ヤクブ・スラデック
ヤクブ・スラデック(Jakub Sládek、1990年2月17日 - )は、チェコ・プラハ出身のプロ野球選手(内野手)。現在は、チェコの国内リーグであるチェコ・エクストラリーガのコトラーカ・プラハに所属している。 日本球界ではヤコブ・スラデックと表記され、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」ではヤクブ・スラーデクと表記された[1]。 経歴チェコ球界時代2007年にチェコ国内リーグであるチェコ・エクストラリーガのテゴラ・タイタンズと契約を結んだ。 ドイツ球界時代2008年1月31日にフィラデルフィア・フィリーズと契約した[2]が、この年はドイツの国内リーグである野球ブンデスリーガのレーゲンスブルク・レギオネーレでプレー。 フィリーズ傘下時代2009年6月23日にフィリーズとマイナー契約で再契約し、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズで9試合に出場したが、打率.188と結果を残せず[3]、7月21日に放出された[2]。9月には第38回IBAFワールドカップのチェコ代表に選出されている。 チェコ球界復帰2010年はチェコ・エクストラリーガのコトラーカ・プラハと契約を結び、3年振りにチェコ球界に復帰した。同年はリーグ3位タイとなる4本塁打を記録した[4]。7月には第31回ヨーロッパ野球選手権大会のチェコ代表に選出され、10月には第17回IBAFインターコンチネンタルカップにも出場している。 2011年は故障で15試合の出場にとどまり[4]、この年限りで退団した。 日本球界時代2012年3月21日に、日本の独立リーグであるベースボール・チャレンジ・リーグの石川ミリオンスターズと契約を結んだ事が発表された[5]。主に代打として24試合に出場したが、打率は.254、本塁打は1本も打てず[6]、シーズン途中の8月11日に自由契約となった[7]。シーズン中には第31回ヨーロッパ野球選手権大会のチェコ代表に選出されている。 2度目のチェコ球界復帰2012年9月に第3回WBC予選のチェコ代表に選出された[4]。 2014年からプラハに復帰。43試合の出場で19本塁打を記録し、最多本塁打のタイトルを獲得[4]。9月3日には第33回ヨーロッパ野球選手権大会のチェコ代表に選出された[8]。 2015年開幕前には「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の暫定メンバーになっていたものの、正式メンバーには選出されなかった。しかし、リック・バンデンハークとアンドリュー・ジョーンズが出場辞退したため、急遽オランダ代表のマイク・ボルセンブロークと共に追加メンバーとして選出された[9]。チェコ人では初の選出となったが、出場機会はなかった。シーズンでは35試合の出場で15本塁打を放ち、2年連続で最多本塁打を記録。またリーグ史上最年少(25歳)で通算50本塁打を記録した[4]。シーズン中の6月24日に2015年夏季ユニバーシアードの野球チェコ代表に選出され[10]、8月25日には第4回WBC予選を見据えた強化合宿である「野球チェコ代表 2015 USAツアー」のチェコ代表に選出された[11]。 2016年3月9日に第4回WBC予選のチェコ代表に選出された[12]。 選手としての特徴
詳細情報代表歴
脚注
関連項目外部リンク
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