メディオ・クデージョ
メディオ・クデージョ(Medio Cudeyo)は、スペイン・カンタブリア州のムニシピオ(基礎自治体)。トラスミエーラ郡に属する。 地理メディオ・クデージョは州都サンタンデールから15kmの距離に位置する。 隣接自治体は、北がマリーナ・デ・クデージョ、東がエントランバサグアス、南がリエルガネスとリオトゥエルト、西がビジャエスクーサである。 主要な川はミエーラ川、クボン川、パマネス川がある。 集落メディオ・クデージョには10の集落がある。太字は自治体中心地区。
人口
歴史メディオ・クデージョには、ピコ・カスティージョやカスティルネグロなどにカストロ遺跡が残されている。 1823年、ソラーレス地区のマナンティアル・デ・フエンカリエンテ温泉が広く知られることとなり、グラン・オテル・バルネアリオ・デ・ソラーレス(湯治用宿泊施設)が設立され、健康にいい水を求めて多くの中産階級が訪れ、街は発展していった(カジノの設立、観光施設の建設、鉄道開通など)。 18世紀後半から、ペーニャ・カバルガ山にある鉄鉱山開発によって様々な産業が起こされ、1892年にはサンタンデールと結ぶ鉄道も開通した。 メディオ・クデージョは、カンタブリアで最も発展した地域の中にあり、またソラーレス地域の観光業や鉱工業の発展、そして交通の要衝でもあるという地理的条件によって、経済的に大きく発展した。 経済住民の27.2%が第一次産業に、13.9%が建設業に、51.1%が工業に、18.9%が第三次産業に従事している。 政治自治体首長はカンタブリア国民党(Partido Popular de Cantabria)のマリア・アントーニア・コルタビタルテ・タソン(María Antonia Cortabitarte Tazón)[4]、自治体評議員はカンタブリア国民党:7、カンタブリア地域主義党(PRC):4、カンタブリア社会党(Partido Socialista de Cantabria-PSOE):2となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[5]。
司法行政メディオ・クデージョはメディオ・クデージョ司法管轄区に属し、同管轄区の中心自治体である[12]。 史跡・名所メディオ・クデージョにはカンタブリア州指定文化財が3か所ある。
出身著名人
脚注
外部リンク |
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