日本盤ライナーノーツには、"俺たちが目指すのはHMでもHRでもなくヘリコンのロックなんだ"というUweの発言がある。 同レーベルが主催したベテランバンド2組と新人バンド2組のツアー(1993年9月にドイツで行なわれた、メロディック・メタル・フェスティバルの Gamma Ray、Rage、Conception、Heliconのライブ)を収録した2枚組オムニバス・アルバム『The Power of Metal』(1994年1月)では、他の新人バンドConceptionがほぼフルで収録されたにもかかわらず、Heliconはたった2曲しか収録されていない。そのツアーをレポートした音楽雑誌では、Heliconの音楽は名前と同じぐらい最悪だと酷評される。[要出典] しかしながら、1stアルバムの一曲目のイントロに続く2曲目の曲名が何故か唐突に Helicon Part II だったり、同曲の開始とともにウヴェの奇声が入ったりとボーカルの奇才ぶりには少なからずマニアも存在し、インターネット上で思い出したように語られる事があった。ちなみに、Part Ⅰ は2ndアルバムの日本版ボーナストラックとして収録。 2ndアルバムを発売後、ノイズ・レコードとの契約が切れ、その後、活動を停止。リーダーであったUweは、ソロアルバムを発売。現在はソロ活動の傍ら Helicon Studio を経営している。また、1stアルバム発売前に関わりのあったギタリスト Volker Marx は、元 Gammra Ray のドラマー Uli Kusch とベーシスト Uwe Wassel が参加した Axe La Chappelle の1stアルバム"Grab What You Can"に参加している。 2013年10月7日に中心人物であったUwe Heepenが自宅にて死去。[2] 作品スタジオ・アルバム
オムニバス・ライブ・アルバム
オムニバス
関連アルバム
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia