ルイス・ゴンサレス (1992年生の投手)
ルイス・ウンベルト・ゴンサレス(Luis Humberto Gonzalez、1992年1月17日 - )は、ドミニカ共和国バルベルデ州マオ出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。MLBのボルチモア・オリオールズ傘下所属。愛称はエル・ゴンジー[1]。 NPB初の「ゴンサレス」表記の選手である。 経歴プロ入りとフィリーズ傘下時代2010年2月にフィラデルフィア・フィリーズと契約しプロ入り。 オリオールズ傘下時代2013年7月18日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[2]。 2014年はA級デルマーバ・ショアバーズで17試合に登板して6勝4敗、防御率4.83という成績を残した[2]。 2015年から2017年まではA+級フレデリック・キーズに所属し、2015年は6勝11敗、防御率6.88、2016年は1勝2敗、防御率3.13、2017年は6勝2敗、防御率2.47という成績を挙げた[2]。 2018年はAA級ボウイ・ベイソックスに昇格。リーグのオールスターにも選出されるなど活躍し、後半はAAA級ノーフォーク・タイズに昇格。14試合に登板して防御率5.04の成績を残した[2]。 2019年はAA級ボウイとAAA級ノーフォークでプレーしたが、合計38試合に登板して、3勝5敗、防御率6.89と苦戦し、メジャーには届かぬまま、オフの11月4日にFAとなり退団した[2]。 中日時代2019年12月6日に中日ドラゴンズと契約を結んだ[3]。球団から前年度セットアッパーとして活躍し、MLBに移籍したジョエリー・ロドリゲスの後任を期待され、背番号もロドリゲスが着けていた「57」に一度決まるも、その後自ら希望して「53」に変更した。ゴンサレスはその理由を「マイナー時代にロドリゲスの48番を引き継いだので、今回は自分の番号にしたかった」と明かしている[1]。 2020年は開幕一軍入りを果たし、中継ぎとして28試合に登板した。ナゴヤドームでは13試合に登板して防御率0.75と安定感を見せたが、ビジターゲームでの登板では投球に精彩を欠いた。オフの11月8日にソイロ・アルモンテ、エンニー・ロメロ、サンディ・ブリトー、モイセ・シエラと共に翌年の契約を結ばない事が球団より発表された[4][5]。 ジャイアンツ傘下時代2021年1月20日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[6]。AAA級サクラメント・リバーキャッツで20試合に登板したが、防御率7.36と結果を残せず、8月7日に自由契約となった[2]。 イタリア球界時代2022年はイタリア・セリエAのウニポルサイ・フォルティトゥード・ボローニャでプレー。10試合に登板して防御率2.01、40奪三振を記録した[7]。 メキシカンリーグ時代2023年4月24日にメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズと契約した[8]。39試合に登板して2勝0敗、防御率1.69という好成績を挙げた[7]。 オリオールズ傘下時代2023年10月6日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[2]。 選手としての特徴・人物最速156km/hの速球と高速スライダーが特徴[1]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia