ランボルギーニ・カラ
ランボルギーニ・カラ(Lamborghini Calà、イタルデザイン・カラとしても知られる)はイタルデザイン・ジウジアーロによってデザインされたランボルギーニのコンセプトカーである。 概要1995年のジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトカー[1]。カラという名前は北イタリアのピエモンテ語に由来し、「あそこを見て!」という意味を持つ[2]。 カラはジャルパの後継として開発され、後にディアブロの後継かつガヤルドの前身と呼ばれるようになる。クライスラーがランボルギーニをメガテックに売却した1994年にカラのデザインは形になったが、後にメガテックがランボルギーニをフォルクスワーゲングループに売却した際、クライスラーの要請によって開発計画が白紙になり、量産には至らなかった。 ジャルパの生産終了から15年後、カラの仕様を反映したガヤルドが、ジャルパの後を継ぐ形で2003年のジュネーブ・モーターショーで発表された。2013年、イタリアで開催されたランボルギーニの創立50周年を祝うイベント「グランデ・ジロ・ランボルギーニ・50°アニヴェルサリオ(略してグランド・ツアー)」において、カラが075のゼッケンを付けルーフを外した状態で参加した。 現在はイタリアにあるランボルギーニ・ミュージアム(ムゼオ・ミュージアム)にゼッケンがついた状態で展示されている。 設計と仕様機構面は1987年に発表したランボルギーニ・P140コンセプトの流れを汲んでおり、400PSの最高出力を発揮する4.0 L V型10気筒エンジンを搭載する。ミッドシップ後輪駆動の6速MT、アルミシャーシにカーボンファイバーボディという組み合わせで、最高速度は291km/h、0-100km/hタイムは5秒未満。 ボディカラーは黄色で、ミウラのヘッドライトやカウンタックのワイドスクリーンなど、ランボルギーニを代表する車種からインスピレーションを受けた丸みを帯びたデザインが特徴である。ルーフは脱着式のタルガトップになっている。 外部リンク参照
脚注注釈出典
関連項目
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