メディオ・カンピダーノ県
メディオ・カンピダーノ県(メディオ・カンピダーノけん、イタリア語: Provincia del Medio Campidano)は、イタリア共和国サルデーニャ自治州に属する県の一つ。サンルーリとヴィッラチードロがともに県都とされている。最多の人口を持つ都市はヴィッラチードロ。 カリャリ県の北西部が分割され2005年に発足した県である。 2016年9月現在、サルデーニャ州では県級行政区画統廃合のプロセスが進められており、地方自治上は過渡期にある。2016年、メディオ・カンピダーノ県は新設の南サルデーニャ県 に組み込まれた。 名称標準イタリア語以外の言語では以下のように呼ばれる。
地理位置・広がりサルデーニャ島西南部に位置し、西はサルデーニャ海(地中海)に面する。県都のひとつサンルーリは県の東部に位置し、もうひとつの県都ヴィッラチードロから北東へ約21km、州都カリャリから北北西へ約42km、オリスターノから南南東へ約47kmの距離に位置する。面積は1,516平方キロメートル(サルデーニャ州全体の6.3%)。 隣接する県は以下の通り。
県内の地域と主要な都市・集落![]() 2001年の国勢調査に基づく居住地区(Località abitata)別人口統計[2]によれば、人口5000人以上の都市・集落は以下の通り。
歴史メディオ・カンピダーノ県は、2001年の自治州法において、カリャリ県西北部の28コムーネが分離して新たに創設された。2005年5月の選挙で初代県知事が決まり、県としての活動を本格的に開始した。 行政区画県には、28のコムーネが属する。主要なコムーネ(人口8000人以上)は下表の通り。左端の数字はISTATコードを示す。人口は2011年1月1日現在[1]。 右の地図中の番号は、コムーネのISTATコード下3桁を示す。
交通島の南北を貫く道路・鉄道の幹線交通路が、いずれも県内を通過する。 道路![]() サルデーニャの二大都市であるカリャリとサッサリを結ぶ幹線道路 SS131(国道131号「カルロ・フリーチェ」)が、県都サンルーリを通過している。
鉄道
文化・観光![]() バルーミニにあるヌラーゲ遺跡スー・ヌラージは、世界遺産に登録されている。 脚注
外部リンク
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