マーカス・グロスコフ
マーカス・グロスコフ(Markus Grosskopf、独: Markus Großkopf、 1965年9月21日- )は、ドイツ出身のロックミュージシャン、ベーシスト[1]、ソングライター。 ジャーマンメタル・バンド「ハロウィン」の創設メンバー。身長192cm。[2] ドイツ語ではGroßkopfとエスツェットを用いて書く[3]が、Grosskopfとss表記されることが多い。 略歴ギターのマイケル・ヴァイカートと共にハロウィン結成当初から現在に至るまで在籍している。 15歳のとき、数週間のキャンプに出かけた際、ギターとドラムを演奏しているパンク・ロックのグループと知り合い、ベーシストのいなかったそのバンドの求めに応じてベースを始めた[1][4]。1981年、ハードロックやメタルをプレイすることを望んでバンドを脱退、カイ・ハンセンのバンド、セカンド・ヘル (Second Hell)に加入する。セカンド・ヘル解散後、マイケル・ヴァイカートのバンド、パワー・フール (Power Fool)でハンセンと再会、インゴ・シュヴィヒテンバーグとともに加入し、ハロウィン (Helloween)と改名して現在に至る[1]。 他のメンバーと比較するとアルバム収録曲数は多くはないが増加傾向にあり、2013年にリリースされたアルバム『ストレイト・アウト・オブ・ヘル』ではアルバム・タイトル曲を書いている。 ハロウィンでの活動と並行して、ショックマシーンでベースとリズムギターを担当し、1998年にアルバム『ショックマシーン』をリリース。ケン・ヘンズレー、ジョン・ロートンのバンド、ユーライア・ヒープのアルバム『ソールズベリー』のオーケストラ・バージョンでベースを担当、トビアス・サメットのプロジェクトであるアヴァンタジアのアルバム『ザ・メタル・オペラ』『ザ・メタル・オペラ・パートII』に参加した。キックハンターのファースト・アルバム『Hearts & Bones』と『Little Monsters』にもベースで参加している。また、彼の実験的プロジェクトであるベースインヴェイダーズはギターを入れず、ベース、ドラム、ボーカルのみで構成されている。 音楽的特徴ディープ・パープル、レインボー、シン・リジィ、キッス、UFOに影響を受けている[1]。 ベースラインが非常に目立つプレイスタイルで、「Heavy Metal(Is The Law)」や「Eagle Fly Free」のようにソロパートのある曲もある。 「I Want Out」や「Just a Little Sign」といったシンプルなベースラインの曲ではピック、「Halloween」や「Eagle Fly Free」などのリードタイプの曲は指と、曲によって弾き分ける。最近はベースソロやリードパートが増えたり、「Mrs. God」ではスラップ奏法を用いるなど[5]、プレイスタイルの幅を広げている。 サンドバーグのベースとジム・ダンロップの弦をメインに使用している[1]。 使用機材
ベース・ギター
その他
ディスコグラフィハロウィン→詳細は「ハロウィンの作品」を参照
リーダー・アルバム
参加アルバム
脚注・注釈
関連項目外部リンク |
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