メイド・イン・イングランド (アトミック・ルースターのアルバム)

『メイド・イン・イングランド』
アトミック・ルースターのスタジオ・アルバム
リリース	1972年10月
録音	ロンドントライデント・スタジオ（英語版）
ジャンル	プログレッシブ・ロック、ハードロック、ブルースロック
時間	40分59秒
レーベル	ドーン・レコード; エレクトラ・レコード
プロデュース	ヴィンセント・クレイン（英語版）
専門評論家によるレビュー
	AllMusic link;
チャート最高順位
	82位（日本）; 149位（アメリカ）;
アトミック・ルースターアルバム年表
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『メイド・イン・イングランド』（Made in England）は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、アトミック・ルースターが1972年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。

背景

中心人物ヴィンセント・クレイン（英語版）を除くメンバーが総入れ替えとなり、クリス・ファーロウ、スティーヴ・ボルトン、リック・パーネルが新たに加入した^[3]。なお、ボルトンとパーネルは、各々2曲ずつソングライティングにも貢献している^[3]。音楽的には、過去の作品よりもファンキーな方向性となった^[4]。

UKオリジナルLPのジャケットはデニム生地に包まれており^[5]、日本初回盤LP (UPS-532-Y)も同じ仕様となった^[6]。一方、エレクトラ・レコードから発売されたアメリカ盤LPでは、Abe Gurvinの描いた絵がジャケットに使用された^[7]。

反響・評価

母国イギリスでは、アトミック・ルースターのアルバムとしては初めて全英トップ100入りを逃す結果となった^[8]。一方、アメリカでは前2作に引き続きBillboard 200入りを果たし、149位に達した^[2]。また、日本ではバンド唯一のオリコンLPチャート入りを果たした作品となり、2週トップ100入りして最高82位を記録した^[1]。

Lindsay Planerはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「大部分の曲において、このカルテットの少々ファンキーなグルーヴが全面に出ている」と評している^[3]。