ヨドバシカメラ新宿西口本店
ヨドバシカメラ新宿西口本店(ヨドバシカメラしんじゅくにしぐちほんてん)は、東京都新宿区西新宿一帯にある家電量販店・ヨドバシカメラの本店である。 概要「リパブリック讃歌」の替え歌「ヨドバシカメラの歌」の一節「新宿西口駅の前」の名の通り、新宿駅西口一帯(旧東京市淀橋区淀橋)の広い範囲に店舗を展開している。 ヨドバシ梅田やヨドバシAkibaのような巨大な複合商業施設の核テナントとして入居する近年の出店スタイルとは異なり、マルチメディア館北館・南館・東館、トラベル館、カメラ館、プリント館、修理・フィルム館、携帯アクセサリー館、ゲーム館、ホビー・おもちゃ館、ガシャポン館、時計総合館、携帯・スマートフォン館の13館体制となっている。開業以来の店舗(本店)は現在のマルチメディア東館に相当し、1980年代以降の規模拡大に伴い周辺のビルを買収、複数のビルを1棟の店舗ビルにまとめて改築するなどを繰り返し、売り場も度々変化した(旧時計総合館は現フィルムプリント館、旧OA総合館は現時計総合館等)。また、マルチメディア館は旧本店とその周辺建物を買収・連結させたものであり、床面高さが異なっている部分は緩やかなスロープで繋がっている[1]。 2018年頃までは時計総合館隣のヨドバシビル5Fにアダルトソフト売場があったが、現在は閉鎖している。 カメラ売場がマルチメディア館東館1階、カメラ館、修理・フィルム館、プリント館の4館に分散するなど、同じジャンルの商品であっても複数の建物に売場が分かれていることがある[2]。 同様の手法で売り場面積の拡大を行ってきたエディオン広島本店は、2010年代以降新館の建設と売り場の集約を図っており、大きく様変わりを見せている。 最大規模を誇るマルチメディア北館はかつては立体駐車場付きオフィスビルだったものを、1998年以降にフロアを買収し、それと共に徐々に規模を拡大。当初は1階開口部も部分的、店舗も3階程度までだったが、地下1階地上8階全館に売り場を拡大し、当初なかったエスカレーターも新設された。 最も新しく開店した携帯・スマートフォン館は、新宿高速バスターミナルが入っていたMY新宿第二ビルを取得して順次リニューアルした店舗であり、2階にはヨドバシカメラとしては珍しいアウトレット品を揃えたコーナーがあった(2022年1月現在閉店)[3][4]。長期的な予定として、MY新宿第二ビルを取り壊して高層ビルに建て替え、さらには複数の建物に分散している売り場を約4万平方メートルの売り場に集約するという計画がある[5]が、2023年現在具体化していない。 なお、ヨドバシカメラは新宿東口にも「マルチメディア新宿東口」を出店している。また、かつては新宿西口駅近くに「新宿西口大ガード店」があったが、2005年8月28日に閉店した[6]。 当店はヨドバシカメラの本店となっているが、売場面積は後に開業した「マルチメディア」を冠する店舗、特にヨドバシ梅田より小さい。 店舗・フロア構成(2022年1月現在) マルチメディア館北館 (国際航業新宿Kビル)
南館・東館
トラベル館
カメラ館 (フジサワビル・桑原ビル)
プリント館 (116ビル)
修理・フィルム館
携帯アクセサリー館 (AIビル)
ホビー・おもちゃ館
ゲーム館 (河野ビル)
ガシャポン館 (第二冨士ビル)
時計総合館 (YKビル・ヨドバシビル (旧・中山ビル))
携帯・スマートフォン館 (ヨドバシ新宿西口駅前ビル (旧・MY新宿第二ビル))
ギャラリー
アクセス
脚注
外部リンク |
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