ユージェニー・オブ・ヨーク
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ユージェニー王女(Princess Eugenie、全名:ユージェニー・ヴィクトリア・ヘレナ(Eugenie Victoria Helena)、 1990年3月23日 - )は、イギリス王室の成員で、ヨーク公アンドルー王子とセーラ・ファーガソン(1996年に離婚)の次女。チャールズ3世国王の姪。 英国王位継承順位は2歳年上の姉のベアトリス王女、姪のアテナ・マペッリ・モッツィに次ぎ、現時点(2025年4月現在)では12番目にある。父親似の姉ベアトリスに対して、母親似と言われる。誕生から結婚前まではユージェニー・オブ・ヨーク王女(Princess Eugenie of York)と呼ばれた。2018年に結婚後は、ジャック・ブルックスバンク夫人ユージェニー王女(Princess Eugenie, Mrs Jack Brooksbank)と称されている[1]。 略歴出生ロンドンのポートランド病院で生まれる。“ユージェニー”という名前は、ヴィクトリア女王の孫でスペイン王妃であったヴィクトリア・ユージェニー・オブ・バッテンバーグに由来するものである。王の男系の孫であるため、公式に"Princess"(王女)の称号と“Her Royal Highness”(殿下)の敬称を付される。 教育2003年より、ウィルトシャーにあるマールボロ・カレッジで学んでいるが、2007年に受験した大学入学資格試験の前段階であるASレベル試験で、政治学、美術史、芸術の3教科で「A」、英語で「B」を獲得するなど、姉と同様に優秀な成績を修めている[2]。 2009年9月よりニューカッスル大学に入学し、英文学・美術史・政治学の3分野を専攻することが発表された。 結婚と家族2018年1月22日、バッキンガム宮殿(王室)は、ユージェニーとジャック・ブルックスバンクの婚約を発表した。2人はスイスのヴェルビエでの休暇で出合い交際していた[3]。婚約発表時ユージェニーは王位継承順位が8位だったので[注釈 1]、2013年王位継承法の下では女王に結婚の許可を求める必要はなかった[4]。結婚式は同年10月12日、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われた[5]。 2021年2月9日8時55分(現地時間)に長男・オーガスト・フィリップ・ホーク[6]、2023年5月30日午前8時49分(現地時間)に次男・アーネスト・ジョージ・ロニーを出産。 称号および敬称
その他
脚注注釈
出典
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