ホテル阪急エキスポパーク
ホテル阪急エキスポパーク(ホテルはんきゅうエキスポパーク)は、大阪府吹田市にかつて存在した阪急阪神グループのホテルである。旧称は「ホテルオオサカサンパレス」。建物は万博記念公園内の大阪モノレール万博記念公園駅そばに所在する。 概要勤労者福祉施設として建設雇用保険事業として整備された勤労者福祉施設のひとつ、大阪勤労者職業福祉センター「大阪サンパレス」として開業。財団法人日本万国博覧会記念協会が用地を所有し、雇用促進事業団が施設を設置した。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造で、ホテルが地上7階・地下1階建て、会館が地上3階・地下1階建て。宿泊施設のほか、音楽スタジオ、会議室、宴会場、ホール、フィットネススタジオ、屋内プールを備えていた[1]。 大阪勤労者職業福祉センター「大阪サンパレス」時代の施設概要は以下のとおり[1]。
その後、政府は勤労福祉施設の廃止・譲渡を決定。大阪勤労者職業福祉センターは、大阪府の外郭団体である財団法人大阪勤労者職業福祉センターへ1990年(平成2年)3月に譲渡された上で[1]、「ホテルオオサカサンパレス」として開業した。 →譲渡の経緯については「勤労者福祉施設」を参照
阪急阪神ホテルズによる経営しかし最終的には経営に行き詰まったため、2004年4月1日に第一阪急ホテルズ(現:阪急阪神ホテルズ)により「ホテル阪急エキスポパーク」としてリニューアルオープンした。 阪急阪神ホテルズは2019年7月1日、賃貸借契約が満了することを理由に、2020年2月29日をもって「ホテル阪急エキスポパーク」を営業終了することを発表[2]。予定どおり2020年2月29日をもって営業終了した。 跡地利用2019年9月17日、大阪府は跡地に多目的アリーナ施設を整備する計画を発表。2025年日本国際博覧会(大阪万博)までの開業を予定するとし、吉村洋文大阪府知事は「横浜アリーナより大きい施設にしたい」と記者会見で抱負を語った[3]。 2021年現在、大阪府が事業主体となる「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」として計画が進められている[4]。 アクセス
関連項目脚注
外部リンク
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