ボブ・アダムズ (内野手)
ボブ・アダムズ(Robert Melvin "Bob" Adams, 1952年1月6日 - )は、アメリカ合衆国・ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の元プロ野球選手(一塁手・捕手)。右投右打。 経歴デトロイト・タイガース時代1973年のドラフト3巡目でデトロイト・タイガースから指名を受け、入団[1]。 この年はA級のレイクランド・タイガースとAA級のモンゴメリー・レベルズでプレイし、レイクランドではリーグ8位となる[2]打率.307を記録した[1]。また、守備では三塁や外野を務めた[3]。 1974年は、前年にもプレイしたモンゴメリーとAAA級のエバンズビル・トリプレッツで主に捕手を務め、AA級では83試合で打率.263、AAA級では27試合で打率.247という成績だった[3]。 1975年はモンゴメリーで捕手として89試合に出場し、打率.283・3本塁打・26打点・出塁率.352を記録[3]。前年のAA級での成績よりも打率や出塁率を向上させた[3]。 1976年は、モンゴメリーで7試合に、エバンズビルで105試合に出場[3]。成績は特段際立ったものではなかったが、モンゴメリーでは外野手として、エバンズビルでは一塁手としても試合に出場した[3]。 1977年、エバンズビルでは一塁手・捕手を務め、62試合・打率.330・10本塁打・44打点と過去最高の打撃成績を記録[3]。7月10日のシカゴ・ホワイトソックス戦で9回裏に代打として出場し、MLBデビューを果たした(結果は三振に倒れた)[4][5]。その後も代打としての起用が中心となり、スタメンでの起用は3試合に留まったが[4]、初の先発出場の機会となった8月9日のミルウォーキー・ブルワーズ戦[4]では4回裏の第2打席にソロ本塁打を放ち[6]、MLBでの初安打・初本塁打・初打点を同時に達成した[4]。その後、8月26日のカリフォルニア・エンゼルス戦では代打で本塁打を記録し[4]、MLBでの最初のシーズンの成績は、15試合・打率.250・2本塁打・2打点だった[1]。 続く1978年は、1976年までと同様にモンゴメリーとエバンズビルでプレイし、2チームで合計117試合に出場したものの、打率.199・5本塁打・42打点[3]と打撃が冴えず、MLBでの試合出場の機会もなかった[1]。守備では捕手・一塁・三塁・外野をこなす[3]など器用さを見せたが、この年限りで現役を引退することになった。 詳細情報年度別打撃成績
背番号
脚注
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