ラス・アーウィン
ラス・アーウィン(Russ Irwin、1968年5月3日 - )は、ニューヨーク出身のアメリカ人シンガーソングライター、音楽プロデューサー、映画音楽作曲家、マルチ奏者。エアロスミス、スティング、ブライアン・アダムス、ミートローフ、フォリナー、チープ・トリック、ジョー・ボナマッサ、カート・スミスなど様々なアーティストたちと共演してきた。 アーウィンは、ニューヨーク大学で音楽ビジネスとクラシック・ピアノを学び、ジャズ・ピアノのためニュー・スクールにも通った。1991年、チャールズ・コッペルマンとSBKレコードで契約し、フィル・ラモーンがプロデュースしたセルフタイトル・アルバム(邦題は『愛のプレゼント』)が同年末にリリースされた。このアルバムはビルボードのヒートシーカーズ・チャートにおいてデビューを果たし、シングル「My Heart Belongs to You」がBillboard Hot 100で28位を記録[1]。「I Need You Now」がラジオ&レコーズ・ロック・チャートで36位を記録した。1992年、アーウィンは自身のバンドでツアーを行い、ロクセットのオープニング・アクトを務めた。 1990年代半ば、アーウィンはティアーズ・フォー・フィアーズのカート・スミスをフィーチャーしたバンド、メイフィールドで演奏するようになり、エアロスミス(1997年-2014年)、スティング(2000年-20014年)、ブライアン・アダムス(2002年)、チープ・トリック(2012年)、ジョー・ボナマッサ(2016年)[2]のキーボーディスト、ボーカリスト、ギタリストとしてツアーに参加するようになった。また、ジェフ・ベック、ジョン・フォガティ、マルーン5、ジョニー・ラング、スラッシュ、ダンカン・シーク、アラン・パーソンズ、ジェシカ・シンプソンらとライブで共演。2008年、アーウィンはクリス・ボッティのDVD『クリス・ボッティ・イン・ボストン』に出演した。 アーウィンはエアロスミス、フォリナー、スコーピオンズ、そしてミートローフの『地獄のロック・ライダー3〜最後の聖戦!』に曲を提供している。2006年、アーウィンはクレイ・エイケンのシングル「I Want to Know What Love Is」をプロデュース。2012年には、アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』に収録されたエアロスミスのアダルト・トップ40ヒット「What Could Have Been Love」(21位)や、日本人アーティスト平子理沙の「Lollipop」(CD付き写真集『VEGAS Risa Hirako』収録)を共作。2012年には自身2枚目のソロ・アルバム『Get Me Home』をリリースし、エアロスミスのスティーヴン・タイラーとブラッド・ウィットフォード、クリス・ボッティ、ストーン・テンプル・パイロッツのディーン・デレオをゲストに迎えた。 私生活アーウィンの元ガールフレンドであるキャロル・ラジウェルは、2012年に彼の曲「Manhattan」のビデオへ出演している[3][4]。彼は『The Real Housewives of New York City』に時々出演していたが、彼女もこのリアリティ番組に出演している[5]。 ディスコグラフィソロ・アルバム
プロデューサー/ソングライター参加アルバム
脚注
外部リンク |
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