ヤンネ・ウィルマン
ヤンネ・"ウォーマン"・ウィルマン (Janne "Warman" Wirman、本名:ヤンネ・ヴィルヤミ・ウィルマン (Janne Viljami Wirman)、1979年4月26日 - )は、フィンランドのヘヴィメタルミュージシャン (キーボーディスト)。メロディックデスメタルバンド、チルドレン・オブ・ボドム、及びサイドプロジェクト、ウォーメン(WARMEN)のキーボーディスト[注釈 1]として著名。 略歴![]() 1979年にエスポーで生まれ、5歳からピアノを始める。最初は、クラシック音楽の演奏ばかりで少し嫌になったため、レッスンをやめ父親にピアノを教わっていた[1]。その後、10歳からジャズとポップ・ミュージックの学校に通うようになり、6年間学んだ[1]。その後は、主にジャズの演奏を行っていた。1997年に、学友のヤスカ・ラーチカイネンに誘われてチルドレン・オブ・ボドムに加入。加入までは、前述のジャズの演奏が主で、ヘヴィメタルに触れることはほとんどなかったという[1]。当初は1stアルバム『Something Wild』のレコーディング時のみの参加であったが最初のセッションの成功もあって、すぐに正式メンバーとなる[1]。チルドレン・オブ・ボドムの中心メンバーのアレキシ・ライホは、最初のセッション時のこと振り返って、「Lake Bodom」(『Something Wild』収録)が素晴らしかったと述べている[1]。また、この時ヤンネがソロを即興演奏で弾いたところ、チルドレン・オブ・ボドムのメンバーはかなり驚いたとも語っている[1]。以降、チルドレン・オブ・ボドムのキーボーディストとして活動を続けていた。 2019年12月15日のヘルシンキでのライブを最後にヘンカ・ブラックスミス、ヤスカ・ラーチカイネンと共にバンドを脱退した[2]。脱退する3名は、第一線を退き、生活の方向性を変えるとのことである[2]。 2000年には、サイドプロジェクトとしてネオクラシカルメタルバンド、ウォーメンを結成。4枚のアルバムをリリースしている。 2001年にはドイツのパワーメタルバンド、マスタープランに参加。1stアルバム『Masterplan』に参加した。当初は、ストラトヴァリウスのイェンス・ヨハンソンに参加の依頼が出されたが、イェンスが多忙のためヤンネが代わりに参加した。1stアルバムレコーディング後、バンド側はヤンネに正式加入を要請したがチルドレン・オブ・ボドムで活動を続けるために正式加入はしなかった。マスタープランには、アクセル・マッケンロットがキーボーディストとして加入している。 また、2002年からはストラトヴァリウスのティモ・コティペルトのソロプロジェクトであるコティペルトにも参加している。 実弟に、ギタリストのアンティ・ウィルマンがいる。アンティは、ヤンネと共にウォーメンで活動している。また、フィンランドのデスラッシュバンド、ザ・スコージャーでも活動していた。 尊敬するミュージシャンにストラトヴァリウスのイェンス・ヨハンソンを挙げており、親交もある[1]。 ディスコグラフィーチルドレン・オブ・ボドム
ウォーメン
コティペルト
マスタープラン
注釈
脚注外部リンク |
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