メフィスト評論賞

メフィスト評論賞(メフィストひょうろんしょう)は、講談社が主催し、同社の文芸雑誌『メフィスト』において募集・発表された公募の評論賞である。2019年に開催された。メフィスト賞受賞作家の作品(メフィスト賞受賞作に限らない)を題材とした評論が原則。またメフィスト賞とからめた、ミステリー評論の枠を広げるような果敢な試みも歓迎している。発案には法月綸太郎の働きかけがあった[1]

受賞作

受賞作の他にも埋もれさせるには惜しい作品があったため、正賞に加えて法月賞と円堂賞が発表された[2] 。受賞した3作は『メフィスト』2019 VOL.3に掲載された。

  • メフィスト評論賞:琳「ガウス平面の殺人――虚構本格ミステリと後期クイーン的問題――」
  • 法月賞:坂嶋竜「誰がめたにルビを振る」
  • 円堂賞:孔田多紀[注 1]「蘇部健一は何を隠しているのか?」[3]

選考委員

注釈

  1. ^ 古川欧州より改名。

出典

  1. ^ 「メフィスト評論賞」創設記念対談 円堂都司昭(評論家)×法月綸太郎(作家・評論家)|webメフィスト|講談社文芸第三出版部”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2025年6月15日閲覧。
  2. ^ メフィスト評論賞 法月綸太郎×円堂都司昭 選考対談【後編】”. tree. 講談社. 2025年6月17日閲覧。
  3. ^ 『メフィスト 2019 VOL.3』(講談社 文芸第三出版部)”. 講談社. 2025年6月15日閲覧。

外部リンク

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