マンシージャ・デ・ラ・シエラ
マンシージャ・デ・ラ・シエラ(スペイン語: Mansilla de la Sierra)は、スペイン・ラ・リオハ州のムニシピオ(基礎自治体)。ラ・リオハ州西部にあり、コマルカ(郡)としてはアンギアーノの構成自治体のひとつである。面積は84.76km2であり、2015年の人口は71人だった。 中心部の標高は約950m[1]。ナヘラまでの距離は43km、州都ログローニョまでの距離は72km[1]。ウシ・ヒツジ・ヤギなどの牧畜が主産業である[1]。 歴史かつての集落は現在の場所から300m南にあった。1900年には585人の人口があり、10,000頭以上のウシが飼育されていた[2]。バルセロナ出身の小説家であるアナ・マリア・マトゥテは、幼少時代に祖父母とマンシージャの旧集落で夏季を過ごした。1935年にはダムの建設が計画され、スペイン内戦などで25年以上計画は中断していたものの、フランコ政権下で灌漑や発電用のダムが建設された。1940年には591人、1950年には490人の人口があったが、1958年冬には貯水が開始され、1960年にはマンシージャの集落がマンシージャ貯水池の底に沈んだ[3]。多くの住民はマンシージャを離れ、1960年の人口は149人となった。 1959年には現在の場所にマンシージャ・デ・ラ・シエラ地区が建設された。貯水池の水量は9月から10月に最小となり、貯水池の底から教会や建物の残骸が現れる。貯水池の水はナヘリリャ川となって北北西に流れ、アンギアーノ、ボバディーリャ、バーニョス・デ・リオ・トビア、ナヘラなどを通った後に、トレモンタルボでエブロ川の本流に注いでいる。今日の自治体はマンシージャ・デ・ラ・シエラ地区とタブラーダス地区で構成される。 人口
政治
脚注外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia